メルカリで売れる写真を撮影するコツ&加工方法
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- 1. メルカリで売れない写真の問題点
- 2. メルカリで売れる写真はどんな写真?
- 3. メルカリで売れる写真を撮るコツとは?
- 4. メルカリで売れる写真に仕上げる加工方法
- 5. 商品がよくわかる写真を撮ることが売れるコツ!
目次
いろいろなものを売買することができる「メルカリ」。手軽に商品が出品できるので、出品経験者も多いでしょう。ですが、せっかく出品しても何故か売れないということも。それはもしかしたら、商品写真のせいかもしれません。メルカリで売れ残りに悩む人は、まず「売れる」写真を撮ることから考えてみましょう。思わず欲しくなる魅力的な写真が撮れるカメラアプリと、メルカリをはじめとしたフリマアプリ向けの写真が加工しやすい写真加工アプリを紹介します。
(画像:筆者撮影)
1. メルカリで売れない写真の問題点
(画像:筆者撮影)
メルカリで商品が売れない理由はいくつか考えられます。まず価格設定が高いこと、商品の状態が明らかに悪いこと、そして最後に、商品写真に魅力がないことです。状態が良く、価格も適正なはずなのに売れ残るとしたら、写真に原因があるのかもしれません。
「売れない」写真にもいろいろありますが、以下のような写真ならまずスルーでしょう。
- 画像が暗くて商品の状態がわかりにくい
- 購入にあたり気になる部分の写真がない、もしくははっきりわからない
- 何となくきれいに見えない
- 写真がごちゃごちゃしていて商品が見えにくい
次は、逆にどんな写真ならメルカリで即売れを狙えるかを考えてみましょう。
2. メルカリで売れる写真はどんな写真?
(画像:筆者撮影)
2-1. 商品のことがよくわかる写真
リアルのフリマと違って実際に商品を手に取って見ることができないため、購入希望者は少ない商品情報から購入するかどうかを判断します。したがって、商品写真は非常に重要です。商品がきちんと写った写真を使うことは基本中の基本といえます。
見栄えはどうでもいいというわけではありませんが、何よりも商品の状態がわかりやすいことが最優先です。商品を正面から撮り、全体がわかるようにしましょう。また、ブランド品のタグや、若干難がある部分の写真など、購入希望者が知りたい細部の写真も用意しましょう。購入希望者に、できるだけ多くの商品情報を伝えることで購入が期待できますし、こうした部分の写真がないと後々トラブルになる可能性もあるので、商品がわかりやすい写真を準備してください。
色味も重要です。なるべく実物に近い色味の写真を撮りましょう。商品がきれいに見えるようにしたいからと加工しすぎた写真は「売れる」写真とは言えません。
2-2. 清潔感が伝わるような写真
特に、中古品をフリマで買う場合は、清潔な状態であるかどうかが非常に重要なチェックポイントとなります。衣類であればきちんと洗濯、もしくはクリーニングし、アイロンがけなどをしてから写真を撮ります。洗濯できないものもしっかりときれいにしましょう。
写真を撮るときは、色味を実物に近づけることと、明るさに注意します。適度に明るい写真は見た目が良く好印象ですが、過剰な加工は控え、あくまで現物を引き立てるレベルの加工にとどめておきましょう。
2-3. とにかくぱっと目につく目立つ写真
きれいで見やすい写真が撮れたら、もうひと手間かけて目立つ画像を作ってみましょう。ほとんどのユーザーは欲しい商品をキーワードで検索し、同じ商品、もしくは同じような商品が写ったサムネイル画像を見て閲覧を検討します。そこでぱっと視線を引きつけることができれば、売れる可能性が高くなります。やりすぎない程度の加工をして、目立つサムネイルを作りましょう。
3. メルカリで売れる写真を撮るコツとは?
(画像:筆者撮影)
3-1. 商品は明るい場所で撮影する
明るい写真を撮ることは最低条件と言ってもいいでしょう。自然光での撮影は明るくきれいに撮れ、特に加工しなくても実物に近い色味に仕上がります。日光が直接射し込まない明るい窓際で撮影しましょう。レースのカーテンを閉めておけばふんわりした明るい光が射してきます。
光源と反対側に白い紙を置いて「レフ板」のように使うのもおすすめです。光源の反対側はどうしても影がついてしまうので、射し込む光をレフ板に反射させて明るく見せることができます。
明るく見せるためにスマートフォンやデジタルカメラのフラッシュ機能を使うのはおすすめしません。フラッシュは強制的に強い光を出すので、全体が不自然に光ってしまったり、肉眼で見たときとは違った風に影がついてしまうためです。
3-2. 細部がうまく写らない場合の対処法
ブランド品のタグ、服のシミや破れ、小さな付属パーツなど、細部をうまく撮れれば、よりわかりやすい商品画像を作ることができます。カメラアプリのズーム機能やマクロ機能を活用しましょう。デジタルカメラで撮る場合はマクロレンズの装着もおすすめです。
3-3. 商品が映えるように背景はシンプルにする
おしゃれな商品画像は目に付きやすいので、商品の背景などを整えるのも、「売れる」写真撮影には欠かせません。ですが、あくまで主役は商品です。おしゃれさにこだわるあまり、Instagramの写真のようにかわいい小物をむやみと並べたり、背景代わりに柄物の布を使うなどすると、肝心の商品画像に注目が集まりません。背景は、あくまで引き立て役。商品が映えるような背景を作るのが基本です。
また、フローリングの床や畳などに直接置いて撮影するのは清潔感とおしゃれさに欠けます。床に直置きはイメージもあまり良くありませんので、たとえば洋服やバッグなら壁に吊るしたり机に広げたりすると見栄えし、全体もわかりやすくなります。どうしても平らな床に置く必要がある場合はタオルケットや紙などを敷いた上に商品を載せて撮影しましょう。
3-4. カメラアプリを使って綺麗な写真を撮る
(画像:筆者撮影)
スマートフォンに付属のカメラではうまく写真が撮れないなら、多機能なカメラアプリを使ってみるのもいいでしょう。一例として「VSCO」を紹介します。
「VSCO」は暗い写真を明るくする「露出」、より現物の色味に近づけたいときに便利な「色温度」、傾いて撮れてしまった写真の角度を変更する「調整」など、フリマの商品写真に使えそうな本格的カメラ機能を備えています。フィルター機能も充実しており、いろいろなトーンに加工することが可能です。基本的な機能はすべて無料で使うことができます。
「VSCO」公式サイト(英語)
4. メルカリで売れる写真に仕上げる加工方法
(画像:筆者撮影)
4-1. 写真を明るくする
明るい写真を撮ることは最低条件と言ってもいいでしょう。暗い写真は商品が見づらく、状態や魅力が伝わりにくいという致命的な欠点があるためです。上の説明を参考に、自然な明るさの写真を撮りましょう。
4-2. 実物の色味に近づける
光の加減やカメラのクセなど、色味が普段と違って見える写真が撮れてしまう理由はいろいろありますが、極力実物に近づけるようにしましょう。カメラの露出やホワイトバランスなどの調整をすることも大切です。そのあたりの難しい作業を自動で処理してくれるカメラアプリもあるので、自分に合ったアプリを探してみてください。
4-3. 分割加工や文字入れをうまく活用する
(画像:筆者撮影)
メルカリにアップできる写真は商品1つにつき4枚まです。一方、写真から得られる情報は多い方が購入希望者へのアピールになります。そこで、複数の写真を使って分割加工し、コラージュのような写真を作ってみましょう。見て欲しい部分の写真をなるべく多く撮り、複数の写真を1枚の画像にまとめてくれるアプリを使ってコラージュを作ります。あまりたくさん詰め込みすぎると商品の状態がわかりにくくなるので、3枚から4枚程度がちょうど良いでしょう。
また、文字入れも有効な手段です。検索してすぐの段階では、詳しい商品情報はわからないので、その段階で少しでも多くの情報を伝える必要があります。そこで、特に伝えたい情報をピックアップして、サムネイルに文字で入れておくことが有効になるのです。「送料無料」「値下げしました」「限定○○個」など、購入意欲を高めるメッセージを入れるといいでしょう。ただし、商品画像の邪魔にならないよう注意してください。
4-4 .写真を目立たせるなら枠加工がおすすめ!
(画像:筆者撮影)
メルカリの画面にずらりと並んだサムネイルの中で選ばれる1枚になるために、枠加工をして写真を目立たせることもひとつのテクニックです。枠があまり太すぎたり、または凝ったデザインだったりすると商品画像が目立たなくなりますので、すっきりと細めにしましょう。目立つ色を使えば、枠線が控えめでも効果は十分です。
4-5. メルカリで売れる写真に加工できるおすすめアプリ
(画像:筆者撮影)
写真を加工できるアプリは無数にありますが、今回は上でも少し触れたコラージュ画像を作りやすいアプリ「Pic Collage」を紹介します。
(画像:筆者撮影)
アプリを起動したら、「+」アイコンをタップして、使いたい写真を複数枚選択します。選択できる最大枚数は30枚ですが、あくまで商品紹介画像なので3枚から4枚選択すれば良いでしょう。選択を終えると自動でコラージュ画像が作成されます。無料では20種類のレイアウトが使えるので、好きなものを選んでください。直感的な操作で写真を入れ替えたり削除したりできるほか、画像の大きさを変える、ズームするなどの加工が可能です。必要に応じて背景の変更、文字入れをしましょう。保存した画像には「PIC-COLLGE」のウォーターマークが入りますが、220円課金することで、完成した画像のウォーターマークとアプリ中の広告を非表示にすることができるほか、より多くの機能を使うことができるようになります。
「Pic Collage」公式サイト(英語)
5. 商品がよくわかる写真を撮ることが売れるコツ!
フリマに出す商品画像は、とにかく「商品がよくわかる」写真であることが重要です。商品が売れなくて困っているなら、本記事を参考に、商品画像を入れ替えてみてください。目を惹く画像が作れれば、即売れも夢ではありません。