仮想通貨DASHとは?公式ウォレットアプリ「DASH」を使ってみた
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画像:著者撮影
2017年に一気に知名度を得た仮想通貨。仮想通貨の運用は、短期間で多額の利益を生む可能性があることからトレードへの人気が集まっています。その仮想通貨の中でも匿名性が高い特徴を持つ仮想通貨DASHの特徴をご存知でしょうか。取引きには公式アプリが用意されているなど、取り扱いが容易であるDASHについて紹介します。
世界各地で注目を集めつつある仮想通貨「DASH」
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DASHは、2014年1月に開発された仮想通貨です。開発当時の名称は「darkcoin」でしたが、2015年に「DASH」へと変更されて現在に至ります。そんなDASHの特徴を二つにまとめてみました。
DASHの特徴の一つは匿名性の高さ!
DASHは匿名決済機能を採用しています。「Darksend」という形式を使っており、送信者と受信者の間にプールを挟み、そこに他の送信者のコインを混入することによって情報にノイズを与えています。こうして受信者へコインが送金される仕組みは、外部から取引情報の履歴を閲覧することを不可能にしているのです。DASHはこのように匿名性を高めるシステムを有するコインであり、「匿名性通貨」と称されています。匿名性の高さを理由に、仮想通貨の取引情報を公開したくない企業から主に支持されているのが、DASHの特徴のひとつです。
即時決済のスピード
もう一つの特徴は即時決済のスピードが速いということにあります。価値高騰により一気に知名度を増した「ビットコイン」。ビットコインの決済にはおよそ10分時間がかかるとされています。DASHはビットコインと比較すると取引の認証から処理、さらに確定までの過程が素早くできる特徴を持つのです。その速さは1秒間で28回の取引回数を誇り、素早さが重要なトレードにおいてその特徴を発揮できる仮想通貨となっています。
DASHのモバイルウォレットアプリを操作しよう
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仮想通貨DASHを取引きするには、DASH開発チームが公式に発表しているアプリ「DASH」のウォレット機能を使います。このDASH専用のウォレットアプリでできることは「DASHへの入金」、「DASHへの送金」です。公式アプリはiOS対応の他に、Android対応もあるのでモバイル端末を選ばずダウンロードすることができます。さらにアプリ「DASH」は日本語対応もしているので、日本語操作が可能です。仮想通貨アプリには翻訳が必要となるものもあるので、翻訳不要でウォレットアプリが使えるのは快適な操作が期待できそうです。さて、アプリ「DASH」を起動させるとDASH送金画面とDASH受け取り画面(入金画面)がスクロールで選択できます。シンプルな作りになっているので、誤操作を防げるところがおすすめできるポイントです。DASHの送金方法は、QRコードを所有している場合は画面に表示されている「QRコードをスキャン」ボタンをタップし、カメラモードを展開させましょう。このとき、アプリが端末のカメラ機能を使用する許可を与えておかないとカメラに切り替えることができません。「送金アドレス」を所有している場合はアドレスをコピーした上で、「コピーしたアドレスへ送金」ボタンをタップしその後の指示に従って送金を行いましょう。操作に慣れると短時間でアプリを使いこなすことが可能です。
アプリ「DASH」を使って入金する
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次は、アプリ「DASH」にあるもう一つの機能である「DASHへの入金」を紹介します。このアプリに入金するためにはこの機能を使いますが、画面を「受け取る」に切り替えると入金用のQRコードとその下に入金アドレスが表示されます(画面では個々に与えられたアドレスのため、伏せています)。アドレスを使って入金するには、アドレスをタップしましょう。するとクリップボードへのコピーや、メール・メッセージ共有や、指定金額を請求などのメニューが表示されます。自分がやりたい動作をタップし、選択しましょう。アドレスコピーを行った場合は、送金先の取引所もしくはウォレットに貼り付けて、送金を行います。アプリ「DASH」はウォレットアプリのため、起動時には毎回パスコードを使用します。パスコードは4桁の数字のみで設定可能なので、少々セキュリティ面で不安がある人もいるかもしれません。取引する際には十分注意して、さらにアプリをダウンロードした端末自身の紛失には気を付けた方がよさそうです。
注目が集まるDASHは公式アプリもある仮想通貨
匿名性の高さから注目されるDASH。世界では匿名通貨として認知されている仮想通貨ですが、日本国内では人気が徐々に集まっている最中の仮想通貨です。公式アプリもあるので取引きは比較的簡単であるのも特徴のひとつ。気になる人は、トレードの対象に検討してみてください。