読書家必携「新刊通知・蔵書管理: ブックフォワード」
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(筆者撮影)
日々たくさんの書籍が出版されています。その中から気になるものを選び、発売日をチェックし、更に連載や特定の作者のあらゆる作品を追うのは、結構たいへんです。きちんと管理しておかないと、買い忘れ、または同じ本をまた買ってしまうなどの失敗を招くことにもなりかねません。とはいえきちんと蔵書管理するのもなかなか面倒…。
というわけで、スマートフォンで手軽に読書活動を応援!「新刊通知・蔵書管理: ブックフォワード」をご紹介します。このアプリがあれば、新刊、または既刊の新規購入について、またはすでに読んだ書籍の記録などはおまかせです。
さっそく見ていきましょう。
まずは書籍登録から
(筆者撮影)
気になる書籍がある場合はそのタイトルを、シリーズで登録する場合はシリーズ名を、それぞれ「書籍データベース検索」か「シリーズ検索」に入力して検索します。スピンオフ作品、アンソロジーなどの関連作品も検索候補に上がるので便利です。
候補から選択し、「My書庫に入庫」をタップすると、「My書庫」に追加されます。読みたい本、買い忘れたくない本を登録しておきましょう。
今追加した本を確認しに、My書庫を開いてみましょう。
(筆者撮影)
My書庫に追加されている書籍をタップしてみましょう。
書籍情報やステータス(後述)に関するメニューが表示されます。ここからさらに、発売日前にリマインダーを受け取れるように設定してみましょう。
新刊通知を設定する
新刊通知を受け取るには、通知を受け取りたい作品をタップし、「新刊キーワード作成」を設定します。「引用選択」からキーワードとして抽出する文字列を指定してください。シリーズ名での指定が、一番役に立つと思われます。特定の作者についての通知を受け取るように設定するには、「著者を引用」をタップするといいでしょう。
キーワードが作成されると「新刊通知」のページに作品が登録され、発売日の2日前にリマインダーが通知されるようになります。
ただし、登録が「新刊通知」の表示欄に反映されるのは一日一度なので、登録してすぐは反映されないことがあります。このままでも問題はなく、翌日に自動的に通知設定が行われますが、「更新をリクエスト」を実行すると数分で反映されます。
蔵書管理にもお役立ち
(筆者撮影)
さきほど少し触れましたが、My書庫に登録されている作品をタップすると、「ステータス」という項目が表示されます。「ステータス」は、その書籍に関するユーザーのアプローチをまとめたものです。「既読/未読」や「所有/未所有」、「読む予定」などを設定することができます。また、設定を変更するとSNSでシェアすることも可能です。
購入した書籍を登録してステータスを入力することにより、蔵書記録、および読書記録として使うことができます。過去に登録した本も、条件指定して検索することもできるので、たとえばまとめ買いなどをして「所有」のステータスを記録しておいて、忙しくてしばらく読めなかった場合など、「未読」のステータスになっている作品だけを抽出することができ、読み忘れを防止できます。
データ連携が便利!
「ブックフォワード」はPCと連動しています。PCで本を探していて気になるものを見つけた場合、My書庫に登録しておけばスマートフォンのアプリと連動して出先でも正確なタイトルを確認することができます。また、蔵書管理はPC画面の方が広く見やすいので、アプリでステータスを記録した書籍をPCで一覧するという使い方もできます。
読書記録をつけよう
「ブックフォワード」を使えば、新刊の通知のみならず所持している本の管理もでき、読書記録もつけられます。効率的な読書活動の管理をお考えの方は、検討の余地があるかもしれません。