医療関係者必見!書籍「正常画像と比べてわかる病理アトラス」(羊土社)の電子版アプリが優秀!
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「正常画像と比べてわかる病理アトラス」アプリは、有料(7,400円)となっていますが、医療関係者用書籍「正常画像と比べてわかる病理アトラス」(羊土社)
に英語訳を追加収録した電子版です。書籍には英語訳は収録されていません。画面上の→ボタンをタップするだけで日本語と英語が切り替わります。
書籍同様に19の臓器、119の疾患を収録し、正常な状態の写真と病変した写真,マクロ像、ミクロ像を見比べることができます。病理実習、日常診察に役立つ内容となっています。
「正常画像と比べてわかる病理アトラス」アプリは医療関係者用、専門書籍の電子版なので内容がかなり濃いです。医療について学んでいる人でなければ理解が難しいのは当たり前ですが、
臓器の写真が多いので苦手な方にはおすすめしません。
臓器の写真を鮮明にみることができます
(画像引用元:https://itunes.apple.com/jp/app//id892273540?mt=8&ign-mpt=uo%3D4)
書籍と違って、iPhone、iPadで写真を見るメリットは、何といっても拡大・縮小が自在にできる点ですが、「正常画像と比べてわかる病理アトラス」アプリも同様に
掲載されている写真、文字の大きさを拡大設定することが可能です。
正常な臓器の写真と疾病を患った状態の写真を見比べることができるので、医療の知識がない人が見ても、その違いははっきりとわかることでしょう。
”病気になった体の中”の画像を見ることで「健康」な体の大切さに気づくことができると思います。
「正常画像と比べてわかる病理アトラス」アプリならではの機能
(画像引用元:https://itunes.apple.com/jp/app//id892273540?mt=8&ign-mpt=uo%3D4)
アプリ画面下には、「検索」、「ブックマーク」「メモ機能」、「履歴」のボタンが並んでいます。
「メモ機能」ですが、閲覧していたページでメモを取ると、メモはそのページに残ります。
例えば、第1章の食道、(1)食道炎、ウイスル性食道炎をタップします。そこでメモ機能を使うと、ペンのマークに色がつくので、このページを開いている時に何かメモしたことがわかります。
目次画面を開いてメモをタップしますと入力されたメモの一覧を見ることができます。
インクリメンタルサーチ(逐次検索)で素早く検索します。アプリをインストールした最初の状態はインクリメンタルサーチに設定されています。
これだけボリュームある内容の書籍だと相当重いし、ページを開いてメモを取り、それを見返すのは大変な手間だと思いますが、アプリならiPhoneやiPadを持って歩くだけでとっても便利ですね。
書籍とち違ってタップするだけで日本語と英語が切り替わるアプリなので海外の医療関係者にも「正常画像と比べてわかる病理アトラス」を使ってほしいですね。
※「正常画像と比べてわかる病理アトラス 」アプリは、同じユーザーであれば2台のデバイスにインストールすることが可能です。iPhoneとiPad両方にインストールできますが、
どちらも同時に「ライセンス認証の有効・無効」を有効にすることはできません。切り替えて使用することが必要になります。ライセンスの問題でアプリを使える端末は、一度に一台となっています。
無料版「正常画像と比べてわかる病理アトラス Lite版」で内容を少し見ることが可能です
(画像引用元:https://itunes.apple.com/jp/app//id892273540?mt=8&ign-mpt=uo%3D4)
「正常画像と比べてわかる病理アトラス」アプリを購入するには7,400円有料です。決して安くはないですが、内容が濃い医療用専門電子書籍アプリなので、このお値段も納得ですね。
いきなりアプリをインストールする前にお試ししてみたい人は無料の「正常画像と比べてわかる病理アトラス Lite版」をインストールしてみてはいかがでしょうか。
こちらは、第1章 食道、第2章 胃、第3章 大腸のみ閲覧可能で、画像の鮮明さ、拡大・縮小の操作は有料版と変わりません。
「正常画像と比べてわかる病理アトラス」アプリは医療関係者用の専門的な内容です
(画像引用元:https://itunes.apple.com/jp/app//id892273540?mt=8&ign-mpt=uo%3D4)
今回ご紹介した「正常画像と比べてわかる病理アトラス」アプリは医療関係者用の内容ですが、豊富な写真による正常な臓器、疾患のある臓器、大変内容が濃いです。
目次を眺めただけで、”ドクター”になるのにはどれだけの勉強が必要なのか考えさせられることでしょう。
ワンタップで切り替わる日本語と英語の機能は医療用語を勉強したい人(医療通訳者など)にとっても勉強になるアプリです。
これから医療を志す人や、既に医療に携わっている人におすすめのアプリです。