消費税の計算が楽「消費税電卓」
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消費税の歴史は1989年にさかのぼります。
1989年の4月1日に消費税法の施行が実現し、日本に消費税が誕生し、
ほぼ全ての製品の売買に関して3%の消費税が導入されることになります。
この時まで100円で買えていたものが103円でしか購入できなくなり、
この大きなシステムの改変について、
消費者は勿論、商売をしている人たちも大いに戸惑ったことと思います。
しかし、日本の税収は更に圧迫されていき、消費税が3%では、
日本の財政は賄えなくなりました。
そこで、1997年には消費税率が3%から5%に引き上げられました。
また商品にかかる税率が変化したので、計算も大変になりました。
そして、それでも歳出の多くなった日本は、より税収を多く必要としました。
とうとう2014年4月1日に過去最高の消費税率8%が現実となりました。
それでも税収は足りないらしく、
近年中(今のところ2019年10月1日を予定している)に消費税率は10%になると言われています。
さて、税率が上がること自体、生活や商売を圧迫して、とても大変です。
ただ、現実問題として、日々生活していく中で、
その消費税の計算をしなくてはいけないという、煩雑な作業が増えたことが一番大変なのではないでしょうか
普通の電卓で計算しようとすると、税抜き価格に1.08を掛ければいいのですが、
税込価格で計算して、また税抜に戻すという作業を四則計算で済ませようとすると
かなり面倒くさいことが分かります。
今回、そんな消費税を簡単に計算する便利なアプリ「消費税電卓」についてご紹介したいと思います。
主な機能
画像引用元:http://a4.mzstatic.com/jp
画像引用元:http://a4.mzstatic.com/jp
「消費税電卓」の基本的な機能について、まずご紹介します。
システムはとても簡単なのですが、このアプリがあるだけで、
消費税の計算に掛かる時間が短縮できます。
まず計算したい金額を入力します。
税込・税抜価格のどちらでも構いません。
そこから、「入力値の切り替え」で、
税込価格を入力した場合は税抜価格も、
税抜価格を入力した場合は税込価格を表示します。
別々に表示するのではなく、上下に並べて表示してくれるので、
間違うことなく必要な数字を確認することが出来ます。
また入力する際にキータッチ音が出ます。
こちらはON/OFFの切り替えが可能です。
音が鳴ることで押し忘れ防止にもなります。
設定を弄れば自分用にカスタマイズできる
画像引用元:http://a1.mzstatic.com/jp
「消費税電卓」の魅力の1つはその設定の細やかさにあります。
キーに関しては、メモリーキー(メモリーした値をキー上に表示する)や、
1文字消去キーを表示するかどうかを選べます。
また、もちろん税率も自由にカスタマイズできますので、
これから消費税率が10%になった場合や、
消費税以外の税率を計算するとき、海外で使用するときなどでも
対応が可能となります。
また少数を4桁まで表示できますので、細かい数字を計算したいときにも重宝します。
更に端数の処理について、入力値・消費税表示において、
端数を切り捨て・切り上げ・四捨五入から選べます。
以上のように細かく設定をカスタマイズできるので、
用途に合わせての使用が可能です。
コピー&ペースト、メール機能など便利なオプション付き
画像引用元:http://a1.mzstatic.com/jp
また、「消費税電卓」のオプション機能についてもご紹介します。
便利な機能として、税抜価格・税込価格をそれぞれ別途コピー&ペーストできる機能があります。
他にも計算結果をそのままメールで送信する機能もありますので、
外部のシステムとの連携も取りやすいです。
面倒くさい消費税の計算がとても簡単に
いかがでしょうか。
このアプリは消費者目線で買い物をする際でももちろん利用できますが、
「消費税電卓」の真価を発揮できるのは売り手目線で使うときだと思います。
これから税率が変わっていく中で販売するときに消費税の計算間違いも起こってしまう危険性があります。
その危険性をなくすためにも、このアプリは最適です。