王道RPGの牙城を築いたFFシリーズがアプリゲームになった
初めてプレイしたロールプレイングゲームがドラクエという人も多いはず。歴史も権威もあるそんなドラクエに対抗するかのようにしてリリースされたのがファイナルファンタジー(FF)でした。宮本武蔵と佐々木小次郎、読売ジャイアンツと阪神タイガース、ドラクエとFFというくらいゲームファンを2分したかもしれません。いまやドラクエもFFも同じ会社となってしまいましたが、ファミコン時代に旧スクエアからリリースされたFFの1から3はまさに名作です。そんな名作がアプリゲームとして遊べる時代に感謝しつつ、その概要を紹介していきたいと思います。
いまの残る名作FFの1・2・3のリメイクゲームアプリ
FINAL FANTASY
1987年に登場したFFの第1作目のリメイクゲームアプリです。当時サイドビュータイプの戦闘シーンは馴染みがなく躊躇した覚えがありますが、敵キャラクターの奥行きなど戦略性の高さがこのころからありました。ストーリーは光の戦士となってクリスタルの輝きをとりもどすべく冒険に出るというストーリーです。フィールド移動でコマンド選択式の戦闘と、ロールプレイングゲーム初心者にもおすすめのゲームアプリです。
FINAL FANTASYII
1988年に登場したFFの第二作目のリメイクゲームアプリです。このころから猫も杓子もRPGを制作リリースしていましたが、みな似たり寄ったりなものでした。そんな中、戦争孤児となった主人公4人を中心とした帝国軍と反乱軍のストーリーは非常におもしろく、さらにレベルという従来のRPGの固定観念をなくした熟練度システムはとても斬新でした。いまプレイしても主人公たちの成長のさせかたはプレイヤーしだいという、当時としてはユニークでありつつも現代でも通じるおもしろいゲームアプリです。
FINAL FANTASYIII
1990年位登場したFFの第三作目のリメイクゲームアプリです。ファミコンでは最後のFFですが、ファミコンとは思えないゲーム内容の充実さゲームシステムでした。クリスタルに選ばれた少年たちが冒険をしていくという、前設定があまりないストーリーですが、ゲームを進めていくうちにその重厚なストーリーに引き込まれていきます。召喚システムによって召喚モンスターが敵を攻撃するという爽快な演出は当時の男の心を鷲掴みにしました。さらに、ジョブチェンジという職業を変えるシステムが斬新で、いまプレイしても何度も楽しめるゲームアプリです。
FFという名作は世代を超えてもおもしろいゲームアプリ
つい熱く語ってしまったFFですが、いまプレイしてもやはり面白いですね。ドラクエのすごさはゲームシステムを一貫しつつも面白さを維持したところ、FFのすごさはゲームシステムをいつも一新しつつも面白さを失わなかったところではないでしょうか。過去から今に残るファミコン時代のFFをぜひゲームアプリでも楽しんでほしいと思います。