作品投稿までできちゃう!無料のマンガ制作アプリ「ジャンプPAINT」が凄い!

作品投稿までできちゃう!無料のマンガ制作アプリ「ジャンプPAINT」が凄い!

ドットアップス編集部
最終更新日 2018/7/6 11:25
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2024/11/6 05:00

    目次

  1. これが無料、だと!?「ジャンプPAINT」の使いやすさを徹底解説!
  2. イラスト初心者からガチの漫画家志望まで!「ジャンプPAINT」はこう使え!
  3. アイデアを思いついた時、いつでもどこでもマンガが描ける夢のアプリ

週刊少年ジャンプの創刊50周年企画のひとつとして、株式会社メディバンと提携し「ジャンプPAINT」が開発されました。完全無料で多数の機能を搭載したマンガ制作アプリになっていますが、実際どのようなコンテンツがあるのでしょうか。

今回はジャンプPAINTの使い方、おすすめコンテンツなどさまざまな角度から紹介していきます。

画像:著者撮影
 

これが無料、だと!?「ジャンプPAINT」の使いやすさを徹底解説!

画像:著者撮影

ジャンプPAINTは、株式会社メディバンと集英社により共同開発されたマンガ制作アプリです。

その母体は、プロのイラストレーターも使っている「メディバンペイント」というアプリです。このメディバンペイントの基本性能をそのままに、さらに週刊少年ジャンプの公式アプリとして、マンガ制作に特化したコンテンツになっています。

通常であれば有料のスクリーントーンや有料フォントを、ジャンプPAINTではすべて無料で使うことができます。スクリーントーンは800種類以上、フォントは50種類以上、ブラシは90種類以上用意されており、実際に週刊少年ジャンプで使用されているフォントや、ジャンプ作家が使用した描き文字も利用することができます。

画像:著者撮影

またジャンプPAINTでは、プロ漫画家のマンガ制作のコツが学べるコンテンツもあり、デジタルマンガを初めて描くというユーザーでも、手軽に・簡単にプロのような作品を描くことができます。

制作した作品はクラウド上に保存されるので、端末容量を圧迫することもなく、故障などの緊急時でも安心です。データがクラウド上にあるため、他の端末とも共有が可能で、iPhone、Androidスマートフォンはもちろん、タブレット、PCでも使うことができ、自分の使用媒体に合わせて臨機応変に利用することができます。自宅のパソコンで作業をしたあと、出先でタブレットから続きを描くという使い方も可能です。

完成した作品をアプリに投稿すると、自動的に「少年ジャンプルーキー」に投稿されます。少年ジャンプルーキーとは、少年ジャンプ掲載を目指す漫画家の登竜門とも呼べるコンテンツで、人気作品になると「少年ジャンプ電子版」もしくは「少年ジャンプ+」に掲載される上、さらに上位ランクに上がれば本誌の掲載権が確約されるというマンガ投稿サービスです。

ここでもし編集部の目に留まることができれば、ジャンプ掲載への近道となるため、プロの漫画家を目指しているユーザーにもおすすめです。

画像:著者撮影

使用するにはまず、ユーザー登録をする必要があります。Twitter、Googleアカウント、もしくはニックネーム・メールアドレス・パスワードを入力して新規登録をすると、マンガ制作が可能になります。

 

他のイラスト・マンガ制作アプリに比べてどうなの?

有料のイラストアプリやマンガ制作アプリに比べると、やはりやや使用感の劣る点があります。ただ無料で使えるアプリとしては、他のアプリよりも充実した内容になっているため、必要以上の性能はあると言えるでしょう。

マンガを描くこと自体が初めての人にとっては、十分な機能を搭載した窓口とも言えるアプリです。また有料アプリには手を出しづらい、どのアプリを利用していいかわからないというユーザーでも、ジャンプPAINTのみで十分な制作が可能です。日頃からマンガを描く習慣のある人には、使い方次第でより便利に用いることができます。

イラスト初心者からガチの漫画家志望まで!「ジャンプPAINT」はこう使え!

画像:著者撮影

ジャンプPAINTは使い方次第で、どのユーザーにも満足度の高いサービスを提供してくれます。

ここでは段階に合わせたおすすめの使い方を紹介していきます。


【初級編】使っているだけでプロ気分!起承転結のあるマンガを描こう!

画像:著者撮影

まず、マンガを描くこと自体が全く初めてという人には、「チャレンジジャンプ」というコンテンツをおすすめします。

チャレンジジャンプでは、実際に掲載されているマンガを基に、ネーム、下描き、キャラクターのペン入れ、背景のペン入れ、効果線、ベタ塗り、トーン貼りの7つに分けて、練習することができます。各作業によって練習するマンガも異なっており、ONE PIECE、銀魂、BLEACHなどさまざまです。ジャンプファンにとっては楽しく作業しながら練習できるといううれしいポイントになっています。

画像:著者撮影

このチャレンジジャンプでは、マンガ制作の流れを知ることはもちろん、各作業を細かく練習することができるので、制作経験がない人にも気軽に挑戦することができます。

また、「ジャンプ漫画賞講座」では、週刊少年ジャンプに掲載されているマンガを基に、マンガ制作のコツを編集部監修のもと掲載しています。こちらも初心者からプロ志望まで、マンガ制作に携わる人には必見のアドバイスが多数載せられているので、制作の手助けになってくれるでしょう。

画像:著者撮影

もっと気軽に楽しみたいという人は、自分でイラストを描き、コマ割りやスクリーントーンを貼ってみるだけでも、マンガの雰囲気を楽しむことができるのでおすすめです。


【中級編】マンガを1本仕上げてみよう!

マンガを描くことに興味があり、始めては見たものの、やはり実際に1本のストーリーを仕上げるとなると難しいと感じる人も多いでしょう。

まずは1Pマンガでもよいので、起承転結を意識してマンガを1本仕上げることから始めてみましょう。ジャンプPAINTでは、SNSへの投稿も可能なので、仕上げたマンガを共有することができます。

SNSで共有することで、周囲からの意見も取り入れやすくなります。


【上級編】ジャンプルーキーに投稿しよう

漫画家としてデビューするなら、やはりジャンプでデビューしたい!という人は多いでしょう。その点で、ジャンプPAINTではアプリ自体が直接ジャンプルーキーに紐づけされているため、ジャンプでプロデビューを目指す漫画家志望者には、簡単に投稿ができるため使いやすいというメリットがあります。

投稿された作品は、投稿日ごとに決まったチェック担当編集者が漏れなく読んでいます。他にも随時編集部員がチェックしているので、投稿すればするほど目に留まる可能性も高くなります。

ルーキー賞を受賞、もしくは編集者の目に留まった場合、直接連絡を取るなどして担当が付きます。打ち合わせを通して本誌掲載を一緒に目指してくれるので、本格的なデビューに向けて大きく前進することができます。

少年ジャンプでのデビューを目指しているのであれば、ジャンプPAINTから作品をたくさん投稿してみましょう。

 

アイデアを思いついた時、いつでもどこでもマンガが描ける夢のアプリ

ジャンプPAINTの最も良いところは、いつでもどこでも、良いアイデアを思いついた時にささっと使えるところです。それが移動中でも、出先でも、自宅でも、スマホやパソコンがあればすぐに書き起こすことができます。

上級者がアイデアメモ代わりとして、作業の効率化を図ることができるのはもちろん、初心者でもマンガを描くためのいろはを手取り足取り教えてくれるコンテンツが多数そろえられているので、どこでもマンガを勉強でき、楽しく上達することができます。

アプリと紐づけされているジャンプルーキーから、実際にデビューに至った漫画家も多数存在します。このアプリを利用して、あなたもその一員を目指しましょう。

ジャンプPAINT by MediBang 公式サイト

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