「Ultima IV: C64(ウルティマ4)」RPGの始まりと言われるシリーズの一つがスマホアプリで復活!
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今回は「Ultima IV: C64」を紹介します。シリーズ四作目となるタイトルで、ウルティマ自体は1981年に一作目が発売されています。
更に言うとウルティマの前身となるゲームもあったのですが、話すと長くなるため今回は語りません。アメリカ発のゲームですから全編英語で進行します。
日本語版もあるのですがアプリに移植されたのは英語版となります。とっつきづらさはあるものの、やはり2DRPGの始まりと言われただけあって作り込みがしっかりしているゲームです。
慣れるまで時間はかかるかもしれませんが、興味をもたれた方は一度プレイしてみてください。
「Ultima IV: C64」徳を積みアバタールを目指せ!実は異世界もののRPG
画像:著者撮影
ウルティマは全編通して後にアバタールと呼ばれる同じ人物が主人公です。実はこの主人公は異世界に召喚された地球人だったりします。
現在、異世界ものの小説やアニメが流行っていますよね、そんなジャンルが昔からあったというのだから驚きです。今作ではウルティマ3で悪を倒して平和を取り戻した世界に徳を教えるべく、
主人公は世界を巡って徳を積み、徳の化身であるアバタールを目指します。最終目的は究極の知恵が記されたと言われる写本「コデックス」を見つけることです。
今のゲームでは考えられない癖のあるシステムですから、まずは慣れることから始めましょう。最初に占い師からいくつか問われて、その選択で職業が決まります。
アプリ版は上半分にゲーム画面、下半分にキーボードが表示されていて、このキーボードを使って移動やコマンド全てを行う仕組みです。まずは矢印キーで移動をしてみましょう。
ターン制ですから自分が一歩動くことに、NPCや敵も一歩ずつ動きます。敵の場合、それで接触するとバトルに突入です。同じようにターン制で敵へ近づき攻撃をしましょう。
画像:著者撮影
攻撃も今のゲームと違い特殊で接触するだけではしてくれず、隣接したときに「A(Attack)」のあとに矢印で攻撃方向を決めると攻撃します。魔法を使う時は「C(Cast)」です。
ただ魔法も無制限に使えるわけではなく、秘薬と呼ばれるアイテムを調合して作り出す必要があります。秘薬は街のお店で購入できますが、一部はフィールドでしか手に入れられません。
敵を倒すと宝箱を落とします。入手するには「G(Get Chest)」を押してください。NPCと話すには「T(Talk)」です。このようにコマンドに癖があるのでまずはここから覚えましょう。
「Ultima IV: C64」の攻略ポイント
画像:著者撮影
・徳を積むべし
シリーズ四作品目にして初めて登場した「徳」のシステム、つまり善いことをしなければなりません。例えば悪い敵は倒すけれど、良い動物は倒してはならない、
アイテムを買うときは定価もしくは定価以上など、良いことをしなければ徳が積めずゲームクリアできない仕組みです。ただ序盤は装備が整っていませんから、あえて遠回りする道もアリです。
その選択はあなたに委ねられています。
・仲間を見つけるべし
世界の各街にはあなたの仲間になりたがっている人物がいます。見つけて仲間にしておくとゲームは楽になりますが、仲間を増やすと戦闘に出てくる敵も増えてしまいます。
徳を積まないと仲間になりませんから、あえて徳を積んだあとにまとめて仲間にすることも一つのテクニックです。プレイヤーの強さを考えながら仲間にしていきましょう。
時間がかかる点のみですから、仲間にしまくっちゃったからゲームが詰むということはないのでご安心ください。
・Slingを購入しよう
「Ultima IV: C64」は接近戦を行うより遠距離でダメージを与えた方が有利にゲームを進めることができます。
従ってゲームを始めたらまずは遠距離武器の「Sling(スリング)」の購入をおすすめします。お金が潤ってきたら「Cross bow(クロスボウ)」の購入を検討してください。
「Ultima IV: C64」のまとめ
画像:著者撮影
以上、「Ultima IV: C64」の紹介でした。今のゲームに比べると不便な点は多く見られますが、昔には昔の良さがあります。特に隠された要素を手探りで進めていく過程が、
RPG好きにはたまりません。無料なのでとりあえず触ってみましょう。