勉強も仕事も効率2倍アップ!タイマーアプリで超集中力を高める方法
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皆さんは何か作業をする時に集中できていますか。
実は人間の脳は15〜30分程度しか集中力が続かないと言われています。
数時間、しっかりと作業に取り組めていると思っていても気づかないうちに効率が悪くなっているかもしれません。
そんな時は、タイマーアプリの力を借りて賢く時間管理してみてはいかがでしょうか。
画像:著者撮影
タイマーアプリを使うメリットとは?
今回紹介するのはタイマーアプリ。では、どのように活用すればいいのでしょうか。
時間を決められるので集中できる
まず、タイマーをセットしたら、「その時間だけは集中して作業に取り組む」ことです。
1時間、今日中、などとタスクを設定するよりも短い時間でセットしたほうがやる気が出やすいです。
まずは短い時間でも構いません。その時間だけでもしっかり集中して取り組むことで作業効率はグンと上がることでしょう。
作業と休憩の時間を管理できる
下で詳しく紹介しますが、ライフハック術の中には「タイマーを使うことで作業効率を上げる」ためのテクニックが存在します。
その中の1つが「作業と休憩を繰り返す」ことです。当たり前だと思うかもしれませんが、これをタイマーで管理することによってしっかりと時間管理をしていくことが大切なのです。
タイマーアプリでより仕事&勉強効率をアップするコツ
では実際の活用例とライフハック術を紹介します。
今回紹介するのは2種類のテクニックです。
ポモドーロテクニックを活用する
「ポモドーロテクニック」と呼ばれるライフハック・時間管理術です。
ポモドーロというのはイタリア語での「トマト」で、ポモドーロテクニック考案者が当時トマト型のキッチンタイマーを使用していたことからこのように名付けられました。
ポモドーロテクニックは、「25分作業したら5分休む」を繰り返していくテクニックです。
数時間に渡る作業の場合、続けて作業をするよりも休憩が挟まることで効率が良くなるとされています。
25分の1回分の作業のことを1ポモドーロと呼び、4ポモドーロが1セット。4ポモドーロが終わると、30分の長い休憩をとります。
1日に8ポモドーロ完了させることができれば生産性としては申し分ない、とされます。
8ポモドーロだと時間的には4時間程度なのですが、それでもテクニックを使用していない時の6時間〜8時間程度の作業量に匹敵するほどの成果が出やすいです。
また、頑張っていた時間がポモドーロ数として視覚化されることが、次へのモチベーションにつながります。
ポモドーロテクニックは単純な考え方のテクニックなので、自分なりにアレンジを加えてみてください。
例えば、1日の8ポモドーロで終わらない量の仕事は入れないようにスケジュールを組み直す、ポモドーロ数をカレンダーアプリにトマトの絵文字で記録する、などはいかがでしょうか。
5分ダッシュを行う
「5分ダッシュ」というテクニックもあります。
これは「後回しにしたいタスクがあった場合、とりあえず5分取り組んでみてから後回しするようにしよう」というテクニックです。
「やる気が出ない時は、嫌々でも取り組んでるとそのうちやる気が出てくるものだ」とはよく言われますがそれを応用したものです。
人間の脳は、行動の後から感情がついてくることがあります。ほんの少しでもいいので机の前に座っていると、なんとなくやる気が出てきたりするものです。
5分でなくても、1分ダッシュでも大丈夫です。「とりあえず」の精神が大切です。
後回しにするつもりが、気づけば何分も作業していた、と嬉しい結果になるかもしれません。
効率を2倍にアップするおすすめタイマーアプリ
これらのテクニックを使用する場合、時計を見るよりはタイマーを使うのがおすすめです。
時計ではちらちらと時間を気にしなければいけません。それでは集中力が途切れて本末転倒です。
タイマーであれば終了時間に音を鳴らしてくれるので、音がするまでは目の前の作業だけに集中しましょう。
ちなみに他のアプリの通知は切っておくか、おやすみモードなどにしておくとより効果的です。
最大限に効率をアップ!集中力を何度も高めるアプリ
「Foucus - 仕事効率化タイマー」は、まさにポモドーロテクニックのためのアプリです。
App Storeで無料でダウンロードできます。
画像:著者撮影
「Foucus」はポモドーロテクニックを使って作業管理をすることに適したタイマーアプリです。
デフォルトでタイマーの設定時間が25分、休憩時間が5分に設定されています(自分で変更も可能です)。
休憩時間と作業時間を交互に自動で繰り返すように設定できるので、それに従っているだけでだらだらと長い時間をかけていた仕事もすっきりと終わらせることができるでしょう。
「Foucus」では1ポモドーロのことを「セッション」と呼び、セッションの記録を自動で記録、カレンダー形式で確認することができます。
自分がこの日に何セッションクリアしたのか一目見て分かるのは、モチベーションの増加につながります。
ぜひ、1ヶ月すべてに8セッションのマークがつくように頑張りましょう!
5分ダッシュにおすすめ!一気に集中力を高めるアプリ
5分ダッシュにおすすめなのは、とにかく爆速でタイマーセットができるアプリ「タイマー&アラーム ListTimer 料理や勉強に」です。
App Storeで無料でダウンロードできます。
画像:著者撮影
「ListTimer」は、たったの1タップでタイマーをセットできます。
後でいいやと思っている作業をとりあえず今やる「5分ダッシュ」ですが、その「今やるぞ!」という気持ちが折れてはいけません。
気持ちが折れる可能性を極力減らすために、すぐにでも作業に取り掛かれるようにすることが大事です。
「ListTimer」なら、めんどくさいと思わせる隙もありません。本当に一瞬でセットできます。
また細かい時間設定をする場合もドラッグ操作などで素早くできるのがポイントです。
とりあえず「ListTimer」で1分セットして、その間だけでも頑張ってみましょう。
適度に雑音を流して集中力を上げてくれるアプリ
「Tide:睡眠音と集中タイマー」はタイマー設定時に環境音を流してくれるアプリです。
App Storeで無料でダウンロードできます。
画像:著者撮影
「Tide」でまず目を引くのは、シンプルなものが多いタイマーアプリには珍しいお洒落なデザインでしょうか。
環境音を流すことでより集中できるというのがポイントなのですが、このデザインのおかげでモチベーションがさらに上がります。
「Tide」は上記「Focus」のようなポモドーロテクニックを中心としたデフォルト設定に加え、「Ocean」「Cafe」などの環境音を流すことができます。
全く音のない静かな場所よりも、多少の雑音があったほうが集中状態やリラックス状態に入りやすいとされているので、理にかなっています。
「Focus」はセッション数の確認をカレンダー形式で確認できるのですが、「Tide」では棒グラフ形式で確認することができます。
ちなみに「Tide」はアラームの設定時にも環境音を流すことができます。
アプリを開く回数が多ければ多いほど、モチベーションのアップにつながります。ぜひ睡眠のお供としても使ってみてください。
タイマーアプリで効率アップを目指そう!
いかがでしたか。
タイマーアプリを使って時間管理をしていくことで、普段以上の効率で作業することが可能になります。
また作業時間が視覚化されることで、今後のスケジュール管理の参考にもすることができます。
タイマーアプリは無料のものが多いので、ぜひダウンロードしてみてください。