深みのあるオシャレなモノクロ写真を作る写真加工アプリと上級テクニック
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- モノクロ写真とはどんな写真?
- デジタルでモノクロ写真を作る方法
- よりオシャレに仕上がるモノクロ加工の上級テクニック
- 深みのあるモノクロ写真に加工できるおすすめアプリ
- 加工アプリで深みのあるモノクロ写真を作ろう
目次
スマートフォンのカメラを使って写真を撮ったり、その写真を加工したりしていますか?最近はSNSに投稿するために、綺麗な写真加工をしている人も多いです。
カラー写真ももちろん素敵ですが、スタンプやきらきら加工はありきたりだと感じていませんか?そこでおすすめなのが、モノクロ加工をすることです。
カラー写真が並ぶ中で、モノクロ写真が1枚あると目立ちますし、味があってSNS映え間違いなしです。今回は、おしゃれなモノクロ写真を作る写真加工アプリとそのテクニックを紹介します。
画像:筆者撮影
モノクロ写真とはどんな写真?
白黒で表現された象徴的な写真
そもそもモノクロとは、「1つの色」を意味するモノクロームの略です。1つの色といっても、背景の色ともう1色という意味なので、実際は2色で表現されます。
基本的には赤や緑でも、背景の色と合わせて2色で表現されていればモノクロ写真ですが、代表的な色が白と黒です。陰影も白黒で表現されるので、2色の間にはグラデーションもあります。
光と影がはっきりした写真だと、カラー写真よりもより立体的に見え、メインの被写体がはっきり浮かび上がるのが特徴です。
モノクロ写真の魅力
現代は、カラー写真が主流ですが、実は最近はモノクロ写真も注目されるようになってきました。モノクロ写真ににこだわるカメラマンも居るほどです。そんなモノクロ写真には、どんな魅力があるのでしょうか?
まず、モノクロ写真はカラー写真にはない、レトロでおしゃれなイメージがあります。2色で光と影を表現した写真は、 どことなく哀愁を漂わせており、被写体がより魅力的に見えます。
また、色のない世界はとても情報量が少なく、見る人の想像力がかきたてられます。写真に対して色々な思いをはせられるのも、モノクロ写真の魅力の1つといえます。
デジタルでモノクロ写真を作る方法
カメラのモードをモノクロに変更して撮影する
デジタルカメラやスマートフォンのカメラには、写真の色味や明るさを調整する機能が付いています。そこで、カメラのモードをモノクロにして写真撮影をしてみましょう。
こうすることで簡単にモノクロ写真を撮影することができます。写真を撮るときは、光が一方向から当たっている場所が陰影がはっきりするのでおすすめです。
カメラのモードをモノクロにして撮影すると、あとからカラーにすることはできないので、必要な人はカラーとモノクロの両方を撮影すると良いでしょう。
アプリのモノクロ加工を使う
スマートフォンで撮影した写真を、写真加工アプリを使って加工する方法もあります。
写真加工アプリを使うと、カメラのモードで撮影するのとは違って、エフェクトで画像の色みや雰囲気を変えることもできるし、明るさを調整したりして、納得のいくまで画像を加工することができます。
自分のお気に入りの1枚をアプリ1つで作成できます。
よりオシャレに仕上がるモノクロ加工の上級テクニック
一部だけカラーにする
全体はモノクロですが、一部のみカラーに加工することもできます。どの部分をカラーにするかによっても写真の印象が大きく変わります。例えば、この画像は手前の桜の花だけをカラーにしています。
モノクロの中で一部分だけカラーを入れると強調されてより目を引く1枚になります。カラーにするコツとしては、モノクロと対照的にビビッドな色を出すと、よりカラーの部分が映えるのでおすすめです。
画像:筆者撮影
カラートーンでモノクロ風の写真を作る
モノクロ写真の代表的な色は白と黒ですが、赤と白、青と黒など、背景色ともう1色を統一すれば、その写真もモノクロ写真です。
画像加工アプリを使って、使用する色を変えれば、白黒の写真とはまた違った雰囲気の写真を楽しむことができます。たとえば、セピア色は、白黒よりも柔らかい印象があります。
青系にするとクールな印象になります。簡単なやり方としては、まず、モノクロの写真を撮るか、アプリでカラー写真をモノクロに加工します。それから、アプリ内のエフェクトや効果を使って色調を変えます。
このようにして、自分の好みに合わせて、カラートーンを変えてみるのも良いでしょう。
深みのあるモノクロ写真に加工できるおすすめアプリ
鮮明に綺麗にモノクロ加工ができるアプリ
画像:筆者撮影
「Hypocam」は、モノクロ写真専門の写真加工アプリです。モノクロ加工に特化しており、アプリを起動すると、カメラが起動してすぐにモノクロ写真を撮影することができます。
撮った写真をその場で加工することもできるし、上部の+マークから、自分のファイルの写真をアプリに取り込み、加工することもできます。
明るさやコントラストの調整も細かく行うことができ、簡単に写真家が撮影したような綺麗なモノクロ写真が仕上がります。
豊富な効果で簡単に写真をおしゃれに加工できるので、初めての人でもすぐにおしゃれなモノクロ写真が作れます。ただし、説明がすべて英語なので、はじめは少し戸惑うかもしれません。
また、アプリ内には写真集もあります。他の人たちがどんな風に加工しているか見てみると、とても参考になります。
アナログっぽいモノクロ加工ができるアプリ
画像:筆者撮影
「Fotor」は、シンプルな操作性ながら、とても多機能なアプリです。モノクロ加工はもちろん、多様なフィルターを使って、まるでフィルムのようなアナログっぽい加工も思いのままです。
フォトコンテストという機能が付いており、他のフォトグラファーの作品を見ることもできます。コンテストに参加するにはアカウント登録が必要ですが、画像加工だけなら必要ありません。
カラー写真を「効果」でモノクロにしてから、「シーン」で場面を選んだり、「フォーカス」でピントやぼかしをつけると、フィルムのようなアナログ加工が完成します。
画像:筆者撮影
「Fotor」は、高度な写真加工アプリですが、その機能の多くを無料で使うことができます。
一部のみをカラーに加工できるアプリ
画像:筆者撮影
「Colorful-白黒やモザイク、セピアで無料の画像編集できるカメラアプリ!」は、通常のモノクロ加工のほか、モノクロ写真の一部をカラーにすることができます。やり方はとても簡単で、筆のアイコンをタップしてから、カラーにしたい部分を指でなぞるだけ。
たったこれだけで、SNS映え間違いなしのインパクトのあるモノクロ写真が作れます。エフェクトを使っても、カラーにした部分が色あせることはないので安心です。
もし間違えてしまっても、消しゴムのアイコンをタップして、指でなぞればすぐにモノクロに戻せます。とても手軽に加工できるので、初めての人でも使いやすいアプリです。
カラートーンが豊富なおすすめアプリ
画像:筆者撮影
「PIXLR」は、モノクロ加工以外にも様々な機能を備えていますが、中でも写真の色調を調整する機能が特徴的です。
モノクロ写真の色調を加工することによって、白と黒以外の組み合わせでモノクロ写真を作ることができます。白と黒も良いけれど、もっと色々な色調で楽しみたい方におすすめです。
多くの機能を備えているので、このアプリ1つでたくさんの加工ができます。写真加工アプリを探すのに迷っている人におすすめのアプリです。また、ほとんどのエフェクトを無料で使えるのも魅力です。
加工アプリで深みのあるモノクロ写真を作ろう
いかがでしたか?モノクロ写真には、カラー写真にはない独特の魅力があります。デジタルの写真でも、写真加工アプリを使えば、簡単にモノクロ写真にすることができます。
アプリを使いこなせるようになれば、プロ顔負けの写真も作ることができるかもしれません。皆さんも、こだわりが詰まったモノクロ写真でSNS映えを目指しましょう。