『スマ保』は三井住友海上が開発した安全運転と保険に関するセーフティアプリです。
基本操作
トップページに全メニューが表示されており、契約状況の確認、もしもの時のヘルプ、関連アプリのダウンロードの3タイプが選択できます。
契約者関連のメニューでは三井住友海上の自動車保険、火災保険などの現状の契約状況を確認することができます。
また、代理店のページへのワンタップアクセスもあるので、担当者とのやりとりも密に行うことができるでしょう。
(画像:筆者撮影)
もしもの時のヘルプでは、その状況に応じた適切な即時の判断をナビゲーションしてくれます。
例えば、あなたが事故を起こしてしまった時、相手に意識があるかどうか、呼吸をしているかどうか、出血しているか等の質問事項があります。
この質問事項に答えることによって、その瞬間に行うべき行動が救急車を呼ぶことなのか止血をすることか等、順序だてて説明してくれます。
関連アプリの紹介では、あなたの自動車運転の安全性について考える機会を与える自動車運転診断や、災害にあった時に特化したアプリをダウンロードすることができます。
『スマ保』をダウンロードすることで根付いたいざという時に対する備えの意識を、より場面に応じて特化した形で関連アプリで対処することができるということですね。
もしもの備えに対する細かさに脱帽
いざという時の画面で最初に出てくる指示は、「落ち着いて行動すること」です。
事故にあった際に混乱しているユーザーの目線にたった警告になっており、大変評価できるものだと思います。
それを了承した上で、現状を順序立てて質問してくれる画面推移は安心して従えるものとなっております。
(画像:筆者撮影)
また、救急車や警察への通報が必要な場合は、そのダイヤルについての指導もついています。
混乱して間違えてしまいそうな部分は事前に警告表示してくれますので、安心ですね。
更に、AEDなど救急救命のために必要な知識について、多くの方は正確には知らないと思いますが、その使い方も教えてくれます。
一人の命を救うために必要な知識を、必要に応じて最低限与えてくれる効率的かつ人命救助に繋がるアプリだと言えるでしょう。
(画像:筆者撮影)
誰の人生にもないとは言えないのが事故です。
あなたが原因ではない場合もあるでしょう。
あなたがもしも、その場に立ってしまった時のためにいつでも持っているはずのスマートフォンにセーフティアプリを入れておくことは、一つの安心材料になるかもしれません。
車の故障に対して対応する故障トラブルメニューでは、GPS機能をONにしておけば、どんな場所で車が動かなくなっても安心です。
「今どこにいるのか」という情報についてわからない状況も時にはあるかもしれません。
こういった困るシーンを想定したメニューが用意されているところが『スマ保』の魅力です。
(画像:筆者撮影)
保険について考えるきっかけと契機になる
細かな指示を見ることで、事故にあった際の事の重大さを頭の中でシミュレーションすることができます。
『スマ保』を通じて保険の重要さを再認識する方も多いのではないでしょうか。
既に三井住友海上の保険サービスを利用している方は、現状確認の他、サポートナビにワンタップで繋ぐメニューもあるのでぜひとも入れるべきアプリです。
保険が必要になる時の緊急性を考えれば、スマートフォンでいちいち連絡先を探すよりもアプリで連絡できたほうが効率的です。
保険サービスをまだ受けていない方は、これを機会に三井住友海上の保険サービスを開始するためのナビもついています。
アプリ上で契約の手続きを進めていける簡易さも魅力ですので、災害保険について考えていた方は手軽に保険を始める契機になりそうです。
もしもの備えメニューだけでも見ると意識の変わる『スマ保』は、守る家族のいる方や車を持っている方にぜひ試していただきたいアプリです。