Kindleアプリと端末の違いを徹底比較!メリットが多いのはどっち?

Kindleアプリと端末の違いを徹底比較!メリットが多いのはどっち?

ドットアップス編集部
最終更新日 2018/6/2 06:09
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2024/12/23 05:00

    目次

  1. 1.KindleアプリがあればKindle端末は不要?
  2. 2.アプリと端末で違いをメリットとデメリットで徹底比較!
  3. 3.アプリと端末のどちらがおすすめ?
  4. 4.Kindleで電子書籍を楽しもう

Kindle(キンドル)とはAmazonが販売する電子書籍のリーダー及び書籍コンテンツの配信を行うサービスを指します。専用端末であるKindle端末が有名ですが、実はスマホアプリとしても提供されており、アプリからもKindleの電子書籍サービスを利用することができます。

専用のKindle端末とKindleアプリでは、書籍の品揃えが変わらず同じサービスを受けることができます。そのため、Kindle端末を購入するよりも「スマホから無料で使えるアプリで十分なのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、Kindle端末は読書専用端末だけあって読書に特化したメリットを数多く備えています。

ここではKindle端末とKindleアプリの比較、そして各々のメリットについて解説していきます。

画像:著者撮影


1.KindleアプリがあればKindle端末は不要?

画像:著者撮影

Kindleストアでは最新のベストセラーや漫画など320万冊以上の豊富な品揃えが用意されています。利用するためにはAmazonアカウントへの登録が必要になりますが、登録することでKindleアプリとkindle端末で購入した書籍の共有ができるようになり、デバイスを選ばないサービスの利用が可能になります。

ここではKindleストアが利用できる「Kindleアプリ」と「Kindle端末」についてそれぞれ説明します。

1-1.Kindleアプリとは?

「Kindleアプリ」はApple StoreやGoogle Playから他のアプリと同様にダウンロードすることができます。スマホでもタブレットでもアプリを入れた瞬間から電子書籍リーダー端末として使うことができるようになります。

購入した書籍をダウンロードするときの通信量、書籍を保存しておくストレージの容量は他のアプリと共用となるため、通信制限やストレージの残容量には注意が必要です。

1-2.Kindle端末とは?

「Kindle端末」はKindleが提供する電子書籍サービスのみ利用可能な専用端末です。ディスプレイサイズはモデルによりますが6~7インチと一般的なスマホ(4.5~6インチ)よりもやや大きく、読みやすさに重点を置いたサイズになっています。

端末で利用できる機能は基本的にKindleが提供する電子書籍サービスのみに限定され、Webサイトや動画の閲覧(※)のようなインターネットはできず、またゲームのようなアプリの実行もできません。

※3G回線利用モデルであればウィキペディアの参照のみ可能です。wifi環境では端末付属の専用ブラウザで自由にサイトを移動できますが、サイト閲覧に特化したブラウザではないため、一部のWebサイトは表示できません。

 

販売されているKindle端末のモデルは、以下の5種類になります。

Kindle 7,980円
Kindle Paperwhite 13,280円
Kindle Paperwhite マンガモデル 15,280円
Kindle Voyage 23,980円
Kindle Oasis 29,980円

また、モデルにより以下の性能に違いがあるため、端末購入の際に参考にしてください。

  • 内臓ライトの有無
  • ページ送りボタンの有無
  • 解像度(167ppi~330ppi)
  • 通信接続(wifi機能に加え3G回線利用の有無)
  • ディスプレイサイズ
  • ストレージの容量
  • 防水機能の有無


2.アプリと端末で違いをメリットとデメリットで徹底比較!

画像:著者撮影

Kindle端末とKindleアプリ、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

2-1.Kindle端末のメリット

  • バッテリー駆動時間がスマホと比較して長く、どのモデルでもフル充電から数週間は持ちます。(wifi接続無し、一日30分利用想定の場合)
  • スマホとはバッテリーが別にできるため、外出先の長時間利用もバッテリー残量を気にすることなく楽しめます。バッテリーが切れた場合は、スマホアプリを利用してスマホ側で続きを読むこともできます。スマホをサブ機として活用できるのも、読書好きにはうれしいです。
  • ディスプレイにE-inkという特殊な電子ペーパーを採用しています。眩しい光を反射しないため、外出時の日がさす中でも活字が読みやすいです。
  • ブルーライトゼロのため、目が疲れにくいです。
  • 読書専用端末になるため、スマホやPCのようにメールやSNSからの通知といった割り込み要素がなく、読書に集中できます。

2-2.Kindle端末のデメリット

  • ページは全てモノクロの画面になるのでカラーページのある雑誌なども白黒表示されてしまい、物足りなさを感じることも。
  • 読書以外の作業(インターネット、アプリ実行)はできません。

2-3.Kindleアプリのメリット

  • スマホやタブレットなどデバイスを選ばず、アプリをダウンロードするだけで電子書籍リーダーにすることができます。アプリのインストールは無料なので、Kindle端末の購入費用を節約できます。
  • 端末を購入しないため使用するデバイスを一つに統一でき、持ち物がかさばりません。
  • いつでも持ち歩くスマホなら、いつでも読書を楽しめます。

2-4.Kindleアプリのデメリット

  • スマホの小さい画面での読書は文字が読みづらいと感じることも。小説は文字フォントのサイズを拡大する機能がありますが、漫画や雑誌などは画像を拡大すると書籍の1ページがディスプレイに収まらず、可読性が下がる場合もあります。
  • スマホでは通信量を気にする必要があります。画像がメインの漫画などはファイルサイズが50MBを超える場合もあり、wifi環境以外での利用は注意が必要です。
  • スマホのストレージの残量も気にする必要があります。内部ストレージは他のアプリと共用なので、書籍をたくさん楽しみたい人はSDカードなど外部ストレージを用意して保存容量を確保しておく必要があります。

3.アプリと端末のどちらがおすすめ?

画像:著者撮影

特徴の分かれるKindle端末とKindleアプリですが、それぞれどのような人に向いているのでしょうか。

3-1.Kindle端末がおすすめな人

読書が好きで長時間利用する予定の人におすすめです。ブルーライトゼロで目に優しく、E-inkの採用で字が読みやすいなど長時間読書を行うためのこだわり設計が魅力です。端末のモデルにもよりますが、防水機能も備えており入浴時の長時間読書も楽しめます。

端末を読書専用化することでさらに読書に集中できるでしょう。

3-2.Kindleアプリがおすすめな人

気軽に読書を楽しみたい方におすすめです。常に持ち歩くスマホにKindleアプリをインストールしておくと、いつでもどこでも読書を楽しむことができます。端末を一元化できるため、持ち物を最小限にとどめて読書を楽しみたい人にもおすすめです。

自分のスマホやタブレットでの読みやすさが気になる人はKindleアプリをインストールしてみて、ストア内の小説や漫画のサンプルを読み、自分が読みやすいか使い勝手を確認してみるといいでしょう。アプリのインストールとサンプルのダウンロードまでは全て無料で試すことができます。


4.Kindleで電子書籍を楽しもう

本を読み始めるとあっという間に時間が過ぎます。貴重な時間を有意義に過ごすため、Kindleでは特徴の異なる「Kindle端末」と「Kindleアプリ」の2つの読み方の選択肢が用意されています。外出時の空き時間に手軽に読みたい人、自宅でじっくり読書に集中したい人と自分の読書スタイルに合う読み方を見つけ、快適な読書時間を楽しみましょう。

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