時計の魔術師「FRANCK MULLER アプリ」がついに登場!

スイスの高級機械式時計メーカー「Franck Muller」の公式アプリです。ご存知のように、Franck Mullerの腕時計は、独特の形と文字盤のデザインで有名です。デザイン展を開催することもある、Franck Mullerは「20世紀の天才時計師」とも呼ばれ、複雑な機構設計で有名です。このアプリではFranck Mullerの世界を、iPhone、iPad、iPod touchに向けて展開しています。

5つのメニューで展開するFranck Mullerの世界

独特の樽型デザインで知られる「トノウカーベックス」、インデックスに夜行塗料を使用した「カサブランカ」、長方形のケースと流線型のカーブを利用して、付け心地を改善した「ロングアイランド」、スポーティーなダイアルと立体的なケースデザインの「コンキスタドール」など、Franck Mullerは時計の世界に革命的なデザイン、機構を展開しています。
中でも「クレイジーアワーズ」は常識を破壊した文字盤で有名です。iPadアプリでは、「Watch」「Catalogue」「Movie」「Calendar」の4つのメニューと、オフィシャルサイトに通じる「Official Web site」の5つのインデックスで構成しています。

iPadスクリーンショット：筆者撮影

注目の時計を取り上げる「Watch」と「Catalogue」

「Watch」では、注目の時計を紹介しています。筆者が視聴した時には、「クレイジーアワーズ」モデルが取り上げられていました。同モデルは、文字盤の数字を常識にとらわれず配置し、短針は1時間毎に通常の時計の5時間分を移動し、正確な時刻に移動します。
このギミックには、通常の時計にはない驚きと、それまでの時計の常識を覆します。長針は、通常の長針の動きをし、短針のアクロバティックな動きと対照的な存在で、長針・短針合わせて正確な時を知らせます。「クレイジーアワーズ」モデルは、誰もが驚く、革命的な時計と言われています。
今回は、カラフルな色合いの「カラードリーム」の「ロングアイランド クレイジー・アワーズモデル」を取り上げています。文字盤は白と黒の2バージョンが紹介されています。

iPad版スクリーンショット：筆者撮影
「Catalogue」ではFranck Mullerの代表的な時計シリーズが取り上げられています。紙のカタログ128Pすべてを電子カタログにしています。

iPad版スクリーンショット：筆者撮影

画像・映像で楽しむ「Calendar」「Movie」

Franck Mullerは時計職人であるとともに、デザイナーでもあります。彼の主張が「Calendar」「Movie」に表現されています。「Calendar」では、彼独特のオリジナル書体で、万年カレンダーを制作しています。

iPad版スクリーンショット：筆者撮影

「Movie」コーナーでは、映像で、Franck Mullerの世界を表現しています。「数字が踊る、生きてる、映像も楽しいFranck Muller」と称し、珍しい5つの映像アート作品「Long Island」「Heart & Pop Line」「Las Vegas」「Jewellery Line」「Tourbillon」が紹介されています。時計をアートとして位置づける、Franck Mullerらしい映像作品となっています。

その他、iPhoneでは、電話をかけるときの数字を、彼独特の書体によるデザインで表現したキーパッドが用意されています。

iPad版スクリーンショット：筆者撮影

Franck Mullerのこだわりが詰まった小さな美術館

このアプリには、Franck Mullerの持つ、独特のアートの世界が凝縮されています。時計だけでなく、宝石類にも彼のデザインが展開されています。さながら、彼の美術館といった感じです。