Amazon解約希望!だけどポイントは?解約前に実行すべきこと4選
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- Amazonアカウントを解約したいと思ったら今一度考えよう
- それでも解約したいなら!確認すべきこと〜ポイントとギフト券〜
- プライム会員が解約前にすべきこと
- そのほか確認すべきこと
- 実際にAmazonアカウントを解約するには
- 解約するのは簡単!ただしきちんとステップを踏むこと
目次
多数のサービスを利用できるAmazonアカウントは、不要だと感じたら簡単に解約を行えます。しかし、アカウント内にはサービス券やAmazonポイントが残っていることもあり、思いつきで解約してしまうと思わぬ損をすることもあります。
放置しておいても問題ないアカウントですが、第三者に不正利用される不安を考えたら確実に解約しておきたいと考えることもあるでしょう。では、どのような手順で解約すればいいのでしょうか。
今回は、Amazonアカウントの解約方法と、解約前に確認したいいくつかポイントを紹介します。紹介する項目をチェックして、損のない解約手続きを行いましょう。
画像:著者撮影
Amazonアカウントを解約したいと思ったら今一度考えよう
Amazonアカウントは、通販ショッピングや動画サービスといった利用をしなくなっても、わざわざ解約する必要はありません。利用中のアカウントには通販によって付いたポイントも蓄積されているため、解約することで逆に損をすることもあります。まずは、以下の点を確認して、本当にAmazonアカウントを解約する必要があるのかを見極めてください。
再登録する場合はじめからやり直しが必要
Amazonアカウントは、カスタマーセンターへの連絡で簡単に退会手続きができます。ものの10分もあれば利用中のアカウントを完全に削除できるので、Amazonで使っていた個人情報が第三者から不正利用される心配がなくなります。
しかし、再びアカウントを利用したいと考えた時は、再びアカウントを作り直す必要が出てきます。アカウントを再度取得することに難しい手続きは必要ありませんが、以前の買い物情報やサービス内容は白紙に戻っています。買い物を通して手にいれたポイントなどもリセットされてしまうので、アカウントとして1からのスタートになります。頻繁にAmazonショッピングを利用するのであれば、定期的にパスワードを変更して正しくアカウントを管理すればいいでしょう。
色々なサービスにアクセスできなくなる
Amazonアカウントを解約すると、利用していたさまざまなサービスにアクセスできなくなります。商品を探すショッピングサイトとしての機能は利用可能ですが、購入履歴や、検索履歴からのおすすめなども一切見られなくなります。気にせずに利用していたサービスが無くなると、Amazonでのショッピングは一気に手間のかかるものになります。利用できなくなるサービス内容を確認して、現在の生活との利便性を比較してみましょう。
アクセスできなくなるサービス一覧
- 住所などの個人情報・クレジットカード情報
- 注文履歴やほしい物リストといったリストデータ
- アソシエイトやプログラムアカウント情報
- 利用しているデジタルアカウント・Amazon Payアカウント
- Kindleダイレクトパブリッシングアカウント
ダウンロードコンテンツやゲーム課金などをAmazonアカウントを通して利用している場合は影響をうけることがあります。アカウントを解約する場合は、未使用のデジタルデータが無いかを必ず確認するようにしましょう。
それでも解約したいなら!確認すべきこと〜ポイントとギフト券〜
画像:著者撮影
Amazonアカウントを解約すると決めたなら、解約手続きの前に以下のことを確認しましょう。アカウント内のデータは、アカウントの解約と共に削除されます。思いつきで消してしまったアカウント内にポイントやギフト券、デジタルデータなどが残っていたら後で後悔することもあるでしょう。普段は見落とし勝ちなAmazonポイントにも目を向けて、損のない解約手続きにうつりましょう。
現在のAmazonのポイント残高をチェック!
Amazon通販でポイントが付与されている商品を購入すると、買い物で利用できるAmazonポイントが貯まっていきます。このポイントが残ったままアカウントを解約してしまうと、ポイントはそのまま消滅してしまいます。アカウントを新たに取り直しても、消えてしまったポイントは戻りません。そのため、解約手続きをする前には必ずAmazonポイントの残高を確認しましょう。
パソコンから確認する方法
パソコンのウェブサイトからAmazonポイントを確認したい場合は、ウェブサイトにログインすれば簡単にポイントを見ることができます。Amazonポイントは、検索バーの下にオレンジ色の文字で表示されています。
トップ画面から確認できない場合は、アカウントサービスから「その他のお支払い方法」の枠内にある「Amazonポイントの獲得・利用履歴の確認」から確認することもできます。プライムビデオなど、一部のページではポイントが表示されない場合があるので、確実に確認したい場合はアカウントサービスから確認するといいでしょう。
スマホから確認する方法
スマートフォンでポイント残高を確認する場合は、左上のメニューバーから操作を開始します。まずは、メニューバーから「アカウントサービス」を開きます。次に「支払い&住所」一覧から「Amazonポイント残高の確認」を選ぶことでポイント履歴が表示されます。
アプリ画面からは、プライムで別途利用できるアプリサービスの情報が確認できないので、有料サービスの利用がないかの確認も必要です。Kindleアプリやプライムビデオなどのアプリを利用中の場合、そちらのアプリからも会員情報を確認しておくといいでしょう。
注意!ポイントは新しいアカウントへ持ち越せない
Amazonポイントは、利用していたアカウントで貯まったボーナスポイントのようなものです。アカウントを解約した段階でポイントは消滅するため、新たなアカウントに引き継ぐことはできません。
新規アカウントを事前に取得していても、別のアカウントからポイントデータを移すことはできません。アカウントに付与されたAmazonポイントは、そのアカウントだけで利用できることを把握しておきましょう。
ギフト券残高と有効期限をチェック!
商品購入に使えるギフト券もアカウント解約と同時に消滅してしまいます。退会と同時に再利用不可能になるので、残っているAmazonギフト券が無いかは必ず確認しておきましょう。アカウントを解約する前であっても、ギフト券やポイントの移行はできません。有効期限内のギフト券があるのであれば、ちょっとした買い物をしておくなど、損をしないように活用しておきましょう。
プライム会員が解約前にすべきこと
画像:著者撮影
Amazonアカウントを利用してプライム会員になっている場合、アカウントを解約する前にプライム会員をキャンセルする必要があります。Amazonアカウントの解約とは違う別途手続きが必要になるので、見落としのないように注意が必要です。
手続きしないと年会費が発生!
プライム会員をキャンセルせずにAmazonアカウントを解約してしまうと、年会費が発生します。
プライム会員は、Amazonアカウントを通して別途契約していることになるため、必ずキャンセル手続きが必要になります。アカウントを解約してからもプライム会員の請求がくると、プライム会員キャンセルの手間が増えてしまいます。Amazonアカウントを利用して契約している有料サービスはすべてキャンセルした上で、アカウントを解除する必要があります。
正しくプライム会員を解約しておけば、年会費を月割りで計算して残高が返金されます。プライム会員キャンセル時には解約日を自分で決められるので、損をしない解約手続きをおこないましょう。
会員登録をキャンセルの手順
ウェブからキャンセル手続きをする場合、Amazonサイトの画面下の「ヘルプ&ガイド」から「ヘルプ」を開きます。次に、「プライム会員情報の管理」を選択肢ます。会員情報ページが開いたら、「会員資格を終了する」から終了期間を選んだらキャンセル手続きが完了します。
Amazonショッピングアプリからは、メニューバーの「アカウント設定」から「プライム会員情報の設定・変更」から手続きを行えます。ウェブ同様に「会員資格を終了する」を選ぶとキャンセルが確定します。数タップでプライム会員のキャンセルが完了してしまうので、よく考えて操作するようにしましょう。
また、プライムビデオのアプリからはプライム会員のキャンセルはできません。スマートフォンから解約したい時は、プライムビデオのサイトから解約手続きを行ってください。年会費タイプでも月額会員でも同様な手順になるので、上記のいずれかの方法でキャンセルを完了させましょう。
そのほか確認すべきこと
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Amazonアカウントを解約するのなら、上記に続き以下の項目も確認しておきましょう。
プライム会員以外にもKindle Unlimitedなどの有料コンテンツを利用している場合は、プライム同様のキャンセル手続きが必要になります。退会に伴いダウンロードができなくなるデジタルコンテンツもあるので、事前にダウンロードした上でアカウントを解除するようにしましょう。
アカウント解約前に確認すべきこと
- 注文している商品が無いかの確認(アカウントサービスが停止するため、キャンセル扱いとなり商品は配送されなくなります)
- ギフト券やAmazonポイント残高の確認
- ダウンロード可能なデジタルコンテンツの確認(アカウント解約後はダウンロードができなくなります)
- プライム会員やKindle Unlimitedなどの有料サービスをキャンセル(正しくキャンセルしないと料金が発生する場合があります)
- Kindleデータの解除を確認
多くのサービスを提供しているAmazonですが、アカウントを解約してしまうとすべてのサービスが消えてしまいます。プライム会員得点である「プライムフォト」で保存しているデータも消えてしまうので、写真データなどを保存している場合は必ず自分のパソコンにデータをダウンロード保存しておきましょう。
また、デジタルコンテンツは解約後すぐにダウンロードできなくなります。購入済みの商品は忘れずにダウンロードして残せるので、解約前にダウンロードしておくのがおすすめです。
実際にAmazonアカウントを解約するには
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多方面なサービスが便利なAmazonアカウントではありますが、利用しない場合は解約しておくのもひとつの手です。以下では、アカウントを解約をおすすめする理由と解約方法を紹介します。放置されているAmazonアカウントがある場合、以下の項目に目を通して解約手続きをしましょう。
手続き方法は3種類
Amazonアカウントを解約するためには、まずカスタマーサービスに連絡します。カスタマーサービスに連絡する方法は3種類に分かれており、「チャット」「電話」「Eメール」から選択できます。自分のやりやすい方法、安心できる方法を選んで解約を行いましょう。
- 「チャット」では、問い合わせ内容、アカウントを解約したい理由を入力してサポーターの対応を待ちます。アカウントサポート側の対応者から返事が来るので、アカウント解除手続きをしてもらいます。
- 「電話」を選択すると、電話番号の入力が表示されます。希望の電話番号を入力すると、その電話番号に電話がかかってくるので会話を通してアカウント解約手続きに進みます。
- 「Eメール」の場合は、フォームから解約希望内容を送信すると、アカウントで利用していたメールアドレスに返信が届きます。メール内容を確認して、解約完了になります。
アカウントを放置するくらいなら解約するのが吉
Amazonアカウントを長期利用しないことに関して、サービスを利用する面でのデメリットはありません。それまでの購入履歴や地道に貯まっていくポイントを消すことになるので、その後もAmazonショッピングを利用する可能性があるのであればアカウントを解除する必要はないでしょう。
しかし、アカウントを利用せずに放置していると、IDやパスワードを忘れてしまう可能性もあります。Amazonでショッピングをするためには、住所やクレジットカードといった情報を入力するため、個人情報が管理しきれない恐れが出てきます。個人情報をしっかりと管理するためには、アカウントを解約しておくのも重要になるでしょう。
アカウント乗っ取りの危険も!
オンラインで管理されているデータは、Amazonアカウントに留まらず第三者に不正利用される可能性があります。アカウント乗っ取りと呼ばれる第三者によるアカウントの不正利用では、住所などの個人情報が知られるだけではなく、クレジットカードを勝手に使われる危険性も秘めています。
また、アカウント情報が他人の手に渡ってしまうと、商品販売用アカウントとして悪用されるケースも考えられます。あなたの名前で存在していたアカウントが、不正なアイテム販売などの詐欺に使われることもあるので、管理しきれないアカウントはきっちりと解除しておくことも重要です。
解約するのは簡単!ただしきちんとステップを踏むこと
Amazonアカウントは、Amazonの通販ショッピングに必要なアカウントです。ウェブでもアプリでも利用でき、Amazonプライムなどの有料会員になるとさらに幅広いサービスをうけられるのが特徴です。そのため、毎月1回以上Amazonアカウントに携わるコンテンツを利用しているのであれば、アカウントを解約する必要はまったくありません。
しかし、あまりAmazonを利用しない人や、アカウント情報を管理しきれない場合はアカウントを放置しておくことで発生する危険性も出てきます。第三者によるアカウントの不正利用を防ぐためにも、長く利用しないアカウントは正しい手順で解約しておくのが得策です。
Amazonアカウントの解約は、3つの手順から手軽に行えます。この時、通常のアカウントサービス以外のコンテンツを利用していないかを必ず確認しておきましょう。購入済みのデジタルコンテンツや、保存していたデータはアカウント解除と共に利用不可能になります。必要なデータはダウンロードをしたうえで、アカウント解除手続きに進みましょう。
また、Amazonアカウントを利用してプライムやKindle Unlimitedを利用していた場合は、そちらのキャンセルも必要になります。有料サービスを正しくキャンセルしておかないと、不要な請求が発生することもあります。正しい手順でキャンセルすることで返金されるお金もあるので、損をしないように解約手続きを進めましょう。
通販や動画・音楽・本とさまざまなサービスを受けられるAmazonアカウントは、1つ持っていると大変便利です。その反面、使わないアカウントを狙う第三者もいることを忘れずに、正しいアカウント管理を心がけましょう。