太陽と月の位置を把握できる写真・ビデオ撮影に欠かせないアプリ「サン·サーベイヤー (Sun Surveyor)」
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ベストショットを逃さないためのアプリ「サン・サーベイヤー(Sun Surveyor)」
(画像引用元:https://itunes.apple.com/jp/app/-sun-surveyor/id525176875?mt=8)
"Sun Surveyor"ー直接の意味は太陽の測量技師といったところでしょうか。
太陽と月の位置(方位、高度、時間)に関する日の出、日の入り、月の出、月の入り、夏至、冬至、春分、秋分、
ゴールデンアワー、ブルーアワーを示すアプリ・・。この有料アプリ1200円の値段でかなり高度な機能が付いているようなのですが、
”太陽と月の動きがわかる”ことを何に使えばいいのでしょうか?子供の理科の勉強?
「サン・サーベイヤー(Sun Surveyor)」アプリが最も活躍しそうな場面が、カメラ・ビデオ・映像撮影ロケーションです!
ゴールデンアワーという言葉、本格的にカメラ撮影を楽しむ人ならわかりますよね。夕方、太陽が沈んだ後の明かりは残っている薄明りの時間帯のことです。
この時間を狙って写真撮影がしたくても、タイミングが合わないと暗くなりすぎてしまいます。
自然がみせる一瞬だけの色を撮影するための完璧なタイミングを「サン・サーベイヤー(Sun Surveyor)」が教えてくれます。
3Dコンパス、詳細、ARカメラ、マップビュー、ストリート・ビューによる正確な太陽と月のデータ
(画像引用元:https://itunes.apple.com/jp/app/-sun-surveyor/id525176875?mt=8)
iPhoneを机に置いた状態で3Dコンパスを使うと、自分の現在地の東西南北上に太陽の軌道が現れました。でも、立体感が無い・・。
iPhoneを手で持つと3Dになるんですね!(屋外で撮影するときにiPhoneを地面に置いては使わないですよね。)
3Dで太陽の軌道が見えることによって、どの方向に影ができるのかが一目瞭然です。
「詳細」をタップすると、”一日の長さ”、”太陽が最も高い時間”、”日の出・日の入りの時刻”、”朝と夕それぞれのゴールデンアワーとブルーアワーの時間”のデータがまとめられた画面が開きます。
驚きなのが、その時間の正確さです。例えば、この日は日の出が3:55分、ゴールデンアワーは3:55分~5:02分(1時間7分間)、太陽が最も高い時間、11時36分。影の比率は0.5:1。
これだけ分刻みでデータが出てくるなんて、自然写真の撮影をする方にとって「サン・サーベイヤー(Sun Surveyor)」は必需品のアプリですね。
ARカメラを使うと、iPhoneのカメラを通して映る周りの建物や景色の上に、太陽と月の位置・軌道が現れます。
何時になると向かいのビルの陰になって、こちら側が日陰になるかがよくわかります。建築や不動産のお仕事をされている方に役立ちそうな機能です。
(画像引用元:https://itunes.apple.com/jp/app/-sun-surveyor/id525176875?mt=8)
Google Earthを使ってのマップビュー、ストリート・ビュー(選択した位置でのマップビューが可能な場合)画面上に太陽と月の位置が現れます。
これによって撮影したい場所、ピンポイントで日光の射し方の詳細なデータが得られます。
「サン・サーベイヤー(Sun Surveyor)」では影の比率だけでなく視覚化、投影もできますので、離れた場所での撮影計画を立てることがぐんと簡単になります。
多様な使い方が期待できるアプリ「サン・サーベイヤー(Sun Surveyor)」
(画像引用元:https://itunes.apple.com/jp/app/-sun-surveyor/id525176875?mt=8)
知りたい位置の太陽の詳細な情報を正確に把握することができるこのアプリなら、写真・映像撮影だけでなく、農業やガーデニングにも活用できそうですね。
分刻みでの日の入りやゴールデンアワーがわかることで、今まで経験でしていた仕事が改善されていくのではないでしょうか。
タイミングが難しい気温が高くなってからの庭の花への水やり、犬の散歩(アスファルトの温度の上昇や熱中症予防に)、
日焼けが気になる外出の際は、自分の現在地の太陽の詳細を確認してみると良さそうです。
(この日の”詳細”データで太陽が一番高い時間が11:36分だったなんて、これからは洗濯物を干す時間考えます。)
無料アプリ「サン・サーベイヤー・ライト(Sun Surveyor lite)」でお試しも可能です
(画像引用元:https://itunes.apple.com/jp/app/-sun-surveyor/id525176875?mt=8)
有料版の「サン・サーベイヤー(Sun Surveyor)」(1200円)には、無料版の「サン・サーベイヤー・ライト(Sun Surveyor lite)」がありますので、
まずは気軽にこちらを使ってみてはいかがでしょうか。3Dコンパスと詳細の機能が使え、ARカメラとマップビュー、ストリート・ビューはデモを見ることができます。
写真撮影上級者の大人は勿論、科学好きな子供の探求心に火が付きそうな「サン・サーベイヤー(Sun Surveyor)」アプリ、きっとフルバージョンを購入したくなりますよ。