- 楽天カードが使えなくなる原因
- カードが使えないときに楽天e-NAVIで確認できること
- 破損・磁気不良によるカードの再発行は楽天e-NAVIで手続き可能
- コンタクトセンターに問い合わせが必要なケース
- 強制解約やセキュリティロックで使えなくなることも
- 焦らず落ち着いて対処しましょう
目次
世の中には星の数ほどのクレジットカードが存在しています。その中でも楽天カードは大人気のクレジットカードの一つです。
しかし、そんな楽天カードが突然使えなくなったという話題を耳にすることもあります。
そこで今回は、楽天カードが突然使えなくなった時によくある原因や確認方法、対処法について見ていきます。
楽天カードアプリを利用してチェックする方法なども解説しますので、楽天カードホルダーはもちろん、これから申し込もうと考えている人もぜひ、参考にしてみてください!
画像: 著者撮影
楽天カードが使えなくなる原因
まずはなぜ楽天カードが使えなくなるのか、その原因を見ていきましょう。
よくある原因は次の通りです。
限度額オーバー
通常、クレジットカードには限度額(最大限使える金額)が設定されています。もちろん、楽天カードも例外ではありません。
利用残高がこの限度額をオーバーすると楽天カードが使えなくなってしまいます。
利用残高は支払った分だけ減っていきますが、引き落とし日にきちんと引き落とせても反映まで数日かかることがあります。
お支払い日に引き落としがない
支払日に支払うべき金額を引き落とせなかった場合にも使えなくなることがあります。
特に、キャッシング機能がついているカードの場合1回でも遅れると遅れている分を支払うまで当該機能が使えなくなることが多くなっています。
また、支払日に引き落とせないことが続くとカードが強制解約になることもありますので絶対に契約通りに支払うようにしましょう。
磁気不良や破損
こちらはカード自体の問題です。裏面にある磁気ストライプが壊れていたりする場合に起こります。
さらに、表面に搭載されているICチップにトラブルがあるとICチップを利用した取引ができなくなります。
カードの有効期限切れ
有効期限切れも意外と多い原因の一つです。カード表面には有効期限が表示されていますが、注意してみていないと切れていたということがあります。
通常、有効期限が切れる1ヶ月前には新しいカードが送付されていますので確認し、そちらを利用してください。
定期または不定期の再審査
クレジットカードには加入時に審査があることは知られています。しかし、加入後も定期的に再審査が行われています。
この再審査で引っかかった場合、カードが強制解約になり使えなくなることがあります。
他社のカードで支払い遅延を起こした場合などに起こり得るケースですので充分に注意してください。
カードが使えないときに楽天e-NAVIで確認できること
もし、カードが使えなくなった場合はまず、楽天カード会員サイト「e-NABI」で現状を確認してください。
こちらはPCからはもちろん、専用スマホアプリでもチェックできます。さっそくチェック方法を詳しく見ていきましょう。
限度額オーバー
画像: 著者撮影
限度額がいくらなのかや現時点での利用残高がどのくらいなのかは全て楽天e-NAVIで確認できます。
PC用サイトではログイン後、お支払い(ご利用明細)の中にある「ご利用可能額の照会」をクリックしてください。
クリックすると現時点でのショッピング枠の利用残高とキャッシング枠の利用残高をそれぞれ見ることができます。
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もちろん、スマホアプリ「楽天カード」からも限度額や利用残高を確認できます。
アプリにログインしたら右下の「その他」から「ご利用可能額」を選択してタップします。
タップすると公式サイトに遷移しますので下にスクロールして「ご利用可能額の照会」をタップすれば限度額と利用残高が表示されます。
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ここでチェックした結果、限度額いっぱいまで使っていた場合はコンタクトセンターに連絡して全額払いなどの手続きをすることによって復活させることができます。
手続きは基本的に電話で指定された口座に振り込むだけで完了しますのでまずは問い合わせてみてください。
お支払い日に引き落としがない
支払期日に引き落としができなかった場合、入金確認ができていないというメッセージが楽天e-NAVI上に表示されます。
連絡先などが表示されますので画面の指示に従って手続きしてください。
支払いの遅延は信用情報にも傷がつく重大なものですので、遅延しないように期日と金額はしっかりチェックしておきましょう!
有効期限
有効期限は楽天e-NAVIで確認できません。
しかし、カードの表面に有効期限が明記されていますので期限切れかどうかをチェックする際はそちらを見てみてください。
通常、期限が切れる前に新しいカード(更改カード)が届いているはずですので合わせてそちらもチェックしてみましょう。
もし、届いてない場合は楽天カードコンタクトセンターに問い合わせてみてください。
破損・磁気不良によるカードの再発行は楽天e-NAVIで手続き可能
カードの破損や磁気ストライプの異常、ICチップの異常によって再発行する場合は全て楽天e-NAVIから手続きできます。
具体的な方法は次の通りです。
PC版Webサイトからの場合
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まずは通常通りに楽天e-NAVIのWebサイトにログインしてください。
次に、お申込み(カード/サービス)の中にある「カードの再作成・再発行」をクリックして手続きしてください。
手続きは対象カードを選択し、「カードの破損・磁気不良・読み取り不良/裏面のサインミス/ICチップ付きカードへの変更」を選択するだけです。
簡単に手続きでき、電話する必要がないので便利です。
スマホアプリからの場合
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スマホから手続きする場合、アプリからの手続きはできませんのでブラウザを起動して楽天e-NAVIのサイトにアクセスしてください。
PC版と同様にログインし、「その他」から「各種お申込み」を選択します。
次に下にスクロールすると「カードの再作成・再発行」と表示されていますのでそちらから手続きします。
手続き方法はPC版と同様です。
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コンタクトセンターに問い合わせが必要なケース
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利用不可になった原因によっては楽天e-NAVIで解決できないため、コンタクトセンターに問い合わせる必要があります。
具体的には次のような事例がこれに該当します。
定期・不定期の再審査に落ちたとき
定期的に、また不定期に行われる再審査の結果で利用不可になった場合はどうすることもできません。
コンタクトセンターに連絡し、強制解約になっているかどうかを確認しましょう。
もし、強制解約だった場合は二度とそのカードを利用することはできません。
紛失・盗難届提出済みのカードを利用
紛失や盗難によって利用停止した場合、新しいカードが発行されて手元に届くまで利用することはできません。
また、紛失や盗難の被害に遭ったカードを発見した場合でも利用停止を解除できません。
コンタクトセンターに連絡し、速やかに再発行の手続きをしましょう。
カード暗証番号入力時のエラー
暗証番号を複数回間違えるとカードが利用できなくなります。
こちらは暗証番号の設定変更が必要になると共に、カードの再発行も必要ですのでコンタクトセンターに問い合わせてください。
カードの有効期限切れ
カードの有効期限が切れて、更改カードが届いていない場合も問い合わせが必要です。
更新審査に落ちてしまったのか、郵便事故によって届いていないのかはわかりませんので速やかに確認しましょう。
強制解約やセキュリティロックで使えなくなることも
他にも再審査の結果による強制解約、不正利用が疑われた場合のセキュリティロックによって利用不可になることもあります。
また、楽天カードは定期審査が厳しく、他のカードより強制解約になりやすいという噂もあります。
そのため、支払い遅延などを起こさないように最新の注意を払いましょう。
強制解約やセキュリティロックがかかっているかは自分では判断できないため、まずはコンタクトセンターに問い合わせましょう。
他にも以下のような理由で楽天カードが利用できないことがあります。
お店の端末故障
加盟店に設置してあるCCT(Credit Center Terminal)と呼ばれる決済端末が故障していることもあります。
この場合、手書き伝票やインプリンタ伝票を利用し、承認番号を電話で取得するためにある程度の時間がかかります。
急ぐ場合は現金を利用するなどしましょう。
メンテナンスの時間
メンテナンスが実施されている場合もあります。
通常はメンテナンスでカードの利用ができなくなることはありませんが、何らかの不具合修正をしている場合などには利用できないこともあります。
この場合、メンテナンス情報が楽天e-NAVIに掲載されていますのでそちらをチェックしてみてください。
海外での利用
海外で利用した場合、利用先の加盟店によっては利用できないこともあります。
この場合は別のカードを利用するなどする必要がありますので海外旅行時は複数のカードを持っておきましょう。
焦らず落ち着いて対処しましょう
普段使っていた楽天カードが突然使えなくなると軽くパニックになってしまうかもしれません。
しかし、落ち着いて楽天e-NAVIなどを開いて確認すれば解決することも多くなっています。
万が一、利用できなくなる事態が生じたらまずは落ち着いて一つずつチェックしてみましょう。