ビジネスシーンの会計を楽にしてくれる財務・経理処理アプリ6選
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ビジネスシーンで面倒なお金の管理は、個人営業主さんや会計を務める経理の頭を悩ませる問題です。
お金に関する重要な仕事なので、後回しにすると領収書の管理が面倒になっていくことも少なくはありません。しかし、財務管理はビジネスシーンで手を抜くことのできない重要な業務です。
今回は、そんな会計に悩むビジネスマンに使ってほしい便利な財務・経理処理アプリをご紹介します。スマートフォンとパソコンで管理できる経理アプリを利用して、スマートな会計処理を目指してみましょう。
会計・財務・経理処理アプリの選び方
スマホアプリには、会計・財務・経理処理を楽にしてくれるアプリが多数存在しています。まずは、パソコンとは違う経理処理アプリの機能を把握しましょう。
機能の充実度で選ぶ
業務に必要な基本的なことはもちろん、更なる作業効率アップを図るためにどのような機能があるのか確認をして比較することが重要です。
財務処理に必要な収支データは、パソコンで管理している場合手作業で全てを入力していきます。しかし、経理処理アプリでは画像を取り込むことで収支データを自動で入力し、銀行口座とリンクさせることで自動で口座管理をしてくれるものも登場しています。アプリによって様々な便利機能があるので、必要な機能を確認してからどのアプリにするか検討する必要があります。
サポート面で選ぶ
個人事業主の場合、会計などの業務に関して不安を抱えることも少なくはありません。
財務・経理処理アプリでは、多機能なアプリを提供するだけではなくサポート面を充実させているものもあります。正しく記録をつけていけるのか不安を抱えるのであれば、アプリのサポートに頼ってみるのもひとつの手段です。サポート面のアフターケアもしてくれるアプリを探して、初めての経理を始めてみると、自身を持った財務処理に取り組んでいけるでしょう。
使いやすさで選ぶ
機能やサポートが充実していても、結局は自分にとって使いやすいかどうかが一番重要になってくるポイントです。
アプリによってさまざまなUIが用意されているので、自分の肌に合うものを選びましょう。アプリは無料で使えるものから月額料金が掛かるもの、無料プランと有料プラン両方あるものなどがあります。機能を縮小した無料版を出しているアプリが多いので、まずは無料アプリで使いやすさを体験してから、有料アプリを購入して見るといいでしょう。
会計・財務・経理処理にオススメのアプリを紹介
ここからは、実際にどのようなアプリがあるのか紹介していきます。
経理処理アプリは、幅広い収支まとめに使えるので、自分に必要な機能で使い勝手の良さそうなものを探し出していきましょう。
会計ソフトfreee(フリー) 確定申告/青色申告に対応
画像出典:https://itunes.apple.com/jp/app/id811207074
クラウド会計ソフトとして人気の高い「freee」のスマホアプリ版です。
PC版のアカウントと連携することができるので、場面に合ったデバイスでの作業が可能であり、請求書をいつでもどこでも作成できます。
各種経理業務の効率化を図る機能から、質問に答えるだけで青色申告にも対応した自動確定申告書を作成してくれる機能などもあり、経理作業に慣れていない方でも使いやすいアプリです。
『弥生会計 オンライン』アプリ
画像出典:https://itunes.apple.com/jp/app/id1248150329
会計ソフト「弥生会計オンライン」専用のスマホアプリがこちらです。
「弥生会計オンライン」のアカウントを作っておくと簡単に利用が可能で、シンプルなUIで簡単に利用できるのが魅力です。アプリを起動後すぐに記入ができるため、交通費や消耗品費などをその場でササッと入力でき、短時間で収支の入力をまとめられます。
会計ソフトMFクラウド会計・確定申告分析アプリ
画像出典:https://itunes.apple.com/jp/app/id1048050421
「MFクラウド」のPC版と連携して使える会計管理アプリです。アプリからは会計データの入力を行わず、データの照会と分析専用でのみ利用可能なのが特徴です。
ブラウザで管理しているデータを出先で確認したい際など、PCを開かなくてもスマホで簡単に確認できるのが魅力です。
「MFクラウド」シリーズは2014年度のグッドデザイン賞を受賞しており、見やすい画面が印象的です。
青色申告・白色申告のTaxnote - 弥生対応の会計アプリ
画像出典:https://itunes.apple.com/jp/app/id814048454
登録不要、無料で気軽に使い始めることができる会計アプリが「Taxnote」です。
家計簿のようにシンプルで使いやすく、経費精算が苦手な方でも楽に管理できます。データがfreee、弥生会計、MFクラウドやExcelなどに簡単に出力可能なので、幅広いソフトとデータをリンクさせられます。
無料版での体験機能が用意されているので、使い心地を確かめてから有償プランに切り替えることができます。
STREAMED (ストリームド) - 領収書を自動データ化
画像出典:https://itunes.apple.com/jp/app/id814942928
メールアドレスで会員登録することで無料で使える経費精算アプリです。
領収書をカメラで撮ることでオペレーターが手入力をしてくれ、取引先に応じて自動で仕訳が完了します。データ入力の手間を省いていくれるため、大量の領収書の処理に日々悩んでいる人の力になってくれます。
Staple (ステイプル) - 経費精算
画像出典:https://itunes.apple.com/jp/app/id904794875
「Staple」はシンプルさと多機能さが魅力の経理アプリです。画面と操作性のシンプルさから、経費レポートを空いた時間にサクッとスマホから作成できます。
Yahoo!乗換、NAVITIMEとの連携で交通費精算が楽にできる他、位置情報から近くの店舗情報を取得、カレンダーの予定から訪問先を入力できたりと、スマホ1つでさまざまな作業を行えます。
作成したレポートはオンライン通信により管理され、PCからのチェックも可能になります。 法人向けのチーム版では承認ワークフローも付いており、幅広く活用させられるアプリです。
比較検討が大事!自分に合った会計処理を
今回は、ビジネスシーンの会計を楽にしてくれる財務・経理処理アプリを紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
特徴や用途の違う会計管理アプリは、機能面やUIなど、自分に合ったアプリを使用することで効率のよい財務処理が行えます。
手のひらサイズのスマートフォンで会計処理をすることは、あまりの小ささに不安を抱えるかもしれません。ですが、いつでも行える収支入力は効率の良い経理処理へと繋がります。時代のニーズに遅れをとらず、新たな形の会計管理をスマートフォンアプリから始めてみるのはいかがでしょう。