無料ゲームアプリで花札を学んでみよう

無料ゲームアプリで花札を学んでみよう

ドットアップス編集部
最終更新日 2019/12/23 19:53
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2024/12/22 05:00

「花札」というものがあります。賭け事のイメージが強いですが、本来は単なる遊びで、賭け事にまつわるルールや風習はあと付けされたものです。皆様も健全な遊びだけにとどめておきましょう。というわけで、今回は花札の基本が学べる「こいこい」と、「こいこい」が遊べるおすすめの無料ゲームアプリ『花札MIYABI』を紹介します。

■そもそも「花札」って何?

花札は48枚のカードからなり、これを用いて様々なゲームが行えます。こう聞くとトランプを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、まさに花札は日本版のトランプなのです。安土桃山時代、宣教師がポルトガルからトランプを持ち込みました。花札は48枚からなりますが、これは当時のポルトガルのトランプと同じ枚数です(かつてのトランプは地域ごとに枚数が違いました)。花札はトランプを元に作られたわけですね。

日本にはすでに「貝覆い」という絵合わせ型の遊びがあったため、花札も絵合わせに似たゲームが基本となりました。かるたも同様のルーツを持つため、花札を「花かるた」と呼ぶことも多いです。かるたが読み札と絵札の関係を元に百人一首かるたなどに発展したのに対し、花札は絵の組み合わせを元にルールが発展し、当時の姿をカードの図柄に色濃く残して現在に至ります。

■一番シンプル!「こいこい」のルール

「こいこい」は二人でプレイするゲームです。札に設定された得点を考慮しなくて良いため、花札のゲームの中ではわかりやすいものとなっています。親と子を決め、場と二人の手札をそれぞれ8枚ずつ配ります。親から交互に手札を1枚選んで場に出し、場に同じ月(旧暦の12ヶ月に対応。トランプで言えばスートにあたり、札に書かれた植物や風景で判別可能)の札があれば獲得できます。

獲得した札が特定の組み合わせになれば役が完成し「あがり」か「こいこい」が可能となります、「あがり」を選べば成立している役の点数を得て勝負は終了、「こいこい」を選べば勝負は続行となり、更に役を作って点数を上げる好機となります。ただし、相手にあがられる危険やさらなる役を作れずあがりの権利を得られないままゲームが終わってしまう危険性が出てきます。

役は光にまつわる札を集めた「五光」、特徴的な取り合わせで花札を知らない人にも名の知られた「猪鹿蝶」のようなものから、短冊の札が描かれたものを集めた「たん」「赤短」「青短」ようなわかりやすいもの、ローカルルール的な「花見で一杯」等多彩なものがあり、役に絡まない札も多数集めれば「かず」という役として認められるようになっています。

■『花札MIYABI』がおすすめな理由

記事冒頭でご紹介した『花札MIYABI』は、獲得できる札を教えてくれる他、現在獲得している札で成立する役、そしてそれが成立する可能性が残っているか(必要な札を相手が取っていないか)を教えてくれるため、非常に遊びやすくなっています。まずは札を獲得することに慣れ、ある程度理解が深まったら役を揃える戦略を練って行きましょう。最終的にすぐ揃えられる役を準備しつつ別の役を成立させ、「こいこい」で勝負に出れるようになればネット対戦などでも十分渡り合えるようになっているはずです。

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