奥深い世界!育成が面白いゲーム
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☆アリの巣コロニー ー ほのぼの観察育成ゲーム!
何かに熱中する時間も持てず、忙しなく過ぎていく日々を過ごしている皆さん。たまにはスマホでまったりと育成ゲームを楽しみませんか?
育成ゲームというと手間が多くてプレイ時間も長くなるイメージですが、ご安心ください。今回はスキマ時間でマイペースに進められる【アリの巣コロニー】をご紹介します。
(画像:著者撮影)
この【アリの巣コロニー】は普通の育成ゲームとは違い、なにかの生物単体を育成するのではなく「アリの巣の成長を観察する」のがメインという独特なルールが面白いゲームになっています。
アリたちは基本的に自分で勝手に暮らしているので、慌ただしく時間を見ながらエサをやったり巣の掃除をしたりといった手間もありません。育成の美味しいところだけ味わえる面白いゲームですね。
☆育成の基本・遠征
巣では女王アリと共に数匹のハタラキアリが暮らしています。まずはハタラキアリに「遠征」の指示を出しましょう。こうして巣の外へと出かけていったハタラキアリたちは、エサを持ち帰ってきます。
(画像:著者撮影)
この時、遠征に出すアリの数が多いほど帰還まで時間が多くかかり、得られるエサのレア度が上がります。ミッション達成の都合もあるので、アリの総数が少ない始めのうちはすべてのアリを遠征に出すのがいいかもしれません。
遠征から帰還すると、アリたちはエサを崩して巣の中に運び込みます。エサが一定数に達すると女王アリが卵を産み、アリの総数が増えていきます。
遠征、巣の拡張、外敵との戦いetc...何をするにも数が頼りなので、とにかくまずは「遠征」です!
☆ハタラキアリが巣を拡張する
巣を守り、大きくしていくためには餌の確保以外にも大切な仕事があります。遠征に出していないハタラキアリは何をしているのでしょうか?
それは「巣の拡張」です。遠征に出さなかった留守番のアリは、このように土を堀り進んで巣を大きくしていく役割を担います。
(画像:著者撮影)
よく見ると「土を掘るアリ」と「土を運ぶアリ」にきちんと役割が分担されているのが分かります。市販の育成キットのように観察のし甲斐があり、とても面白いゲームですよね。
ちなみに筆者はわりと虫が苦手なのですが、この育成ゲームのリアルで健気なアリの行動には日々癒されています。
巣がある程度の規模になると現れる外敵はちょっと気持ち悪いですが、だからこそ無力なアリたちに感情移入してしまい、見守る視線にも熱が籠ります。
☆育成方法がひと味違う面白いゲーム
育成ゲームといえば普通は、なにかを育ててレベルやステータスを上げ、育成対象を「進化」させていくものが一般的ですよね。
しかし【アリの巣コロニー】は他の育成ゲームとは遊びどころが違います。このゲームの面白さは育成対象が「アリ」ではなく「アリの巣」というところにあります。
ゲームが進んでもアリは強くなりません。ステータスを上げまくった強いアリが外敵を一発で倒せるようになったりもしません。
一匹一匹のアリはとても弱く、ほとんど何もできないままです。でもエサを運び巣を拡張して卵を育て、地道に数を増やし、減った数よりも多くの仲間を得て、「コロニー」として少しずつ、ほんの少しずつですが強く育っていきます。
(画像:著者撮影)
普段なら目を向けることもない小さな世界で、懸命に黙々と生きている姿に癒されるのかもしれません。プレイヤーにできることは少ないながらも、筆者はこのゲームに「育成の醍醐味」のようなものを感じました。
あなたも是非、小さなアリの世界を覗いてみてください。個々の強さではなく数を頼りに自然界を生き抜く【アリの巣コロニー】は、奥深く面白いゲーム性を秘めています。