「にゃっほい店長のケーキ屋さん」ストーリー仕立てのシミュレーションゲーム！

経営シュミレーションゲームというと、どこまでも発展させていって、終わりがないようなものが多いですよね。そこが経営シュミレーションゲームの良さとも言えますが、人によっては途中で飽きてしまうのではないでしょうか。

今回紹介する「にゃっほい店長のケーキ屋さん」は2年という決められた期間の中で成果を出すことが目標で、さらに、ストーリーに沿って進むので、経営シュミレーションの面白さとノベルゲームの面白さの両方を楽しむことができ、飽きずにプレイすることができます。

ストーリーと戦略性の高さ

画像：筆者撮影

舞台となるのは「陽だまり町」という小さくのどかな町。この町で主人公スズが、夢だったケーキ屋「にゃっほい屋」をオープンしたところから物語は始まります。

お店を続けていける条件は、2年間で一定の成果を出すこと。

スズは町の人たちの協力を得ながら「にゃっほい屋」を経営し、さらにケーキ屋のコンテストへと挑戦していきます。

「にゃっほい店長のケーキ屋さん」は、ケーキ屋さんを経営しながら、材料を集めて新しいレシピを作り、街の人物達と交流を深めていくシミュレーションゲームです。

最初は作れるケーキも少ないですが、街の人と話をしたり、森へ探索へ行き材料を見つけてきたりすると、新しいレシピを作れるようになります。

メニュー毎に客層の概念があったり、登場キャラの好感度システムがあったりと、より戦略性の高いゲームになっています。

おすすめポイント

画像：筆者撮影

・街の人たちとの楽しい交流
・必要となる戦略性の高さ
・たくさんのイベントとコンテスト

このゲームではスズを主人公としたストーリーを挟みながら経営を進めていきます。そのストーリーに登場する個性豊かなキャラクターたちと交流することもこのゲームでは重要になってきます。彼らと雑談すると好感度が上がり、新しいレシピのヒントをくれたり、コンテストで有利に働いたりするのです。

そして、このゲームの一番の特徴はレシピそれぞれに客層の概念があることです。お店のレベルを上げるためには老若男女全ての客層に支持されなければなりません。そのため、メニューを入れ替えながらまんべんなく支持を得るよう戦略を考える必要があり、そこがこのゲームをより面白くしてくれいます。
また、季節ごとにイベントがいくつもあり、イベントによって売れ筋の商品が変わります。
客層とイベントと残金を頭に入れてしっかり戦略をねる楽しさがたまりません。

ゲームシステムと攻略のポイント

「にゃっほい店長のケーキ屋さん」はストーリーモードとゲームモードをくり返しながら進めていきます。
ゲームモードでは午前、午後、夜のパートに分かれており、午前と午後は自由行動ができます。自由行動では、体力を消費してケーキを作ったり森に材料を取りに行ったりできます。

また、体力がなくなった時は街の人と雑談することで回復できます。街の人は広場やお店など色んなところにいます。雑談で好感度を上げておくと後々助かるので、全てのキャラとまんべんなく雑談するようにしましょう。

画像：筆者撮影

自由行動の後には販売が行われます。ケーキによって好まれる客層が異なり、得られる客層経験値の量も違うのでので、データを見ながら頻繁にメニューを替え、まんべんなく客層のレベルを上げていきましょう。
全ての年齢層のレベルが上がると、お店のレベルも上がり体力の上限が増えます。

また、アルバイトにも得意な客層というものがあります。花萌アカハは子供の客に対して経験値アップ、若苗ルリなら大人の客に対して経験値がアップします。
つまり、アルバイトが得意な客層と、その日出すケーキが好まれる客層とをうまく組み合わせれば、効率よく進めることができるのです。

夜のパートでは1にち1回電話ができ、ヒントを貰うことができます。攻略のポイントなども教えてくれるので毎夜必ず電話をかけるようにしましょう。

戦略ゲームが好きな人におすすめ

画像：筆者撮影

このゲームは、「客層」という概念があるおかげでとても奥の深い内容になっています。ですので、戦略ゲームが好きな人にオススメです。

最初の難易度選択で「がっつり」を選べば、戦略ゲームが得意な人でもしっかり楽しめるはずです。
もちろん、戦略ゲームが苦手な人でも、難易度「おきがる」を選べば、可愛いイラストを楽しみつつサクサクゲームを進めることができます。

2年という長いようで短い期間をどのように使うかはプレイヤー次第です。

「にゃっほい店長のケーキ屋さん」のまとめ

エンディングまでプレイするためには課金が必要ですが、最初の三ヶ月間分は無料でプレイできます。しっかり遊んだ後で購入を検討してみてください。奥が深く完成度の高いゲームなので、プレイして損は無いと思いますよ！