「chappie」でマイキャラクターを作ろう
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- シンプルにまず作ってみましょう
- 基本のデザインが決まったら、背景と肌の色を決めましょう
- 顔の部品づくりを行います
- 作成したchappieをシェアしましょう
- Chappieはグラフィックデザインとして確立されている
目次
似顔絵を描いてもらいたいと思ったことはありませんか。SNSなどのプロフィル写真のかわりに利用している人も多いと思います。また、最近では結婚式や、お誕生日、記念日のプレゼントにも利用されています。純粋に写真のように似た絵を描くだけでなく、最近では、風刺画のように、個人の特長をデフォルメし、エンターテーメント的な要素をいれて描く似顔絵が流行っており、テレビ番組のタイトルなどにも使われるようになりました。楽しい似顔絵が生活を癒します。
シンプルにまず作ってみましょう
アプリ「Chappie」は、本格的な似顔絵というより、アニメチックなキャラクター似顔絵を簡単に制作するツールです。本格的な似顔絵は、観光地などの専門店に行って、簡単なものでも10数分、価格はデフォルメのレベルや、背景などによって違ってきますが、数千円のコストがかかってしまいます。まずは、そこまでの時間とコストをかけずに、SNSのプロフィル程度でよろしいのなら、chappieを利用してみましょう。まずは、基本の顔かたちの選択からスタートです。
iPad版スクリーンショット:著者撮影
基本のデザインが決まったら、背景と肌の色を決めましょう
アプリ「Chappie」は、似顔絵というより、キャラクターづくりといった方が良いと思います。顔の形が決まったら、より、細かな部品を決めていきます。まず画像につける名前や愛称、簡単なコメントをつけることができます。次に、細かな修正のためにEDIT画面に移動します。EDIT画面では、まず、全体の背景の色、そして肌の色を選択してください。
iPad版スクリーンショット:著者撮影
顔の部品づくりを行います
Chappieには100個以上の部品があります。それを組み合わせて、自分に似たchappieや友達に似たchappieを作り上げます。具体的には目の形と色、髪の形と色、服のスタイル、眼鏡の有り無しや色、髭の有り無しや色などを組み合わせます。組み合わせ方によっては、女性に髭をはやしてみたり、現実にはあり得ない、コミカルな似顔絵も作れます。ちょっと遊んでみるのも良いかもしれません。Chappieをつくる過程でリアルなコミュニケーションが発展するかもしれません。
iPad版スクリーンショット:著者撮影
作成したchappieをシェアしましょう
完成したchappieは、メールやメッセージで送ったり、SNSのプロフィルにすることができます。さらにchappieは、編集データのまま送付することができるので、友達に送付した似顔絵をさらに、友人が追加で修正・編集することができます。共同作業ができるのも、このアプリの特徴です。友人に送るためには、アプリ左下の矢印マークをタップして、でてきた選択肢の中からchappieのキャラクターをタップし、出てきたメール画面に宛先のメールアドレスを入力することで送付できます。画像で送ることや保存することも左下の矢印マークから作業することができます。
Chappieはグラフィックデザインとして確立されている
Chappieは1993年に京都で活動を開始して、PIZZICATO FIVEのステージビジュアルに使われ注目を集めています。1997年に東京に本拠を移したデザインスタジオ「groovision社」が制作・運営しています。人型のグラフィックデザインシステムで、特定の人種や年齢、性別は特定されていないそうですが、その使用には細かなルールがあります。1997年には、等身大のマネキンが作られ、1999年にはソニーミュージック・エンターテーメンとから歌手デビューもはたしています。イメージキャラクターとしても使用されているので、どこかで見かけているかもしれません。