動画の音ズレもこれで解消!動画再生アプリの付加機能を活用しよう!
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動画配信サイトの動画をストリーミング再生している時や、サイトからダウンロードした動画を見ている時に、ふと気がつくと映像と音声がずれていることはないでしょうか。
ストリーミング再生では、通信環境がよくない(回線速度が遅い)ときや端末側でバックグラウンド動作しているアプリが多い時などに、音ズレが発生することが多いものです。
見ている動画が高解像度の動画であればあるほど、動作環境はストリーミング再生に影響します。
そういった場合は、その環境を改善してやれば音ズレも改善することが多いのですが、サイトからダウンロードした動画ファイルそのものに音ズレがある場合はいささか厄介です。
動画ファイルというのは、映像データと音声データがひとつになったものですが、これがずれてしまっているわけなので、修正してやらなければなりません。
これを修正するには、映像データと音声データを別々に編集できるアプリが必要ですが、スマホのアプリにはまだ十分な機能を持ったものはあまり多くありません。
どうしても修正したい場合はパソコンのソフトを使えば可能ですが、そんな面倒なことをしなくても、動画の音ズレを修正する方法があります。
動画を再生する際に音のズレを修正できれば、動画を楽しむことができるので、今回は再生時に音ズレを修正できるアプリを三つ紹介します。
GOM Player - 多くの形式に対応したマルチメディア再生プレイヤー
パソコン用の動画再生ソフトとして高評価を受けている、マルチメディアプレイヤーのスマホバージョンです。
多形式の動画に対応しており、MP4やFLV、MOV、WMVなど、現在使われているほぼすべての形式の動画を再生できます。
DropboxやGoogle Driveなど、さまざまなクラウドとも連携でき、非常に使い勝手のいいアプリです。
再生速度調節、区間リピート、画面の左右反転、画面キャプチャーなどの他に、音声の“シンク機能”があり、これを使うことで映像と音声のズレを修正できます。
端末に保存された動画を読み込んで再生し、画面右上のメニューボタンをタップすると出てくる項目から「音声」を選ぶと、+ -ボタンをタップして音声を0.1秒単位で前後にずらすことができます。
再生画面を見ながらカットアンドトライで修正しますが、視聴に不便を感じない程度に映像と音声を合わせることができます。
映像と音声のズレを合わせた後で、動画の再保存はできません。
また、ストリーミング再生時にはシンク機能は使えません。
端末に保存した動画を再生するときにのみ有効な機能ですが、音声のずれた動画を普通に見ることができるようになるので、とても便利な機能です。
動画の好きなすべての人にお勧めしたいアプリです。
マルチメディアプレイヤーの付加機能を有効に使って、音ズレを解消しよう!
動画を見ている時、映像と音声がずれていると動画の楽しさは半減してしまいます。
動画ファイルそのものを修正して音ズレを直すのはたいへんですが、マルチメディア再生プレイヤーの中には、音声のズレを調整して再生する機能を持ったものがあります。
ピッタリ合わせることは難しいですが、実用上の不便がない程度に動画の音ズレを修正できます。
マルチメディア再生プレイヤーの付加機能をうまく使って、音ズレのない動画を楽しみましょう!
※紹介している無料アプリは一部無料を含みます。