(筆者撮影)
人生何においても、学びは大切です。しかし、興味の持てない学びを長く続けるのはつらいものです。どうせ同じことを学ぶなら、楽しく学んだ方がより効率良く身につけられるであろうことは、想像に難くないでしょう。早く身につけば、それだけ他の学びに活かしたり、余暇として休んだりすることができます。
「楽しく学べる」を目指し、過去より先人たちは多くの工夫を凝らし、授業や参考書などを面白くしてきました。
そして時代は21世紀。学ぶべきことの多い我々には、スマートフォンアプリが強い味方となってくれます。
英語にももちろん同じことがいえます。ちょっと検索してみれば、たくさんの英語学習アプリがヒットします。今回はそんな中…からはちょっと、いやかなり、外れたところにある、「クレイジー英語クイズ」をご紹介します。すべてはタイトルが示すとおり。「クレイジー」な「英語」の「クイズ」です。
当てはまる英文を選ぶだけ…です、が
インストールすると、チュートリアルになります。3つの英語フレーズから正しいものを選んでタップして終了。英文は中学生で十分に、早期教育がさかんな今の時代なら小学生でも、解けそうなレベルです。
さあここからが本番です。
いざ、第1問!
(筆者撮影)
「これはタカシですか?」
「いいえ、それはゴキブリです。」
…えっ? 思わず二度見。
ええと、ゴキブリはcockroachですが…本当に? 本気で訊いてます? スラングでお茶を濁すとかではなく? 疑い満々でタップすると、出てきた三択画面には、
(筆者撮影)
こともなげにcockroachと書いてありました。そうですか、分かりました。では正解である
No it's a cockroach.
をタップしてみましょう。見事正解! 嬉しいような嬉しくないような…。ちなみに、間違えても別にペナルティがあるわけでもありませんし、面白いゲームオーバーになったりもしません。
どうやらこのクイズには、独特の世界観があるようです。それを踏まえて次の問題へ行ってみましょう!
第2問!
(筆者撮影)
「これはペンですか?」
「見てわかりませんか?」
普通に笑ってしまいました。文法ありきの日本的英語教育の在り方に一石を投じる、鋭いクイズと言えば言えないこともないような…。
各問題についている手書き感満載の脱力系のイラストがまた秀逸で、問題文のシュールさに華を添えています。
シュールさは加速する
第5問!
「あなたの名前はなんですか?」
「なぜ言わなければいけないのですか?」
こんなご時世です、個人情報には配慮しましょう。
第11問!
「あそこにいる全裸の男は、私の父です。」
説明は後でいいので、とりあえず服を着せてあげてください。
もっとたくさんご紹介したいのですが、いかんせん全部で20問ほどしかありませんのでこのあたりにしておきましょう。
難易度は上がりませんが、シュールさは上がっていきます。後半になると、お子様向けとはいえないシチュエーションなども混ざってきますので、お子様にプレイさせる場合は、あくまでも自己責任でお願いします。
脱力系の笑いが欲しい方に…ただし英語力がつくかは…
「クレイジー英語クイズ」をご紹介しました。そのシュールさに圧倒されている間にどんどん次へ進んで、気づけば全問を解き終えていることでしょう。クリアした感想をtwitterでツイートしたり、レビューで☆5をつけたりすれば、おまけの一部が開放されますので、もう少しこの世界観に浸っていたいという方はぜひ。
嘘を教えているというわけではないのですが、あくまで「クイズ」であり「ゲーム」なので、本気で英語を勉強したい人にはおすすめしません。そういう方にはまた別の機会に、お役立ちアプリをご紹介することにしましょう。