【便利】Twilogを登録してTwitterのツイートを管理しよう

ほかのユーザーのツイートから貴重な情報をゲットしたり、気の合うフォロワーとのやりとりを楽しんだりと、手軽にたくさんの人たちと交流できるTwitter。

自身のアカウントに、日々のできごとや気になった事柄を、コツコツとつぶやいている人もいることでしょう。そんなTwitterをさらに有意義に利用していくために、積極的に活用していきたい便利なサービスが「Twilog（ツイログ）」です。

ここでは、Twilogの特徴や使い方について詳しく紹介していくので、興味のある人は参考にしてみてください。

Twilogってなに？

Twitterを使っている人なら、1度は「Twilog」というワードを目にしたことがあるでしょう。利用したことがない人にとってTwilogは、気になるけどよくわからないという存在ではないでしょうか。

まずはTwilogがどんなサービスなのかを把握し、自分が実際に利用したときのことをイメージしてみましょう。

Twilogとは

Twilogとは、Twitterに投稿した自身のツイートを、ブログ形式で保存して管理できるサイトです。

自分が過去にどんなツイートをしたのか、月にどれくらいの数のツイートをしているのか、遠い過去までさかのぼって調べるのは大変な作業でしょう。Twilogを使えば、過去のツイートをまとめて閲覧できるだけでなく、自身のTwitter利用状況を詳しくチェックして管理ができます。

サイトは無料で利用できるほか、登録が完了すれば、Twitterのツイートが自動的に保存されていくので、誰でも手間なく気軽にはじめられるはずです。自分ではアカウントの管理が上手くできないと困っている人には、ぴったりのサイトになるでしょう。

Twilogでできること

Twilogはサイトに登録をしなければなにもできない、というわけではありません。Twitterのユーザー名を所定の箇所に入力することで、一部の機能のみ利用できるようになるので、登録するか迷った際にも安心でしょう。

未登録でも、Twilogでツイートがどのように表示されるか確認できるので、気になった人はぜひページを覗いてみてください。

未登録でもできること

• 最新のツイート100件がブログ形式で表示される。（更新は手動）
• ツイートをキーワード検索できる。
• Twilogユーザーたちのデーターが閲覧できる。

Twilogページの使用感を確かめ、利用してみたいと感じた場合はアカウントの登録をしましょう。ユーザーになれば、以下に記載するようなさまざまな便利機能が使えるようになります。

登録してできるようになること

• 最新のツイートが自動で更新される
• 過去のツイートのログが取得できる。
• サイトに保存されたログをダウンロードできる。
• キーワード検索のほか、日付ごとや月ごと、ハッシュタグで過去のツイートが検索できる。
• ツイート数やフォロワー数の推移など、サイトに記録されている情報をグラフ付きで閲覧できる。

メリットは？

Twilogへの登録方法はとても簡単な上、パスワードなどを設定する必要もありません。特に難しい作業をすることもなく、自身のツイートをブログのような形で閲覧・管理ができるのはかなり嬉しいメリットでしょう。

通常ブログを作成するためには、さまざまな手間と知識が必要になりますが、Twilogを使えばすべて自動でツイートをまとめてくれます。

また、Twilogに登録する以前のツイートは、最大で3200件まで取得が可能です。「Stats」画面を開けば細かく分けられた項目ごとに、登録後の全期間を対象としたツイートの分析ができ、今までは気づかなかった、自身のツイートの傾向が把握できるようになるのも面白いところでしょう。

Twitterのアナリティクス機能との違い

Twitterには、アカウントのツイートを細かく分析できる「アナリティクス」という機能が搭載されています。利用はもちろん無料で、Twitterのアカウントさえあれば、誰でもアナリティクス画面にログインが可能です。

Twilogと同じように、自身のツイートのログやフォロワーの推移などが閲覧でき、アナリティクスに記録されたログのダウンロードもできます。自身のツイートに対する、ほかのユーザーたちの反応まで確認できるため、アカウントの管理に役立てていけるでしょう。

ではなぜ、Twitterに搭載されているアナリティクスだけでなく、わざわざ似た機能を搭載しているTwilogを利用するユーザーが多いのでしょうか。

違いや共通点は？

アナリティクスでは、Twilogと違って「インプレッション（閲覧された回数）」や「エンゲージメント（ツイートに対するユーザーの反応）」などが把握できます。

どんなツイートがユーザーたちから注目されているのかわかるので、フォロワーを増やすきっかけがほしい、という人には役に立つ機能になるでしょう。

Twilogとアナリティクスの共通点は、共にツイートに関するさまざまな情報をグラフ付きで確認できることですが、アナリティクスが過去28日間のツイートを対象にしているのに対し、Twilogは登録後の全期間の情報を閲覧できます。

ログのダウンロードも、Twilogのほうが長い期間に対応しているので、直近の情報だけでなく、長い期間に渡ったツイートのデーターを把握したいという人にとってはとても便利なサイトです。

TwilogのStats画面には、誰にでも理解できる簡単な表現を使った項目が並んでいるので、難しい用語はよくわからないけど、ツイートをまとめて管理したいという人にも打って付けでしょう。

アカウント登録方法

アカウントを作成したいときは、まず「https://twilog.org/」へアクセスしてTwilogのホーム画面を開いてください。続いてホーム画面に表示されている、「新規登録」をクリックしましょう。

「新規登録前のご注意」と書かれた画面に移動するので、目を通したら画面を下にスクロールします。

次に「登録方法」の説明を確認したら、公式リツイートの記録の有無を選択してください。この設定は、登録後に自由に変更が可能です。

続いてその下に表示されている「Sign in with Twitter」をクリックしましょう。

ブラウザからTwitterにログインしている状態であれば、Twitterの認証画面へ移ります。「連携アプリを認証」をクリックして、アカウントへのアクセスを許可しましょう。Twitterにログインしていない場合は、IDとパスワードを入力して認証画面を開きます。

「アプリケーションに戻ります。しばらくお待ちください。」と表示された画面のあと、「ユーザー登録が完了しました！」と書かれた画面に切り替われば登録作業は終了です。

最後に、登録完了画面の右上に表示されている自分のユーザー名をクリックして、登録したアカウントの情報が反映されているか確認してみましょう。

トップ画面上部に、自分のアイコン画像やヘッダー画像、アカウント名などがしっかり表示されていればOKです。

Twilogの使い方

登録が完了すればTwilogの利用をすぐに開始できます。ページのトップ画面を下にスクロールさせると、ツイートが新しい順に表示されているのが確認できるでしょう。

ツイートの並び順や、表示するツイートの種類はいつでも変更できるので、自分が使いやすいように設定してみてください。

画面右上に表示されている「last update」欄が、「最新の情報に更新する」となっている場合は、クリックしてアップデートしておきましょう。

その上に表示されている検索バーでは、ほかのユーザーのTwilogページがユーザー名で検索できます。

検索方法

過去のツイートを検索したいときは、トップ画面右側から好きな検索方法を選択します。キーワード検索をする場合は、「Search」の検索バーにキーワードを入力しましょう。

AND検索かOR検索かを選択できるので、複数のキーワードをすべて含むツイートを探すときはAND検索を、いずれかのキーワードを含むツイートを探す場合はOR検索を選んでください。

日付ごとのツイートを見たいときには、Searchの下にあるカレンダーか「Recent」を利用しましょう。カレンダーの色付けされている日がツイートした日、色付けされていない日はツイートがなかった日になります。

Recentには、その月にツイートした日付が一覧で表示されているので、どちらでも好きなほうから見たい日付を選択してください。

月ごとにツイートをチェックしたい場合は、「Archives」から検索したい月を選択します。カレンダーが選択した月のものに切り替わるので、日付を指定したいときはそこから選択しましょう。

ハッシュタグでツイートを検索するときは、「Hashtags」欄に一覧で表示されている候補の中から、閲覧したいものを選んでクリックしましょう。

ツイート数が多い順にハッシュタグが並んでいますが、この欄に表示しきれないハッシュタグがある場合もあります。「すべて表示」をクリックすると、これまでに使ったすべてのハッシュタグが表示され、そこからの選択もできるようになります。

分析方法

Twitterでの足跡をチェックしながらツイートの分析などをしたいときは、「Stats」をクリックしてください。

「Twilog Stats - 統計情報」には、Twilogに登録してからのTwitterの利用状況が、項目別に表示されます。

「日ごとのツイート数」「月ごとのツイート数」「曜日ごとのツイート数」「時間ごとのツイート数」「ツイート種別」「フォロー数推移」「フォロワー数推移」「合計ツイート数推移」は、それぞれグラフでチェックができます。確認したい項目をクリックして、グラフを表示させましょう。

各ツイート数をグラフで見てみると、ツイートの多い曜日や時間などがわかり、自分の生活スタイルを振り返る良いきっかけになるでしょう。

フォロワー数推移では、いつフォロワーが増減したのか細かくチェックできるので、その日のツイート内容を検索してみれば、どんなツイートが好まれているのかが把握できてくるはずです。

アカウント削除方法

Twilogのユーザーである限り、ツイートのログは自身のTwilogページに記録され続けます。利用しなくなった場合は、忘れずにTwilogのアカウントを削除しておくようにしましょう。

アカウントを削除すれば、記録されていたツイートのログはすべて削除され、ユーザーページには最新100件のツイートのみが表示されるようになります。

PC画面からの削除方法

アカウントを削除するときは、ページの上部にある「管理」をクリックしてください。

Twilogはスマホでの利用ももちろん可能ですが、スマホ版のTwilogでアカウントを削除することはできません。削除の際は、必ずPCからログインするようにしましょう。

管理画面を下にスクロールすると、最下部に「アカウントの削除」という項目があります。「削除する」をクリックして、自身のTwilogページからログが消えているか確認してみてください。

運営に削除依頼をする方法

PCからのログインが難しい場合は、運営者に削除依頼をしてみてください。Twilogページの「このサイトについて」にアクセスすると、サイトの「運営者情報」を表示できます。

運営者のTwitterアカウントが記載されているので、自身のTwilogアカウントを削除したい旨を伝えて対応を待ちましょう。

Twitterのアカウントを削除したらどうなる？

Twitterのアカウントを削除すると、自身のTwilogページは非表示になります。削除したTwitterアカウントを復活させた場合は、Twilogでツイートの再取得が可能になるので、ログインしてトップページの「最新の情報に更新する」をクリックしてください。

TwitterとTwilogどちらも削除したいというときは、Twitterのアカウントを削除する前に、Twilogのアカウントを削除しておくようにしましょう。Twitterのアカウントがない状態で、Twilogへのログインはできないので注意してください。

Twilogを削除したのにツイートが表示されるのはどうして？

Twilogでは、Twitterでツイートを公開しているユーザーの、最新100件のツイートが自動的に取得される仕組みになっています。

Twilogに登録していなくても、リアルタイムで直近のツイートが表示されているので、それを避けたいときにはTwilogの「表示拒否設定」をする必要があります。

ツイートの表示拒否設定方法

Twilogでのツイートの表示を拒否したいときは、まず「https://twilog.org/page-deny」にアクセスしてください。「Twilogへのツイート表示拒否」という画面が開くので、「Sign in with Twitter」をクリックしましょう。

Twitterの認証画面が表示されたら「連携アプリを認証」をクリックし、Twilogのアカウントへのアクセスを許可します。認証が済めば表示拒否設定は無事完了です。

利用する際の注意点は？

Twilogは難しい操作もなく、誰でも簡単に登録ができますが、登録の際にはいくつか気を付けなければいけないことがあります。Twilogの特徴をしっかりと把握し、スムーズに登録して楽しく利用していきましょう。

Twitterのアカウントが非公開だと登録できない

前述した通り、Twilogは公開されているツイートを取得して管理するサイトです。Twitterでツイートを非公開にしているユーザーは、Twilogへの登録ができないので注意してください。

また、Twilogに登録したあとにTwitterを非公開にすると、その時点でツイートの取得がストップします。

再度ツイートを公開した場合は、Twilogページの「最新の情報に更新する」をクリックしましょう。非公開中だったときのツイートを、最大2000件まで取得できます。

削除したツイートもTwilogで表示される場合がある

公開したツイートをTwitter上で削除したとしても、1度Twilogに取得されたツイートは、自動で削除されることはありません。Twilogからもツイートを削除したいときは、手動でそのツイートを削除する必要があります。

Twilogでツイートを削除したいときは、ツイートの下部にある「削除」アイコンをクリックしましょう。確認画面が表示されるので、「OK」を選択すればそのツイートが削除できます。

Twitterを活用するならTwilogに登録しよう

Twitterをより有意義に活用していきたいユーザーにとって、Twilogは使い勝手の良い便利なサイトになるでしょう。

登録期間が長くなればなるほど、自分の足跡がどんどん増えていき、ツイートを投稿するのが益々楽しみになっていくはずです。

Twitterユーザーならブログが簡単にできる

ブログの作成に興味はあっても、難しそうだからと断念した経験のある人は、ブログ形式で簡単にツイートが管理できるTwilogをぜひ利用してみてください。

見やすくまとめられた日々のツイートを、たくさんのユーザーたちに閲覧してもらいましょう。

プチ自分史ができるかも！

Twitterのツイートを3200件も記録できるTwilogは、それまでの自分を振り返るにはぴったりのサイトです。その時期どんなことがあったのか、どんなことを考えていたのか、まるで日記を読むようにチェックしていけるでしょう。

これからもTwitterを利用していく予定なら、便利なTwilogと一緒に活用してみてはいかがでしょうか。

記事画像：著者撮影