『Camera+ Free』はスマートフォンの写真機能を拡張する写真アプリです。
基本操作
写真撮影がデフォルト機能となっておりますが、カメラロールから写真を選択することもできます。
写真撮影画面に入ると、セルフタイマー機能や露出機能など通常のカメラ機能では設定しづらい機能を拡張するメニューが出てきます。
撮影時からデジタルカメラのような設定を施して撮影することが可能になります。
(画像:筆者撮影)
撮影後は、編集機能に移ります。
編集機能では傾き調整やトリミングだけでなく、アナログフィルムにするフィルターや明るさ調整があります。
明るさや色味の調整はカメラに応じたものが多い印象を受けます。
通常の画像加工処理ソフトでよくある色の暖かみ調整についても、カメラの色編集に応じた色合いで編集されます。
編集が終わったらカメラロールに保存することができます。
カメラそのものの拡張が便利
フィルタ加工で既存の写真の色やエフェクトを調整するアプリは多くありますが、カメラ機能そのものを拡張するアプリとして『Camera+ Free 』は便利です。
『Camera+ Free』はプロのカメラマン向けのアプリほどに調整や機能が多彩ではありませんが、スマホのカメラ機能ではちょっと物足りないという方が欲しい機能のみがシンプルにそろっています。
例えば、ピンぼけを調整できるスタビライザーやマクロ機能は、デジタルカメラとほぼ同じ使用感で、タップの位置でフォーカスを調整することができます。
ぼかしの深さを調整することになると時間がかかりますが、ただピントの場所を変えたいだけの方には十分の機能でしょう。
また、一度使った機能設定は次回カメラにも引き継がれます。
小さなお子様の動きを捉えるためのバースト機能や、記念撮影が多い方向けのセルフタイマー機能など、よく使う機能が次に設定不要であるところも便利です。
通常のカメラモードとセットで、二台目の高機能カメラといった使い方をして使い分けすると良いでしょう。
カメラに準じた編集機能の豊富さ
通常の写真加工アプリにある色のフィルタ量は少なめですが、カメラを意識させる微細な色の調整などに手が届く機能が豊富です。
操作性もわかりやすく、バーを左右に振ることで感覚的に写真の色を調整することができます。
さらに、フレーム機能やアナログフィルム機能などを組み合わせれば、実際の写真を現像したかのような仕上がりを手に入れることができるでしょう。
(画像:筆者撮影)
ちなみに、トリミングに対する考え方もカメラ寄りという印象を受けます。
通常の写真加工アプリですと、スマートフォン標準のサイズで撮影してから1:1に切り抜くなどのトリム加工をします。
(画像:筆者撮影)
『Camera+ Free』では、最初からカメラで撮影した写真サイズを意識した縦横比で撮影することができます。
また、レンズを覗いている状態(スマートフォンで撮影しようとしている状態)から、バランスをチェックしつつ縦横比の設定をリアルタイムで変更することも可能。
実際の写真としての美しさを求めたトリミングに対する考え方を採用しているようです。
スマートフォンをデジタルカメラに早変わりさせる『Camera+ Free』
『Camera+ Free』はスマートフォンのカメラ機能や写真編集機能を、デジタルカメラのように拡張する写真アプリです。
スマートフォンをデジタルカメラとして使いたい方、少しだけこだわった写真を撮影したいという方におすすめです。
細かいカメラの知識や難しい編集機能はありませんので、感覚的に使えるところも嬉しいポイントですね。
ランダムで色合いを調整しておすすめのフィルタをかけてくれる機能も楽しいです。
(画像:筆者撮影)
逆にスマートフォン以外のカメラは使ったことがないけれど、より素敵な写真を撮りたいという方は『Camera+ Free』からチャレンジしてみると良いかもしれません。
初心者にも使いやすいカメラ拡張アプリ『Camera+ Free』は、名前の通りスマホのカメラにプラスアルファを手に入れられる無料アプリです。