学校の七不思議-恐怖からの脱出- レビュー

この暑い夏、いかがお過ごしでしょうか？

うだる様な暑さの中、外に出るのも億劫になるこの季節。

風物詩は多々ありますが、やはりこの陽気では頻繁に外出することもままならないでしょう。

夏の定番といえば、花火、海、お祭り、そして怪談。

今回は、夏の定番であるキーワードの中から、「怪談」にスポットを当てて、お話をしましょう。

室内でも屋外でもヒンヤリする、そんな怖いアプリゲーム、「脱出ゲーム　学校の七不思議-恐怖からの脱出-」をご紹介したいと思います。

まずは、どんなゲームかを説明していきます。

「学校の七不思議-恐怖からの脱出」七不思議の謎を解き、学校から脱出しよう

画像：筆者撮影

このゲームは、学校で「こっくりさん」をしていた女子高生達が主人公となり、「七不思議の七つ目まで来い」というこっくりさんの要求通り学校内を探索し、謎を解いて校内から脱出するのが目的のホラーアドベンチャーゲームです。

こっくりさんをしていた教室から始まり、トイレ、保健室等、学校の七不思議では定番の場所を巡っていきます。

どのマップも薄暗く、スタート直後はマップの端が見えないほどに暗い教室の中から始まります。

操作方法は、オーソドックスな脱出ゲーム同様、怪しい場所をタップで調べ、画面下部の矢印、目のマークをスワイプすることで、視界が動きます。

教室内である場所を調べると、主人公のスマートフォンが見つかります。

このスマートフォンが、攻略の鍵を握る重要なアイテムなのです。

スマホを使って、謎を解明しよう

画像：筆者撮影

手に入れたスマートフォンは、私たちが使っているもの同様、メッセージやメモ機能、さらにはカメラ機能まで使うことが出来ます。

暗い場所ではライトで照らし、怪しい場所はカメラで撮影することで、肉眼では見ることのできなかった謎を解くことが出来るのです。

時には友達からメッセージを受信したりすることもあり、マナーモードを解除することで、着信音とバイブでお知らせが来ます。

従来の脱出ゲームでは、タップで怪しい場所を隅々まで調べ、アイテムを手に入れることで先へ進むというものが多いのですが、現代で私たちが使っている情報媒体をゲーム中に登場させることで、上手く登場人物とプレイヤーの感情をリンクする事ができているのです。

しかし、ホラーゲームでの謎解きは難解なものが多く、手がかりを掴む前に手詰みになってしまうこともしばしばあります。

そこで活用して頂きたいのが、「ヒント機能」です。

ヒント機能を活用して、難所を乗り越えよう

画像：筆者撮影

「学校の七不思議-恐怖からの脱出-」は、ヒント機能が搭載されています。

上記した通り、ホラー脱出ゲームでは、難解な謎が多々登場します。

プレイヤーに伝わる恐怖という感情を表現する上で、ホラーゲームに難所はつきものとも言えるのですが、本アプリには初心者のため、いつでもゲーム内のスマホ画面から、ヒント機能を呼び出せます。

見ることが出来るヒントは３種類あり、「ヒント１」、「ヒント２」、「答え」と、三段階用意されています。

全ての謎を自らの力で解いていくのがベストではありますが、とにかくエンディングを見たい方、ホラーゲーム初心者で先に進めなくなってしまった方は、ヒントを見ても特にデメリットは存在しないので、積極的に使っていくといいでしょう。

しかし、ヒント機能だけでは一筋縄ではいかないのも、このゲームの魅力。

「学校の七不思議」には、マルチエンディングシステムが採用されているのです。

こっくりさんに打ち勝つことができるか？マルチエンディング

画像：筆者撮影

マルチエンディングとは、プレイ中に調べた物や行動によって、クリア後の物語の結末が変わるシステムです。

「学校の七不思議」においても、いくつかのエンディングが用意されています。

全７ステージをクリアし、女子高生達を待ち受けるのは、安堵か、惨劇か。

プレイヤーが解いてきた謎の解き方、行動によって、物語の結末は大きく変わっていきます。

少しでも幸せな結末が迎えられるよう、出来るだけたくさんのパターンで行動してみましょう。

主人公が恐怖の学校から、こっくりさんの呪いから脱出できるか否かは、プレイヤーの判断にかかっているのです。

まとめ

「学校の七不思議-恐怖からの脱出-」は、この夏にピッタリのゲームです。

夜の学校に忍び込んで、不安と期待を胸にこっくりさんを実行し、トラブルに巻き込まれてしまった女子高生達。

無事にこっくりさんを除霊し、脱出できるのでしょうか。

彼女たちの雰囲気に近づくため、プレイする際は電気を消してイヤホンを装着し、ゲームの世界に入り込んでみることで、きっとこの夏、背筋が凍る恐怖を体験できるでしょう。

是非全ての結末をあなたの目で確かめてみてください。