ネットワーク時代の「Public Print 」

ネットワーク時代の「Public Print 」

ドットアップス編集部
最終更新日 2018/6/8 14:50
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    目次

  1. 「Public Print」とは
  2. 「Public Print」の特長
  3. 環境にも適した設備・施設
  4. 働き方改革で新たな機会が増えるか

最近は、モバイル端末が当たり前の時代になってきました。スターバックなどの珈琲ショップに行くと、半数ぐらいの人がノートパソコンやタブレット端末を持ち込んで、作業をしていることも少なくありません。
街中にもwifi環境が当たり前になってきましたが、出先や、出張先で、困るのがプリンターです。このようなニーズに対応するために、ネットプリントサービスが誕生しています。よく知られているのが、セブンイレブン等のコンビニの出力サービスですが、「Pulic Print」は富士ゼロックスが運営するネットプリントサービスです。

「Public Print」とは

「Public Print」では、インターネットを経由してiOS端末、あるいはAndroid端末内の文書や写真などを、いったん「Public Print」のセンターにアップロードして、日本国内の店舗などに設置してある富士ゼロックス製「Public Print」サービス対応複合機から出力するサービスです。
PCの場合はブラウザからアップロードを行いますので、プリンタードライバーを必要としないサービスになっています。センターに登録されたファイルには8桁の予約番号が付与され、後はデジタルカラー複合機サイドで作業が行えるので、複雑な作業はありません。
また、ファイルは通常7日間保存され、期間を過ぎると消去されます。「Public Print」センターとの通信はSSLを利用したセキュリティー対応で行っているので、安心です。

iPad版スクリーンショット:筆者撮影

「Public Print」の特長

自宅で利用されているプリンターはインクジェットタイプが一般的です。インクジェットプリンターの場合、水に弱い、枚数が多くなるとコスト高になる、色の再現性を追及すると、専用の紙が必要になるなどの課題があります。
一方、「Public Print」で使われている、レザープリンターは、印刷スピードの速さや、普通紙でもにじみが無く、発色が良いという特徴があります。大量で、色彩豊かに出力するにはレザープリンターに一利があると言えます。
「Public Print」は速く、大量の出力必要な印刷ニーズにぴったりです。また、「Public Print」では、印刷物を複数の地域で使用する場合、それぞれの地域の印刷スポットで、分散印刷することができます。

iPad版スクリーンショット:筆者撮影

環境にも適した設備・施設

Public Print 印刷スポットは全国の印刷ショップ、ホテル、リゾート、郵便局、図書館、スーパー、書店、生協、カフェなど幅広い店舗に広がっています。
また、「Public Print」は、富士ゼロックスが長年培ってきた、環境技術を組み入れているので、環境面での対応も進んでいます。省エネと使いやすさが両立した「Real Green(真の省エネ)」を目指しています。
出力に関しても、多くのフォーマットに対応しています。具体的にはMicrosoft関連のファイルフォーマット、iOS・Androidの画像、WEBページ。メールの本文や添付ファイルやDocuworksをはじめ、一般によく利用されているPDF、JPEG、PNGなどのファイルフォーマットに対応しています。

iPad版スクリーンショット:筆者撮影

働き方改革で新たな機会が増えるか

「Public Print」は、外出先、出張先での出力、自宅のプリンターの補完、プリンターを持たない環境への対応など、幅広いニーズに対応します。
政府は人口減少に対応するため、様々な「働き方改革」を進めています。ネットプリントサービスは新しい仕事環境を提供し、「働き方改革」の実現に向けた環境づくりの一つとして今後検討されていくものと思われます。なお、セブンイレブンが提供するネットサービスとの互換性はありません。

iPad版スクリーンショット:筆者撮影

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