- pixivコミックとは?
- pixivコミックをおすすめする理由
- 「投稿作品」をチェックしよう
- お気に入りの作品が見つかったら
- 投稿する側にもメリットが
- 隠れた良作が見つかるかも&商業デビューできるかも
目次
(画像:筆者撮影)
pixivやニコニコ静画、LINEマンガインディーズなど、ユーザーが自由に漫画を投稿できる場が増え、漫画家デビューの敷居は随分と低くなりました。こうした場からドラマ化、アニメ化した作品も多数あります。
原稿のデジタルデータさえあれば気軽に投稿でき、投稿も投稿作品の閲覧も基本的に無料なので、描き手読み手双方にメリットがあるのも魅力です。
投稿漫画を読めるアプリは複数ありますが、今回は「pixivコミック」をご紹介します。
pixivコミックとは?
(画像:筆者撮影)
ユーザー数2800万人を超える漫画・イラスト投稿サイト「pixiv」の中でも、漫画の閲覧に特化したアプリです。
読める漫画は4000作品以上、漫画の投稿は一日に1200件。月間更新作品は400作品以上にのぼります。
作品の投稿はPC版pixivから行います(画像データはサイズが大きいので、投稿はどのアプリでもPCから行うのが一般的です)。
pixivコミックをおすすめする理由
他にも投稿作品が読めるアプリはあるのに、なぜpixivコミックをおすすめするかをご説明します。
インストールにあたり権限が要らない
連絡先や通話履歴など、漫画を閲覧するために必要と思えない情報へのアクセス許可が不要で、不慮の情報漏洩など、セキュリティーの観点から安心です。
PC版pixivと連動できる
PC版のpixivIDを持っていれば、フォローしているユーザーなどの情報をアプリで共有することができ、更新情報を通知でお知らせしてくれたり、作者にメッセージを送ったりすることができます。
閲覧だけなら登録は不要です。
制限なし&ポイントなし
一日に無料で読める作品数に上限がありません。気になる長期連載もガンガン読み進むことができます。
「投稿作品」をチェックしよう
(画像:筆者撮影)
アプリのトップに、「公式作品」と「投稿作品」というふたつのタブがあります。
「公式作品」には2種類あり、ひとつはpixivと提携している出版社から全部または一部が提供されている作品。「あんさんぶるスターズ!」や「文豪ストレイドッグス」などが該当します。もうひとつはpixivコミック限定公開の「公式連載」作品。「ヲタクに恋は難しい」「うさぎは正義」などです。
ユーザーが投稿した漫画が読めるのは「投稿作品」から。トップページには、pixivに投稿された漫画から、編集部のオススメや注目作品がまとめられています。
すでにPC版pixivなどでお気に入りの作品が見つかっているのであれば、「みつける」→「作品タイトルで検索」から検索。特に作品など決めず、「ミステリー漫画が読みたいなあ…」というような場合は「カテゴリでみつける」から探してみましょう。
縦スクロールでさくさく読めます。
お気に入りの作品が見つかったら
(画像:筆者撮影)
作品を読み、「面白かった!」と思ったら、「いいね!」を押して感動を伝えましょう。
また、作者を「フォロー」すれば、新作がアップされると通知が届きます。また、twitterなどのSNSでシェアすることもできます。フォロワーにオススメ作品を知らせましょう。
更に、「感想を送る」から作者に直接メッセージを送ることができます。作者にとって一番の励みになりますので、是非積極的に送ってみてください。
※「いいね!」「フォロー」と作者へのメッセージ送信には、pixivIDでのログインが必要になります。
投稿する側にもメリットが
(画像:筆者撮影)
コツコツと投稿を続けていると、「いいね!」されたりフォローされたり、時にはメッセージが送られてくることも。
また、オリジナル作品を投稿するだけで、毎月自動的に「pixivコミック月例賞」にエントリーされます。月例賞とは、pixivコミックが毎月開催している漫画を審査し、優れた作品を表彰するものです。大賞の賞金は10万円。優秀賞は商品券5000円。いずれもアプリに掲載され、記念品も贈呈されます。
投稿時には「オリジナル」タグと「漫画」タグを忘れずにつけましょう。忘れると審査の対象になりません。
大賞受賞作はpixivコミックのトップページのお知らせバナーに掲載され、多くの人に読んでもらえる可能性がアップします。
隠れた良作が見つかるかも&商業デビューできるかも
漫画を描いて報酬をもらえる道は、以前であれば出版社への持ち込みや漫画賞への応募などくらいしかなく、とても狭き門でした。けれど今はpixivなどで誰でも気軽に漫画を投稿することができます。編集者サイドも注目しており、イラストや漫画に関する仕事の依頼を積極的に行っています。
スマートフォンアプリの登場とともに、作品閲覧はさらに手軽になり、たくさんの作品に触れることができます。特にpixivコミックは一日に読める作品数に上限がないので、多くの作品を楽しむことができ、多くのユーザーに作品を見てもらえる可能性があります。
読み手だけではなく描き手も、pixivコミックを有効活用してさらに漫画ライフを楽しみましょう。