スマホでもバッチリ!花火写真をキレイに撮るコツとおすすめアプリ3選
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- 1.スマホで花火をキレイに撮る5つのコツ
- 2.花火の撮影スポット探しに!花火大会シミュレーター
- 3.簡単でキレイ!大仙花火カメラ
- 4.夜の撮影に強い!夜撮カメラ
- 5.今年こそスマホで花火をキレイに撮ろう!
目次
夏を彩る花火は、何度見ても美しいです。しかし友達や恋人とおしゃべりを楽しんだり、屋台を回ったりと、花火の時間は一瞬で過ぎ去ってしまうもの。
せめて、その瞬間を大切に写真に残しておきましょう。スマホで普通に写真を撮ってもいいのですが、それだとどうしても自分の目で見ている花火よりは劣った写真になってしまいます。
本記事では花火を少しでも綺麗に撮影するコツと、おすすめのアプリについて紹介します。
画像 : 著者撮影
1.スマホで花火をキレイに撮る5つのコツ
1-1.自動ロック解除
花火大会は比較的長時間に渡って開催されます。実際に花火が打ち上げられる時間としては1時間前後が一般的です。
1時間すべてをカメラに収める方は少ないかもしれませんが、10分〜20分ほど撮影する方は珍しくないでしょう。
ビデオであれば問題ないのですが、写真モードだといつくるか分からないベストショットのためにじっと待つことになります。
そんな時に勝手にスマホのロックがかかって絶好のチャンスを逃してしまったら目も当てられません。来年の花火大会まで、長い悲しみにくれることでしょう。
そうならないためにも、花火大会の時だけでもスマホの自動ロックは解除しておくべきです。
iPhoneであれば [設定] > [画面表示と明るさ] > [自動ロック] > [なし] に設定。
Androidは機種によって設定項目が違うので一概には言えませんが [スリープ] という項目が設定アプリの中にあるはずです。
1-2.手ブレ防止に三脚を使う
花火は基本的には撮影スポットを決めたら、定点で撮影するのが良いとされています。
これは、花火は光なので手ブレがあると写真がボケたり歪んだりしやすいためです。
なので、三脚があるととても便利。撮影スポットとカメラの向きさえしっかり調整できれば、あとはもう安心。手ブレの心配は無くなります。
ぐにぐにとまがる「ゴリラアーム」という商品もありますが、ゴリラアームでは高さが出しづらいため、混雑する花火大会では使用しづらいことが多いです。
あまり混雑しない穴場スポットだったり、周りの人が座って鑑賞しているようなスポットであれば、ゴリラアームでも大丈夫でしょう。三脚に比べて小柄なので荷物にもなりにくいです。
ビデオ撮影や、下記で紹介するアプリであれば完全にスマホに任せっきりで自動撮影も可能ですが、混雑の上にあたりは暗いですので盗難には注意しましょう。
またあまりに混みあった場所で三脚やゴリラアームを立てるのはマナーが悪いので、そこは場に合わせましょう。穴場スポットを見つけられるのがベストです。
1-3.ズームアップ
花火大会はとても混雑しています。ズームを駆使して花火と周りの空だけを写真に収めましょう。
またズームで近づくほど花火の弾ける様子などが細かく撮影できますし、臨場感が伝わる写真になります。
ただ多くの花火がどんどん打ち上がるフィナーレでなるべく多くの花火を撮影したい時や、周りの屋台や風景、人だかりなどをあえて含めることで「花火」としてではなく「花火大会」としての撮影をしたい場面ではこの限りではありません。自分がどんな写真を撮りたいのか考えてみましょう。
1-4.スマホに適した花火だけ撮影
花火は小さくて可愛らしいものから大きくて迫力のあるものまでさまざまですが、そのすべてをズームで画面いっぱいに撮影しようとすると大変です。
小さいのがきたらズームアップして、大きいのがきたらズームアウトして、と忙しくて肝心の花火を楽しむ時間がありません。
それに花火は爆発してから大きさがわかるので、見てからズームをしていたらワンテンポ遅れてしまいます。
そこで、大きめの花火を狙ってズームを調整しておくといいでしょう。ズームアップしていて大きい花火がきたら、画面内には収まりきりません。
しかし大きい花火に合わせておけば、小さい花火がきてもしっかり収めることができます。
タッチ操作であるスマホではズーム操作を失敗することもあるので、大きい花火に合わせて調整しておくのが良いでしょう。
1-5.花火撮影用のカメラアプリを使用
上記のコツと合わせて、これから紹介するアプリをぜひ使用してみましょう。
これらは花火撮影に適した撮影方法や加工が可能なアプリで、初心者でも簡単に花火を綺麗に撮影することができるように作られています。
花火大会では多くの人がスマホで写真を撮影していますが、花火撮影用カメラアプリを使って周りの人より一歩先に進みましょう!
2.花火の撮影スポット探しに!花火大会シミュレーター
画像 : 著者撮影
花火大会でもっとも大切なことのうちの一つは、間違いなく「スポット探し」です。
混雑具合はどうか、屋台が開かれているかどうか、花火までの距離はどうか、ビルや電柱、木などで隠れてしまわないか。考えることはたくさんあります。
これらの問題の解決の手助けをし、スポット探しをしやすくしてくれるアプリが「花火大会シミュレーター」です。
花火大会シミュレーターは、過去のデータを元にその花火大会の花火をARで再現してくれるアプリ。
スマホをかざせば、実際の風景に花火がARで再現されます。
使い方としては、花火大会当日以前に現地に行って、スポット探しをする時などに使用します。
まず実際現地に行く前に、お目当ての花火大会のデータがあるか調べてみましょう。
花火大会ごとに検索ができるようになっているので、行く予定の花火大会を検索します。
見つかった場合は、いざスポット探しへ。現地へ向かいます。現地で花火大会シミュレーターを起動し、お目当ての大会を選択。するとスマホに花火が再現されます。
これは過去のデータをもとに再現されているので、実際に街を歩きながら、ARの花火がしっかりと見えるスポットを探しましょう。
いいかも?と思ったスポットがあれば、町の人にここどうですかなどと尋ねてみるのも交流が生まれて楽しいかもしれません。
3.簡単でキレイ!大仙花火カメラ
画像 : 著者撮影
ここから2つは、花火撮影に適したカメラアプリの紹介です。
この「大仙花火カメラ」は、花火で有名な秋田県の大仙市が制作したアプリです。花火用カメラと謳っているだけあって、小難しい設定をしなくても簡単に美しい花火写真が撮影できるアプリとなっています。
大仙花火カメラでは、花火が打ち上がるたびに自分でシャッターを切る必要はありません。一度シャッターボタンをタップしておくだけで、あとは花火が打ち上がったのを感知して、自動でシャッターを切ってくれます。
三脚やゴリラアームなどと併用すれば、自分でスマホを持つ必要すらなく完全に自動で撮影することが可能です。
しかも、本来は自分でしなければならない設定値をその都度適切な値に設定してくれます。さすが花火のまち大仙市のアプリといったところでしょうか。
4.夜の撮影に強い!夜撮カメラ
画像 : 著者撮影
「夜撮カメラ」はその名の通り「夜、暗いところでの撮影に向いているカメラアプリ」です。
大仙花火カメラとは違い、自分流にさまざまなカスタマイズができるのが夜撮カメラの特徴です。
長時間露光に対応しているので、花火も綺麗に撮影することができます。夜撮カメラは設定値がたくさんあるので、初心者で戸惑う方もいるかもしれません。
夜撮カメラで花火を綺麗に撮影するコツは、「バルブモード(長時間露光モード)」で撮影することです。
バルブモードでは、一回の花火写真を撮影するのに2回シャッターを切ります。まずは花火の打ち上がり時、それから花火が弾けて消えた時。
あらかた花火が打ち終わり、落ち着いたら先ほど撮影した写真の編集に入ります。いくつかプリセットが用意されているので気に入ったものを使用しましょう。
バルブモードで撮影するだけで大仙花火カメラのように綺麗な花火写真が撮影できるのですが、写真撮影に慣れていて自分なりのこだわりがある方は大仙花火カメラよりもカスタマイズ性に優れている夜撮カメラがおすすめです。
5.今年こそスマホで花火をキレイに撮ろう!
いかがでしたか。今まで花火の撮影にあまりこだわっていなかったという方は、ぜひ今回のコツを意識して写真を撮影してみてください。
今までスマホの標準カメラで花火を撮影していたという方は、このアプリを使用するだけでもびっくりするくらい綺麗な花火が撮影できるでしょう。
スポット探しから撮影まで、とても便利なアプリが揃っています。毎年の花火大会がさらに楽しみになること間違い無しです。
※紹介している無料アプリは一部無料を含みます。