皆さんは普段スマホのカメラでどんなものを撮影していますか? 「人物」「生き物」「風景」「建物」などはもちろん、時には、「食べ物」「植物」などを撮影することもありますよね。さらには「何気ない日常の一コマ」や「面白写真」「メモ代わりの画像」「スクリーンショット」など本来の使い方をアレンジした使い方をしている方も多いと思います。それだけ、気軽に簡単に使えるようになったという訳です。でも、「夜景」はどうでしょうか? 撮影したことはあるけど上手く撮れなかった、という方も多いかと思います。そこでご紹介したいアプリが、「Darkroom」というアプリです。せっかくなら夜景も綺麗に撮ってみませんか? それではご紹介します。
「Darkroom」の実力
夜景を綺麗に撮ることが出来るカメラアプリです。使い方もいたってシンプルに出来ています。被写体に合わせたらシャッターを押すだけです。特にその他の機能はありません。しいて言うなら、撮った写真をFacebookやTwitterなどのSNSにアプリから投稿することが出来るというところです。本当にシンプルに夜景写真を撮るために作られたアプリという事が分かります。「たったこれだけで本当に綺麗に撮れるの?」と疑ってしまいそうですが、大丈夫です。スローシャッターを採用しているので、夜景だけではなく暗い場所でもフラッシュなしで綺麗に撮影することが可能になっているんです。
スローシャッターと夜景の関係
スローシャッターと夜景とどういう関係があるのでしょうか。スローシャッターでは露出時間が通常より長くなります、露出の時間が長いことにより、暗いところでもフラッシュなしで鮮明な写真が撮れるという訳なんです。フラッシュありで撮影すると画像の色が独特な色になりますよね。綺麗に撮れることもありますが、鮮明ではないことが多いです。簡単に撮れるので試す価値ありですよ。
綺麗に撮るコツと注意点
長時間露光という事で、シャッターを押してもスマホが完全に止まった状態を保たないとシャッターを切ってくれません。しかし、何十秒という訳でもなく、数秒程度なのでさほど大変ではないです。より綺麗に撮りたいなら三脚を使うなどスマホを固定して撮影してもいいかと思います。せっかく撮るなら綺麗な夜景を撮りたいですよね。撮影する際の工夫も必要だと思いますよ。
「Darkroom」と写真加工との違い
「筆者撮影」
今はとても優秀な写真加工アプリが存在します。画像を鮮明に加工したり、暗い画像を明るく加工したりすることも出来ます。この機能を使えば夜景や暗い場所での撮影も後から綺麗に加工することが出来るんじゃないかなと思うかもしれませんね。しかし、このやり方はおススメできません。確かに、鮮明に加工できるので画像も綺麗にはなります。画像を明るくも出来るので暗い場所で撮影した写真も明るく加工できます。しかし、加工すると荒さが出てきます。特に明るく加工する場合は粒子が荒くなってしまい、綺麗には加工できないことがほとんどです。それぞれ長所と短所があります。長所の部分だけを使うようにした方がよさそうですね。
逆の発想
「筆者撮影」
写真を撮影する際にスマホを動かさないようにしなければならないという注意点はありますが、動く映像を撮れないという訳ではありません。例えば水が流れる写真も撮ることが可能という訳です。実際にボールに溜めた水を流す画像を写真に撮ってみました。このアプリを使った写真を見ると水の流れに動きが出て鮮明な写真に出来上がっています。三脚など固定するものを使わず撮影したので分かりにくいかもしれませんが、固定などをきちんとするともっと動きのある幻想的な写真も撮ることが出来るかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか? 今回は夜景がきれいに撮れるアプリをご紹介しました。撮り方に注意点もありますが、たった数秒の辛抱で綺麗な夜景の写真が撮れるなら問題ないと思いますよ。動く被写体の写真も撮れるのでもしかすると、夜景だけではない被写体も綺麗に撮ることが出来るかもしれません。いろいろな被写体にチャレンジしているのも面白いかもしれませんね。