WWW上に流れている情報には、実にさまざまなものがあります。また、それらは量が多いゆえにどんどん流れていってしまい、興味のあった記事でも、その場で読めないと「あれどこにいったっけ…」となってしまいがちですね。
あとで見ようと思った情報、みなさんはどうやって保存していますか? メールにURLを送ったり、EvernoteにURLを貼ったりしている方が多いかと思います。けれどそれも不便ですね。
そこで今回は、「あとで読む」ために情報を一時保存しておく、「Pocket」というアプリをご紹介します。
まずは気になる記事をチェック
(出典:App Store)
気になる記事を見つけたら、まずはURLをコピーします。それをPocketの「記事」ページにコピーすることで、あとで読む準備ができました。ブラウザーで表示されるものであれば、動画や画像なども貼り付け可能です。欲しい記事をどんどんコピーしておきましょう。ブラウザー、twitter、Flipboardなどに対応しています。
たとえば出先でtwitterのタイムラインに気になるRTやURLが流れてきたというような場合、とりあえずそのURLをPocketに保存しておけば、タイムラインの流れが速くなって下に追いやられてしまっても、見逃す心配や探す手間はありません。
情報を共有できる
(出典:App Store)
Pocketに保存した情報は、PCやタブレットなどでも共有できます。視聴したい記事や動画をとりあえずPocketに入れておくことで、スマートフォンだけではなくPCやタブレットから見ることができます。もちろん、逆にPCサイトで保管しておいた情報を、スマートフォンから見ることも可能。また、後から見返すときはインターネット接続は必要ありません(動画は除く)。Wi-Fi環境がない状況でも、ゆっくり記事を見返すことができます。
自宅や仕事場、公共の場などのWi-Fi環境下で気になる記事をPocketにどんどんスクラップしておき、たとえば移動中などに確認することができます。設定から、Wi-Fi環境下でのみダウンロードするように設定することもできます。これならパケットの節約にもなりますね。
更に、タグ付けしておくことで、同じカテゴリーの情報だけを抽出することもできます。
他のユーザーにも記事をおすすめ
(出典:App Store)
Pocketでは、フォロワーや友達などに情報を紹介することができます。たとえば「あの人これ好きそう」と思った情報をPocketに入れて、おすすめする、という使い方が可能。
(出典:App Store)
逆に、フォローしている人のおすすめ記事を見ることもできます。多くのユーザーをフォローしておけば、おすすめフィードの精度が上がります。
その他便利機能
Pocketそのものには情報を綺麗に整頓して保管する機能はないので、読み終わって保存しておきたい記事は「アーカイブ」しておきましょう。記事ページには表示されなくなりますが、「アーカイブ」からいつでも見ることができます。
また、読み上げ機能を使って記事を読み上げることができます。
おおまかな使い方
基本的かつ理想的な使い方としては、
- 自宅や職場など、Wi-Fi環境下で気になる記事を探してPocketに入れておく
- 移動中、休憩中などに、Pocketに入れておいた情報をゆっくり閲覧する
- 閲覧が終わったら削除する、またはタグ付けして整理する
- 保存する記事をアーカイブに入れる
という流れになるでしょう。
狙った情報を見逃さず、確実に見ることができます。
多機能ニュースアプリ
氾濫する情報を整頓して、欲しいものだけを見ることができるアプリ「Pocket」。上手に使いこなせば、時間とパケット、両方の節約にもなり、情報探しにイライラすすることもありません。保存する情報量に制限はないので、気になる記事をどんどん追加していきましょう。