旅行の思い出が何倍にもなる!旅行写真おすすめアプリと美しい撮り方を伝授
-
この記事をシェア
-
旅行先では写真を撮る機会が増えるものです。しかしその写真がイマイチだと、後で見返した時に旅行の思い出が霞んでしまうかもしれません。そのようなことがないように、ベストな状態で写真を撮影しておきたいものです。本記事では写真を上手に撮るためのテクニックを紹介し、後半ではおすすめの写真加工アプリ、カメラアプリも紹介していきます。
画像:著者撮影
旅行先で威力を発揮!景色や人物を美しく撮るテクニック7選
写真を綺麗に撮るためにはいくつかのテクニックがあります。今回は初心者でも意識しやすいものを7つ集めました。
グリッド線を使って出来上がりをイメージする
「グリッド線」とは縦横の格子状の線のことです。撮影時にグリッド線を表示することができるアプリを使って写真を撮ることによって、出来上がりをイメージしながら撮影することができます。グリッド線のラインをチェックし、ライン上に被写体があるかチェックしましょう。料理の写真など、真上から撮る場合も同様にグリッド線を意識しながらお皿の配置や盛り付けをチェックします。複数の被写体を捉える場合は線が交わる点上に被写体があるとバランスがよく見えます。各被写体のバランスが悪かったら、配置を考え直してみる必要があるでしょう。
奥行き感を出して遠近法を駆使する
絵でも写真でも、遠近法を駆使して奥行きのある作品に仕上げることができるのはスキルがある証です。初心者の人はなるべく遠近感がでるような写真を撮れるように練習しましょう。遠近感のある写真は見た人にその風景を強くイメージさせ、臨場感を感じさせることができます。写したい被写体を手前にして大きく撮り、後ろの部分をぼかすようにするのがポイントです。
リーディングラインを意識する
リーディングラインを意識した写真というのは、私たちの目の動きを意識した写真ということです。例えば道路を写した写真であれば、私たちの目は自然と道路に沿って動きます。そのリーディングラインの終着点に被写体をもってくるようにすると魅力的な写真に仕上がると言われています。写真の中に「線」を意識するような物体をもってくるようにしましょう。例えば道路・川・エスカレーター・横断歩道などです。そのラインを見た時に、目がどっち側からどっち側へ動くのかを意識することも大切です。
三角形を意識して被写体を収める
被写体が複数ある場合、三角形に配置しましょう。被写体が3つに満たない場合は、その他の特徴的な物体を利用して三角構図を作ります。3つ以上になる場合は、その中で最も注目させたい被写体を3つに絞ります。この「三角構図」はリーディングラインやグリッド線を利用した方法と並んで有名な構図のひとつです。
景色や建物をシンメトリーにする
上級者になってくるとアシンメトリーの写真でも上手に撮ることができます。しかし初心者のうちはなるべくシンメトリーで撮影すると失敗を防ぎやすくなるでしょう。被写体を中心に納めることがシンメトリー構図のポイントです。シンメトリーの写真は見た時に綺麗で、すっきりと整理されている印象を受けます。しかし見る人によってはつまらないと感じる人もいるようです。シンメトリーの写真に慣れてきたら、徐々にアシンメトリーに近づけていくことで上級者に近づくことができます。まずは被写体を中心からほんの少しずらして撮影することを意識してみましょう。
ローアングルで建物を大きく見せる
建物が写真に入り込む場合は、ローアングルで撮影すると建物を大きく見せることができます。建物が大きく見えると遠近感を表現することもできますし、壮大さを感じる写真になります。建物をメインにした写真であれば建物の真下付近まで移動して撮影しましょう。写真いっぱいに建物を大きく写すことができます。建物から離れて撮影する場合は、しゃがむなどしてカメラを低い位置に持ってくることで同じような効果が得られます。建物だけでなく人を写す場合も、ローアングルで撮影すると背を高く見せたりスタイルを綺麗に見せることができます。これはテレビ撮影でもよく使われている手法です。アイドルのライブなども低い位置から撮影していることが多いです。
メイン以外の景色をあえてぼかす
「ぼかし」をうまく使えるかどうかも初心者と上級者の分かれ目のひとつです。一般的に一眼レフで撮影した写真はスマホカメラで撮影した写真よりも綺麗だと言われていますが、それは一眼レフだとぼかしを綺麗に入れやすいためです。通常のスマホカメラでぼかしを使うことは難しく、スマホ撮影でぼかしを上手に使いたいならアプリを活用するのが良いでしょう。例えば写真加工アプリを使ったり、高機能な撮影機能を有したカメラアプリを使うなどがいいでしょう。フィルターを活用したい場合は写真加工アプリが、撮影してささっとSNSに投稿したい場合は高機能カメラアプリを使うのがおすすめです。ぼかしを入れるだけでも初心者とは思えない魅力的な写真を作ることができますので、ぜひアプリを活用しましょう。
旅行の思い出が美しく撮れる!旅行向けのおすすめアプリ
簡単に上級者のような写真を作れるスマホアプリですが、中でも特におすすめなものを4つ紹介します。
VSCO
画像:著者撮影
「VSCO」(ヴィスコ)は多くのフィルターが用意された写真加工アプリです。フィルターをかけるアプリの中ではおそらく最も知名度が高く、インスタグラマーやブロガー達もよく使っている人気のアプリです。「VSCO」は圧倒的な数のフィルターが用意されており、どれも無料とは思えないほど出来が良いフィルターです。定期的に更新される新フィルターの中には有料のものもあります。有料フィルターはいくつかのフィルターがセットになって販売されています。フィルターセットは無料のものよりもクオリティが高いことがほとんどで、有料ということを考えてもコスパはいいと言えるでしょう。インスタでは「#VSCO」というタグも作られています。どのフィルターを使ったのか記載されていることも多いため、参考にしてみましょう。
画像:著者撮影
画像投稿SNSとして有名なインスタグラムには標準で加工機能が備わっています。画像専用SNSだけあってどのフィルターもクオリティが高いものが揃っています。写真をよく撮る人の中には、すべての写真を加工アプリでじっくりと加工するのは手間で面倒くさいと感じる人も多いでしょう。そのような人は、インスタの加工機能を使って投稿しましょう。インスタの加工機能だけでも十分人に見せられるような写真に仕上がります。また「#VSCO」のように、他の加工アプリのタグで検索をしたり、有名インスタグラマーやフォトグラファーをフォローして写真撮影の参考にするのもいいでしょう。その際は上で挙げた撮影のコツを意識しながら見てみてください。
カメラ360 - あなただけのカメラアプリ!
画像:著者撮影
「カメラ360」は自撮り向けのカメラアプリです。旅行でも自撮りをする場面は多いもの。カメラ360は撮影段階でフィルターをかけながら撮影することができるので自撮りが楽しくなるでしょう。風景だけを撮った写真もいいですが、自分や友人、恋人が写っていると旅行の思い出としては一層深いものになるはずです。旅行のお供にいれておきたいカメラアプリです。
Foodie - 生活のためのカメラ
画像:著者撮影
「Foodie」(フーディー)はグリッド線を表示しながら撮影ができるカメラアプリです。写真撮影のコツで紹介したグリッド線の使い方を意識しながら撮影してみましょう。「Foodie」は以前は料理をおいしく撮れるカメラという触れ込みでした。そのため写真撮影後に使えるフィルターも、」料理をおいしく見せるのに適したフィルターが揃っています。旅行先でご飯を食べた時にはぜひ「Foodie」で撮影しましょう。
アプリとテクニックで旅行写真を美しく撮ろう
いかがでしたか。写真撮影のテクニックはすぐに上達するものではありません。もちろん地道に練習することも大切ですが、それと並行してアプリを使うのがおすすめです。
旅行先で撮る写真は大切な思い出になりますので、良いカメラアプリを駆使して綺麗に撮影しましょう!