―あなたはまたしても腹を空かせている…何かを食べなければ死んでしまう!―
「食べないと死ぬ」…至極当たり前なタイトルのついたこのゲームは、「食事サバイバル」とでも呼べばいいのでしょうか。プレイを開始したら、ひたすら、出てきたもの(食べ物とは限らない)を「食べる」か「食べない」かを選んでいくだけ。体力がなくなれば死にますが、食べたものが原因で死んでしまうこともあります、というかほとんどそれがメインです。「2」と銘打たれているとおり、シリーズの2作目となります。死因もよりグレードアップ!?
とりあえずプレイしてみましょう。
「食べる」?「食べない」?
(筆者撮影)
ゲームをスタートすると、出てきたもの(繰り返しますが、食べ物とは限りません)を「食べる」か「食べない」かを選びます。食べたら死ぬであろう確率を表す「危険度」、空腹度合いを表す「おなか」、そしてこれが尽きれば死ぬ、「体力」の3つのパラメーターと、一行コメントを参考に、「食べる」or「食べない」を選んで進みましょう。
(筆者撮影)
運が悪いとこんな感じで死にます。死因「バターが欲しかった」とは…。
「おなか」と「体力」のMAX値は150です。このあたりにつけているのなら、たとえ食べられそうでも、「危険度」の高いものは食べずにスルーする勇気も、長く生き残るには必要となるでしょう。
死ぬことなく無事に「食べた」ら、「おなか」と「体力」のパラメーターが回復します。感想コメントも楽しいのでお見逃しなく。
(筆者撮影)
どう考えても食べ物ではないものも出てきます。けれど、勇気を出して食べると、案外食べられたりもします。「積み木」は文明を感じる味のようです。
「おなか」と「体力」の数値によって姿が変わっていくキャラクターにも注目です。
危険なものだからと食べずにスルーし続けると、体力が危機に陥り、「食べないと死んでしまう!」という状態に。こうなったら危険度がどうあろうと食べられないに決まっているであろうものだろうと、「食べる」しかありません。なんとか食べられても、翌日にまた「これはむりだろ…」というものが出てきたりもしますが…。「食べない」という選択にも勇気が要るのです…。
なお、主人公には脳内人格「タルパ」がおり、彼の力「タルパワー」を使えば、リスクの高いものでも、「じこあんじ」で食べられる気持ちになれたり、あるいは「たんさくがん」で別の食べ物を探してもらったりすることができます。ここぞ! というときに有効活用してください。
我が死に様を見よ!
「きろく」をタップすると、最近の死因と、ランキングが見られます。自己ベストを見るとまだまだという感じですが、まさかフランスパンを食べて死ぬとは。
そして、この項目で注目すべきは、何と言っても「死因」のコーナー。
これまで食べたものが一覧表示されています。おびただしい数のアイテムが、お腹を空かせたあなたを待っているということです。これを見るだけで気が遠くなりそうですが、何と!
(筆者撮影)
「死因」は、それぞれのアイテムにつき3つ用意されているのです。コンプリート魂に火がつき…いや、少々多すぎの気もしますね(笑)。すべて食べ、すべての死因を開くには、一体何度死ななければならないことか。
隙間時間で食べ続け、死に続ける
さくさくと進むので、暇な時間にどんどん食べたり死んだりしていきましょう。普通の食べ物の絵など実においしそうなので、プレイしているうちに段々と感覚が麻痺してきて、鍋のふたがおいしそうに見えてきたりします。
人間、いつどこでどういう風に死ぬか分かったものではない…そんな真理を改めて思い知らされるアプリかもしれません(?)。
なお、くれぐれも、現実世界でネジやCDプレイヤーを食べてはいけません。そして、調理しなければ食べられないものはきちんと調理しましょう。