公共工事で提出しなければならない工事状況を記した黒板の工事写真、激しい雨が降っている、風が強い日は大変ですよね。
「工事写真」アプリなら黒板の実物を使わないので、雨に濡れた見づらい黒板を撮影する必要がなくなります。
黒板のサイズも縦・横2種類、色も3種類用意、アプリ画面上での黒板位置、大きさの編集、入力も簡単です。
また撮影された写真は自動でフォルダに整理されるので、現場担当者の手間も大幅に削減できます。
※撮影する写真の解像度は、国土交通省の写真提出基準要項を満たす120万画素、500KB程度に設定されています。(写真の解像度は最大800万画素となっています。)
※「工事写真」アプリは国土交通省NETIS(新技術情報提供システム)・(登録番号:KK-130056-A)に登録されていますので、工事成績評定での加点の対象となります。
(アプリをインストールしたあとに出る「お知らせ」画面でもNET IS登録アプリであることを工事の発注者へ伝えて使用する旨の説明がされています。)
「工種」・「側点」・「フリーエリア」黒板への入力はプリセットから選ぶだけ
(画像引用元:https://itunes.apple.com/jp/app//id415450671?mt=8)
新規で黒板を制作する場合は、「黒板編集」の「黒板新規作成」をタップします。
工事名を入力した後の「工種」、「測点」、「フリーエリア」はプリセットから選ぶだけで黒板に入力されます。
「工種」であれば、足場工、アスファルト安定処理工、アンカー工・・・・といったように”あいうえお順”でプリセットが並んでいますので
適当な工種を見つけるのにも時間がかかりません。勿論、プリセットを使わず手入力することも可能です。
フリーエリアは、プリセットからのテキストと一緒に写真を画像の添付が可能です。
一度入力した黒板は、「黒板一覧」に保存されますので、次回からは必要な部分を編集するだけです。
このように簡単で手間が省ける「工事写真」アプリを使うと黒板に手書きしてから撮影していた面倒から解放され、仕事の効率化が進みますね。
設定からわかる「工事写真」撮影のコツ
(画像引用元:https://itunes.apple.com/jp/app//id415450671?mt=8)
黒板はサイズ、形式が違うもの縦・横あわせて10種類、これに深緑、緑、白の3種類の色を選ぶことができます。
黒板で隠れる部分を少なくしたい、透かし写真にしたい場合は「黒板の不透明」を調節する機能が便利です。
通常の黒板の表示は100%ですが、70%程度まで下げると、若干背景が黒板に透けて写真撮影できます。
50%くらいまでは問題ないのですが、これより下げると、黒板の文字も薄くなって見づらくなってきます。
黒板は、画面上をスワイプすることで、場所移動ができますし、大きさも黒板の四隅のどこかをドラッグすることで調節可能です。
これまでの実物の黒板で撮影していた写真とはかなり違った見やすく、使いやすい工事写真ができあがります。
写真の自動整理(特許出願中)機能と有料でのバックアップ保存が可能
(画像引用元:https://itunes.apple.com/jp/app//id415450671?mt=8)
◎写真の自動整理(特許出願中)
◎工事写真データのバックアップ機能
画面左上のメニューボタン(三本線のマーク)から、「工事写真帳」を開くと、作成した工事写真が黒板の工事名ごとに自動で整理されて並んでいます。
「工事写真」アプリで黒板に日付を入力する機能を購入すると(有料・30日/360円、365日/3500円)工事名、日付順どちらでも自動で写真を整理することができます。
写真を撮影していたiPhoneが万が一故障なんてことを考えた場合は、やはりバックアプ機能を使ったほうが安心ですね。
パソコンとiPhoneのデータは同期しており、フォルダに整理された状態でパソコンへダウンロードされます。
バックアップの有料チケットは、「30日間、1GB・240円~400KBの画像をバックアップサーバーに2500マイ保存可能」~種類多数ありますので、工事によって選ぶことが可能です。
建設業だけでなく幅広い業種に「工事写真」ビジネス版の法人契約もおすすめです
(画像引用元:https://itunes.apple.com/jp/app//id415450671?mt=8)
国土交通省NETIS(新技術情報提供システム)に登録され、国土交通省の写真提出基準要項120万画素、500KBを満たす「工事写真」アプリは
「工事名」、「工種」、「測点」といった項目名も有料(30日/360円、365日/3500円)で変更可能となったので、
不動産業、製造業、ガス・電気工事といった建設業以外の業界にもおすすめです。
「工事写真」は無料アプリですが、2017年8月中旬に「写真整理の自動化機能」が有料となります。日付や項目変更機能も有料であることを考慮すると
ビジネス版(アプリ内課金なし)の契約を検討されるのも良さそうですね。
これからは「工事写真」アプリのデジタル黒板写真で仕事の効率アップ
今回ご紹介した「工事写真」アプリ、2017年7月中旬には、国土交通省が推奨する改ざん防止システムへの対応が予定されています。
工事の間に撮影される大量の写真を自動で整理してくれる「工事写真」アプリ、これからの建設業では必須のアプリになっていくことでしょう。
是非、早めのインストールをおすすめいたします。