ね?簡単でしょ?絵画風にできる写真加工アプリ&すぐできるテクニック集
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スマホで撮った写真を素早く加工できるアプリはたくさんありますが、その中でも一風変わっているのが絵画風の写真加工アプリです。肌艶を良くしたり目を大きくしたりと自撮り写真を綺麗に可愛く加工することはあっても、絵画風にすることはあまりないのではないでしょうか。
絵画風と聞くと堅苦しく難しそうな印象を受けますが、プロのように写真を一から細かく修正するような作業は必要ありません。通常の画像加工のように写真を選んでフィルターを選択すればすぐに完成します。
最初から自分で絵画風にしようとすれば膨大な時間がかかってしまいますが、専用のアプリを使えば手軽で簡単に加工ができるのです。
画像:著者撮影
インスタ映えだけじゃない!絵画風加工の魅力
せっかく加工した写真ならSNSにシェアして高評価をもらいたいと思うでしょう。絵画風加工はインスタ映えにもうってつけです。風景をアーティスティックに変えたり、自撮りを絵画風にしてジョーク写真として楽しむのも面白いです。
絵画風加工はSNSで盛り上がること間違いなしですが、それだけではなくいろんな用途に使えます。絵画風の加工を施すと視認性が良くなるので、各種SNSのアイコンやヘッダー画像にも最適です。ありきたりな写真とは一線を画すことができるので、注目を得やすいという効果もあるでしょう。
絵画風の写真はクラシックな印象を与えることができるので、ポップな写真が使えないようなフォーマルなシーンでも活躍します。普段とは違う自分を演出したいときや、アカデミックな雰囲気でイメージをコントロールしたいときなどに良いかもしれません。
なんでもない写真が名画に変わる!写真加工テクニックを紹介
画像:著者撮影
有名な画家はその人特有の画風をもっています。それと同じように絵画風の加工をする際にはさまざまなテクニックがあります。
メインとなるものは何か、構図はどうするか、画風はどんなものが合うかなど、気分や用途に合わせて変化をつけていくと唯一無二の名画のような写真ができあがります。
実際どのようなテクニックを使えばいいのか細かく見ていきましょう。
モノ、生き物系はスケッチ風が似合う
机の上にあるモノや人物のポートレートはスケッチ風にすると雰囲気良く仕上がります。美術の授業などで果物や石膏のデッサンをした人はイメージしやすいかもしれません。
アプリによっては自動的に加工してくれることもありますが、写真の周囲に白枠フレームを追加するとよりキャンバス感が増して良いでしょう。
風景写真は油絵調で、一気に名画感アップ
旅行先で撮影した風景写真などは油絵調にすると名画感がにじみ出ます。
油絵調の加工をしたいときは、撮影時に特定の建物をピックアップせず全体を広く撮るように意識すると良いでしょう。広範囲の風景には多くの色味が入るので、油絵調にした際により映えるようになります。
絵画風にするなら構図は大胆に!
普段の撮影ではもちろんメインの被写体を中心に撮りますが、絵画風にするならいつもと一味違う大胆な構図を試してみると良いかもしれません。
メインの被写体を敢えて端に配置して背景を大きく使ったり、それとは逆に被写体以外はなにも映っていないというパターンも面白いでしょう。普段は撮らないようなインパクトの大きい構図を試してみることで、絵画風加工を施したときの面白さが倍増します。
絵画風のタッチで写真の雰囲気を変えてみよう
スケッチ風の加工は柔らかい印象に、油絵風の加工は落ち着きがあってどっしりとした印象になります。またイラスト風の加工は躍動感が出るので、ポップな印象を与えたいときにはちょうど良いでしょう。
このように加工方法によって写真の雰囲気はだいぶ変わってきます。写真そのものが本来もっていなかった風合いを付与することができるので、イメージしながらいろいろ試してみるのがおすすめです。
簡単に絵画風加工ができるおすすめの写真加工アプリ
画像:著者撮影
絵画風の写真加工ができるアプリはどれも個性的な特徴をもっています。魅力的なものばかりなのでどれを使用すれば良いか迷ってしまうかもしれません。
アプリを選ぶ際は、希望するフィルターや加工が搭載されているかがポイントです。また、細かく調整したいのか自動で済ませたいのか、操作性の面で自分に合っているかどうかも見極めポイントとなるでしょう。
ここでは簡単に面白い絵画風加工ができるおすすめアプリを3つ紹介します。
GoArt
画像:著者撮影
「GoArt」は過去の名だたる芸術家のタッチを再現できる面白いアプリです。無料で使えるフィルターは常に30種類以上あり、新しいフィルターも毎週追加されるので、長く利用していても飽きずに楽しめます。
ピカソやゴッホのようなタッチはもちろんのこと、浮世絵や水墨画など和風のものも用意されているのが特徴です。同じ写真に複数のフィルターを使えば、和洋折衷のような今までにない新しいアートが生まれるかもしれません。
「GoArt」は1000万画素の高解像度を実現しているので印刷にも適しています。友達との集合写真をアート風に加工して額に飾るということも可能なのです。
加工時間は約10秒なのでストレスを感じることもありません。完成度が高いので、まるで画家になったような気分を味わえます。
PORTRA
画像:著者撮影
19種類以上の豊富なフィルターが揃う絵画風写真加工アプリ「PORTRA」なら、繊細でアーティスティックな画像加工ができます。色味を選び濃淡を調整するだけで加工できるので、細かく難しい作業が苦手な方でも感覚的に使えます。
自撮りで顔のみを切り出して周りを白抜き風にする特徴的な機能もあるので、手間をかけず肖像画風にしたいときには役立つでしょう。
加工後はインスタグラムやフェイスブックにそのまま投稿が可能です。操作が簡単なので気軽に絵画風加工を楽しめます。
「PORTRA」公式サイト
Artomaton
「Artomaton」は取り込んだ写真をベースに人工知能がいろいろな画材で絵を描いてくれるというユニークなアプリです。描画過程はリアルタイムで表示され動画として保存することもできます。
画材やキャンバス素材、線の密度やストロークの長さなど細かい部分も調整できるため、本当に自分が描写している気分になるかもしれません。絵を描く人なら参考にすることもでき、CGやイラストの加工にも最適です。
眺めているだけでも面白いアプリなので、いろいろな楽しみ方ができるでしょう。描画過程と共に完成写真をアップすると盛り上がるかもしれません。
スマホの中に自分だけの美術館を
通常の写真加工とは雰囲気が違うため、最初は絵画風加工にピンとこないかもしれません。しかし使い続ければだんだんと感覚が定着し、絵画風のイメージが湧いてくるでしょう。
写真を撮る際にもコツはありますが、絵画風加工にはまた違ったコツがあります。どちらも一緒に楽しんで続けていけば、デザインや色彩のセンスが磨かれていくかもしれません。
絵画風加工でお気に入りの写真を作成したら、それらをギャラリー風に並べてみるのも面白いです。スマホの中に絵画風写真専用のフォルダを作れば、それだけでスマホが美術館に早変わりします。
友達や恋人との会話のネタにも良いので、この機会に絵画風加工にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。