「とうさん」続けることが幸せじゃない?倒産に隠された幸せを探すソーシャルゲーム
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今回は「とうさん」を紹介します。とうさんを漢字で書き直すと「倒産」、父さんではありません。倒産とは何らかの理由で会社の活動が続けられなくなることを言います。
倒産する理由の多くは「資金繰り」です。社員の給料が払えない、取引をするお金がなく商品を仕入れることもできない、にっちもさっちもいかなくなったから会社を畳むなど、
悲しいかな倒産は頻繁に見られることです。その会社に勤めている社員としては生活費がなくなるわけで、たまったものではありません。
上記のイメージからか悪いように思われますが、必ずしもそうとは限らず倒産するとほっとする方もいるはずです。
この「とうさん」は会社を倒産させて人を幸せにするというとんでもない内容ですが、それだけではなく深く考えさせられるゲームとなっています。
「とうさん」上場寸前の会社、迫る決断のとき
画像:著者撮影
とある会社の社長は、育てた会社が大きくなりすぎて上場が目の前に迫っていました。しかし本当に上場すべきか悩み憔悴(しょうすい)していた社長、
そんなとき神からの授かりもので倒産力を得ました。この力を使うと会社を倒産させて人を幸せにできるらしく、実際社長は倒産させたことにより重圧から解放されて、幸せになりました。
そんな社長はこの力を使ってもっと人を幸せにしたいと願い、行動に移すのでした。傍から見れば会社を潰してまわる危ない人のようですが、そのあたりはフィクションなのでご容赦ください。
画像:著者撮影
実際のことを考えてみると上場するにあたってメリットの方が多いのはもちろんですが、デメリットもあります。上場を維持するためには多額のお金が必要ですし、
会社の情報をもっと細かく公開しなければなりません。違う分野の話になってしまうので多くは語りませんが、上場できるからすぐ行うとデメリットが目立ちます。
だからこそ上場している会社は信頼できるということなのです。上場寸前の会社の社長は一般人に計り知れない悩みを抱えていることが多いので、
会社を倒産させて悩みから解放されるのはある意味幸せかもしれません。
ゲームは4つのことを行い、「倒産力の幸せにする力」をためて悩む人々を幸せにすることが目的です。操作が簡単ですし、時間もとられないので気軽にプレイしてみましょう。
「とうさん」のおすすめポイント
画像:著者撮影
人を幸せにする力をためよう
ホーム画面で行うことは放置系のゲームとよく似ており、人が社長の元へ集まってくるのでタップして倒産力を使って、幸せにする力をためましょう。
一度でタップできる人数には限りがありますが、一定時間経過することでまた集まってきます。
会社を成長させ、そして倒産させる
「旅」の画面では最大で4つの会社を巡ることになります。TP(倒産ポイント)を消費して会社のレベルと%を成長させ、倒産させやすい会社にしたところで倒産力を使い倒産させましょう。
一つの会社にTPをありったけつぎ込むこともできるので、偏りなくやるかどうかはあなたのお任せです。
相談して人を幸せにする
社長のもとには倒産力の力で悩める人たちが相談にきます。社長の倒産力で悩みから解放してあげましょう。そのためには倒産力を使うので上に挙げた方法や、
後述するパズルでためなければなりません。一番たまるのはTPですが、回数制限があるため他の方法と平行してためてください。相談に来る人は様々で、
悩みをテキストで見られるところもポイントです。
パズルで起業させ、倒産させる
異なる色がついたおじさんがたくさんいるので、同じ色のおじさんをなぞって会社を作りましょう。その会社同士がくっつくと倒産になってポイントがもらえます。
余ったおじさんがいると上場してしまい、ゲームオーバーです。難易度は3つに分かれていて難しいほどポイントも多くもらえます。
ミニゲームだからといって侮れない難しさなので余りのおじさんが出ないよう、頑張ってクリアしましょう。
「とうさん」のまとめ
画像:著者撮影
以上、「とうさん」の紹介でした。基本は空いた時間にちょこっと遊ぶような仕組みなので男女問わず楽しめますが、会社勤めに疲れた社会人におすすめしたいゲームです。