『漢字パズル - 頭の体操アプリ』のレビューと序盤攻略
- 頭を柔らかくして挑戦!漢字に特化した脳トレアプリ
- 難易度は全部で3段階!全330問の問題にチャレンジしよう
- ゲームの流れと遊び方をチェック
- 序盤攻略のコツ
- 『漢字パズル - 頭の体操アプリ』のレビュー
目次
頭を柔らかくして挑戦!漢字に特化した脳トレアプリ
ひと味違ったアプローチが楽しめる!無料漢字パズルで遊んでみよう
『漢字パズル - 頭の体操アプリ』は、Kohei Natoriが配信しているスマートフォン向け脳トレアプリです。
タイトルの通り、頭の体操を目的としている本作では、漢字に特化した脳トレが楽しめます。プレイヤーは全部で4つのジャンルから好きなものを選んでチャレンジできます。
漢字の脳トレアプリは多数配信されていますが、このゲームはクイズ的な要素もあり、楽しみながら学習できます。頭を柔らかくしながら取り組んでみましょう。
アプリ内の課金などが一切無く、ダウンロードからプレイまで完全無料で遊ぶことができます。
2字熟語や共通部首など4つのジャンルから選んで挑戦
問題のジャンルは「推理 2字熟語」「バラバラ漢字」「慣用句」「共通部首」の4つです。
「推理 2字熟語」では重なった2字熟語の漢字が何かを推理したり、「バラバラ漢字」では部位ごとにバラバラに配置された漢字が何かを当てたりとクイズのような問題が楽しめます。
対して「慣用句」や「共通部首」は、知識を問う要素が強いため、勉強として取り組みたい人にもおすすめです。
どのジャンルで遊んでもプレイヤーの自由なので、問題のスタイルをチェックしつつ好きなテーマで遊んでみましょう。
シンプルな操作と設計で誰でも遊びやすい
ゲームでは、「出題」→「答えを考える」→「答えを見る」の3ステップで1問が完結します。選択肢をタップして正否を問うスタイルではないので、分からない問題があってもサクサク進められます。
操作はタップのみの簡単な設計です。アプリ自体がシンプルな作りであり迷うことなく進められるので、高齢者にもおすすめです。電車などの隙間時間で眺めるだけでもチャレンジできるので、ぜひ取り組んでみてください。
難易度は全部で3段階!全330問の問題にチャレンジしよう
それぞれのジャンルには「やさしい」「ふつう」「むずかしい」の3段階で問題が用意されています。
「推理 2字熟語」「バラバラ漢字」「慣用句」では各30問ずつの合計90問、「共通部首」では各20問ずつの合計60問が出題されるので、全てに挑戦できるよう取り組んでみましょう。
なお難易度はどれから選んでもOKです。ある程度漢字に自信のある人は「ふつう」や「むずかしい」から遊んでみてもおすすめです。
ただしステージは答えをチェックすると次のステージが解放される仕様です。1番最初に遊ぶ際は1から順に取り組みましょう。1度解放したステージはいつでも再挑戦できます。忘れたころに再び挑戦してみても良いでしょう。
問題をシェアしてみんなで考えてみてもOK
1人でコツコツ取り組んでも楽しめますが、友達や家族と一緒に考えながら遊んでも楽しめます。知識を出し合って正解を競いましょう。
アプリ内には問題中に登場する「シェア」ボタンがありますが、2019年1月時点ではタップしても機能しない仕様になっているので注意が必要です。
毎日コツコツ解いて漢字に親しもう
問題数が豊富なので、毎日コツコツ取り組みたい人にもおすすめです。繰り返しアプリで遊ぶことで、漢字に親しむきっかけにもなるので、頭の体操を兼ねてチャレンジしてみましょう。
腰を据えてじっくり取り組みたい場合、ジャンルによっては、隣にメモを置きながら実際に書いてみると、よりスムーズに問題を解くことができます。
ゲームの流れと遊び方をチェック
アプリを起動するとタイトル画面が表示されます。設定などの項目は一切無く、シンプルにゲームのみ遊べる仕様なので迷うことなく進めます。
まずは4つのジャンルから遊びたいものを選びましょう。どれから選んでもプレイヤーの自由です。
難易度は「やさしい」「ふつう」「むずかしい」の3段階です。遊びたいレベルが決まったらタップして先へ進みます。
ステージは「共通部首」が各難易度20問ずつ、それ以外が各難易度30問ずつ用意されているので、順番に取り組んでみましょう。1つステージの解答を見るごとに、次のステージが解放されるので、まずはステージ1からスタートします。
ここからは各ジャンルの詳しい内容を説明します。どのジャンルもルール自体は簡単なので、気構えずにチャレンジしましょう。
推理 2字熟語
「推理 2字熟語」では、黒い文字と白い文字で重なっている2字熟語が何なのかを推理します。2字熟語のうち、前の部分にある字が後列の黒文字、後ろ部分にある字が前列の白文字で表示されているので、形を見ながらじっくり考えてみましょう。
自分なりに解答を出したら「答え」をタップして答え合わせをします。白文字の部分がオレンジで着色され、後ろに「希」、前に「望」という字が重なっているのが分かります。
難易度が上がると、文字の向きが横になったり下になったりとランダムに表示されるので、しっかりと特徴を見極めましょう。
答えをチェックしたら「次へ」をタップして進みます。選択肢を選ぶ必要がないので、不正解によって足止めを食うこともありません。
バラバラ漢字
「バラバラ漢字」は、1つの文字を構成するパーツが分解された状態で示される問題です。パーツの位置を正しい場所に戻すと浮かび上がる文字が何なのかを考えましょう。
この場合は「白」を「木」の上に設置すると答えが見えてきます。残りの点々部分を「白」の横に当てはめて、「楽」という字の完成です。いろいろなパーツを組み合わせて、取っ掛かりを掴みましょう。
難易度が進むにつれて登場する漢字も若干難しくなりますが、読めないほど難しいものはなく、普段使っている漢字ばかりです。しっかりと考えると分かるので、気軽に挑戦してみてください。
慣用句
「穴うめ慣用句」では、2つ提示された慣用句のうち、抜けている部分に共通する漢字を考えます。
慣用句を知らなければ答えにくい、知識を問うスタイルの問題なので、あまり自信がない人はこのゲームを通して覚えておくと良いでしょう。
解答では、問題として登場する慣用句の意味をそれぞれ解説してくれます。自分の思っていた意味と同じか、これを機会に見直してみてもおすすめです。
共通部首
共通部首では、5種類の文字に共通して使われている部首を求めます。それぞれの漢字を手掛かりに、どんな部首が当てはまるか考えましょう。
ひと口に部首と言ってもさまざまなものがあります。214種類存在する部首から、全てに共通するたった1つの部首を探してみましょう。
上下左右のどこに何の部首が当てはまるのか、表示されている漢字で作れる文字は何なのかをしっかりと考えて取り組んでみてください。
序盤攻略のコツ
基本的にどういうスタイルで遊んでも問題ありませんが、毎日コツコツ続けていくのであれば、どのジャンルに挑戦するにしても「やさしい」から問題に慣れていくのがおすすめです。簡単な漢字から問題に親しむことで、ひらめきが生まれやすくなります。
ただ本作では、先述したように、難易度が上がるにつれて難読漢字がたくさん登場するというわけではありません。普段使っている漢字の中から、パッと見て思い浮かびにくいものを中心に「むずかしい」が構成されているので、それほど構えずに上のランクに挑戦してみてください。
ただし「慣用句」に関しては、ある程度知識がないと答えられない上、難易度が上がるとあまり一般的ではない慣用句も登場するので、知識をつけるつもりで遊んでみましょう。
『漢字パズル - 頭の体操アプリ』のレビュー
非常にシンプルで遊びやすいアプリです。選択肢を選ばずステージが進行するので、サクサク進めやすく、勉強としても遊びとしても使えます。過剰な広告表示もないので、毎日コツコツ続けたい人にもおすすめです。
シェアボタンが上手く機能していないところは改善が必要かと思いました。SNSなどで友達とシェアしたい場合は、キャプチャーを利用するなどして遊んでみましょう。
総合評価 3.9
記事画像:著者撮影