想像力をかき立てる伝説のRPGの再来!「Wandrium #1 Arena of The Mad Overlord」に夢中!

想像力をかき立てる伝説のRPGの再来!「Wandrium #1 Arena of The Mad Overlord」に夢中!

ドットアップス編集部
最終更新日 2019/12/23 19:53
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 コンピュータRPGの元祖とされる名作、ウィザードリィ。1980年代初期にリリースされたこのゲームは、当時のパソコン少年を夢中にさせました。後の名ゲームデザイナーとなる人々にも多大な影響を与えたと言われています。この「Wandrium #1 Arena of The Mad Overlord」は、そのウィザードリィをスマホで再現したクローンゲーム。連綿と現在につながるRPGの系譜。その元祖を、一度体験してみてはいかがでしょうか。

画像:筆者撮影

シンプル操作でダンジョンを探索する「Wandrium #1 Arena of The Mad Overlord」

 シンプルなワイヤーフレームによって疑似3Dに描かれた迷路を歩き、戦闘と謎解きで城の地下にあるダンジョンの制覇を目指します。操作は縦画面下部に配置された、カーソルキー、OK、Cancelと割り振られたエリアをタップしてプレイします。フリックなどは使用しません。無料アプリなので画面上部に広告はありますが、操作部分と離れているのでストレスはありません。
 ダンジョンの中では左右のキーで東西南北の4方向に向きを変え、UPキーで進んでいきます。戦闘は「戦う」「呪文」などを選ぶおなじみコマンド式。オート戦闘もあります。

画像:筆者撮影

 

キャラクターを作りダンジョンに繰り出そう


 もとが昔のゲームだけあって、開始時のチュートリアルもなく不親切。初めてプレイすると、最初は何をやればいいのかわからず、冒険に出るのもままなりません。ここで序盤の展開に触れてみたいと思います。
1.まずは訓練場でキャラクターを作る。このゲームは自分で作ったキャラクターでプレイします。種族で基礎能力が決まり、ボーナスポイントを割り振ることができます。Cancelボタンを押せばボーナスポイントが振り直されるので、可能な限り大きな数値を手に入れましょう。能力値によって就ける職業が変わります。
2.ギルガメッシュの酒場でパーティを組む。実際にダンジョンに行くメンバーを選びます。戦闘が得意、罠を外す、回復能力があるなど、職業ごとにスキルも違います。戦士、魔法使い、盗賊など、バランスを考えながら戦略を立てましょう。
3.ボルタック商店で装備を調える。丸裸では過酷なダンジョンで生き残れません。武器と防具をそろえ、万全を期しましょう。レベルが低いのにあまり高級な装備を選ぶと、重くて動きが鈍くなるかもしれません。
4.いよいよ迷宮に入ります。広大な迷路は地下の何階層にもわたっているため、最初から奥深く行ってしまうと城に戻れなくなります。オートマッピングは魔法を用いなければできません。
5.戦闘。迷宮の中では数々のモンスターがうごめいています。倒してキャラクターに経験を積ませましょう。旧パソコン版のオマージュなのでモンスターなどのグラフィックはありませんが、名前が判明するまでは「地を這う魔物」「小さな姿」などと表示され、豊かにイメージが湧き上がります。プレイヤーの想像力が試されます。
5.回復には城に戻り、冒険者の宿でレベルアップ。自分のキャラの能力が高まっていくのは、一番の喜びの一つでしょう。馬小屋は安いですが、回復量も限られています。力尽きてしまった仲間は、カント寺院でよみがえらせることもできます。

画像:筆者撮影

 

おすすめポイント


・想像力をかき立てるワイヤーフレーム
・シンプルながら奥の深いゲーム性
 最初はとっつきにくい印象ですが、中身は今でも通用する奥深いゲーム。戦闘の戦略性、深まる謎解き、仲間の成長と、気がつけばスルメのようにプレーしてしまうかもしれません。グラフィックやサウンドがない分、自分だけの世界が膨らみます。多少の誤操作はキャンセルできる、オート戦闘など、現代ならではの優しさもあります。 

画像:筆者撮影

「Wandrium #1 Arena of The Mad Overlord」のまとめ


 昔懐かしいパソコン版のRPGの元祖をスマホで手軽に味わえます。当時を知っている人にはニヤリとさせられるメッセージもありますし、今の若い人にとっても、このシンプルな画面が逆に新鮮ではないでしょうか。
 最近のゲームは派手なグラフィックにばかり目が行きますが、こういうゲームをプレーすることで本来のゲームとは何だろう?という事を考えるきっかけになりそう。ゲームデザイナーを目指している人には、一度触れてほしいですね。

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