小さくて便利!Nature Remo miniで家電操作を行う4つのアイデア

小さくて便利!Nature Remo miniで家電操作を行う4つのアイデア

ドットアップス編集部
最終更新日 2018/7/12 11:39
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    目次

  1. スマートリモコン「Nature Remo mini」とは?
  2. Nature Remo miniを使用するために必要なもの
  3. Nature Remo miniを日常で使う4つのアイデア
  4. 登録できるものは積極的に自動化してみて!

「スマート家電」や「スマートホーム」という言葉を知っていますか?
簡単に言うと、家の中の電気製品をインターネットで接続、操作を統合することで、スマホやスマートスピーカーで家電を操作したり、自動で操作して快適な生活を実現するシステムのことです。
例えば、外出先から部屋の照明をON/OFFすることや、帰宅前にエアコンで快適な温度にしておくことも可能です。
小さな子供がいて手が離せない方も、離れた部屋の家電を操作できるのでとても便利です。
そんなスマートホーム、いまひとつ敷居が高そうだし、対応する家電に買い換えるのはちょっと……という方におすすめな、今ある家電をそのままに気軽に導入できるスマートホームシステムが、今回紹介するスマートリモコン「Nature Remo mini」です。
この記事では、「Nature Remo mini」の導入方法と、生活を便利にするアイデアを紹介します。

写真:著者撮影

スマートリモコン「Nature Remo mini」とは?

スマートリモコン「Nature Remo mini」は、米国や日本のクラウドファンディングサイトで2000万円以上を調達し、60以上のメディアで取り上げられた話題のスマートリモコン「Nature Remo」の小型タイプです。
スマホやスマートスピーカーなどのデバイスとインターネットで接続することで、エアコンやテレビ、照明など、赤外線リモコンで操作する家電を「Nature Remo」がリモコンの代わりに操作してくれます。
つまり、いろいろな家電のリモコン機能をまとめてスマホの中に入れられるという便利なシステムです。

「Nature Remo」と「Nature Remo mini」の違いは?

「Nature Remo」と「Nature Remo mini」の大きな違いは、
・本体の大きさ
・搭載されるセンサーの種類
です。
「Nature Remo」の大きさは縦横が各74cmであるのに対し、「Nature Remo mini」は縦横が一回り小さい58cmです。
重さも僅か29gで壁掛け穴もついているので、コンパクトに設置することができます。
センサーの種類は、「Nature Remo」は温度センサーの他に湿度、照度、人感センサーがついていますが、「Nature Remo mini」は温度センサーのみとなっています。たとえば暗くなってきたときや人が通ったときに、自動で照明を操作したい場合は、「Nature Remo」のほうが向いています。

「Nature Remo mini」がおすすめな場合

Nature Remo miniはとにかくコンパクトなので、設置場所に殆ど困りません。軽いので、付属の強力両面テープで壁に貼り付けることも可能です。
また、センサーの種類が限定されている分、価格は「Nature Remo」の13,000円に対して「Nature Remo mini」は8,980円と、かなりお手軽な価格に抑えられています。
スマホやスマートスピーカーでの家電の操作ができれば十分という場合には、お手ごろ価格でコンパクトな「Nature Remo mini」がおすすめです。

Nature Remo miniを使用するために必要なもの

最低限準備するものは3つ

Nature Remo miniを使用するためには、最低限必要なものが3つあります。
・Nature Remo mini 本体
・スマホまたはタブレット端末
・Wi-Fiの環境
(2018年7月現在、Nature Remo miniはiOSのみ対応です。公式サイトによると、Androidは7月の中旬以降に対応とのことです)

Nature Remo miniの初期設定

写真:著者撮影

Nature Remo miniの初期設定をするには、まずWi-Fiの環境が整っていることを確認し、App Store(iOSの場合)またはGoogle Play(Androidの場合)からNature Remoのアプリをダウンロードします。

写真・著者撮影

最初にアプリを起動すると、アカウント登録のボタンが表示されます。画面の指示に従ってメールアドレスと名前を入力すると、セットアップ画面に移ります。

写真:著者撮影

Nature Remo miniの電源ケーブルを接続すると、Wi-Fi設定にネットワーク名Remo-XXXXXXというネットワークが現れるので、パスワード(natureremo)を入力して接続します。

写真:著者撮影

Remoをタッチしてくださいという画面が表示されたら、Remoをタッチします。
しばらく待つと、セットアップ完了の画面が表示されます。これでスマホとRemoが接続されました。
あとは、お手持ちの家電のリモコンを準備して、Remoの画面にしたがって登録をしていけば、家電がスマホで操作できるようになります。

Nature Remo miniを日常で使う4つのアイデア

Nature Remo miniを導入すると、日常の様々なことが便利になります。ここでは、Nature Remo miniを使ったいくつかのアイデアを紹介します。

エアコンの操作

仕事や学校、用事などで外出しているとき、帰宅する少し前に外出先からエアコンを操作して快適な室温にしておくことができます。
家に帰ってから暑い(寒い)部屋でしばらく我慢していなければならない……ということもなくなります。
外出したけれど消し忘れてしまった……というときも、外出先から操作してエアコンをOFFにできるので、つけっぱなしを防ぐことができます。
さらに、ペットを飼っている家庭やエアコンの操作が難しい家族のいる家庭では、外出時に急に気温が上がってしまったときなど、家にいる家族のために室温を調節することもできて安心です。
また、Nature Remo miniは温度センサーが搭載されているので、指定した温度になったら自動でエアコンを操作する設定にしておけば、スマホで操作する必要もなくなります。

テレビの操作

テレビをスマホで操作できるようになれば、リモコンが見つからなくて困った……ということもなくなります。
エアコン同様、外出時に消し忘れてしまうこともなくて安心です。また逆に、夜間になったら照明と一緒にテレビを外出先から操作してつけるようにすれば、人がいるように思われて防犯にも役立ちます。
さらにプラスの使い方として、Amazon EchoやGoogle homeなどのスマートスピーカーを組み合わせれば、家事や育児、仕事などで手が離せないときにも声でチャンネルの操作や音量の調節などができてとても便利です。
たとえば、スマートスピーカーに向かって「NHK」と言うだけで、自動でテレビのチャンネルを変えてくれます。

部屋の照明

家中の照明をスマホに統合できるので、それぞれのリモコンを探し回る必要がなくなります。
他の部屋にいながら操作することができるので、例えばキッチンに来たけれどリビングの電気をつけっぱなしにしていた……というときも、リビングに戻らずにその場で操作することができてとても便利です。
また、先ほど説明したテレビのように、消し忘れの防止や防犯のために外出先から操作するということができます。
帰ってきたときに家が暗いのは嫌……というときも、帰宅の前に照明をつけておくことができます。また、スマートスピーカーと組み合わせれば、玄関で「電気をつけて」と言えば自動で照明をつけてくれます。

扇風機の操作

扇風機は温度や湿度が高まる夏に欠かせない家電。エアコンを使用した場合も、扇風機のありなしで効率がぐんと変わります。
そんな扇風機も、赤外線リモコンで操作するタイプならスマホで一緒に操作することができます。
エアコンのリモコンを操作して更に扇風機のリモコンを操作して……と、いくつものリモコンを使い分ける必要がありません。 

登録できるものは積極的に自動化してみて!

いかがでしたか?従来の赤外線リモコンの家電も簡単にスマート家電にできるNature Remo miniと、それを生活に生かす4つのアイデアを紹介しました。
この他にも、アイデア次第で様々な便利な使い方ができるでしょう。また、どんどん機能拡張が進められているGoogle homeやAmazon Echoなどのスマートスピーカーとの連携で、応用範囲は今後も広がっていくのではないでしょうか。
Nature Remo miniを使って、身の回りの家電をどんどんスマート化して便利な生活を送ってみませんか?

Nature 公式サイト

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