子供に見せたくない2chまとめサイトをフィルタリングするアプリ4選

子供に見せたくない2chまとめサイトをフィルタリングするアプリ4選

ドットアップス編集部
最終更新日 2018/7/9 14:18
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    目次

  1. 子供のスマホ利用でありがちなトラブル
  2. 有害サイトをブロック!スマホの機能制限方法
  3. スマホ利用をしっかり管理!機能制限アプリ
  4. 家庭でルールを決めて使いましょう

昨今はインターネットが普及し、子供でもスマホを持つ時代になりました。

LINEなどのチャットアプリ、TwitterなどのSNSを利用する子供の増加に伴い、スマホやインターネットに関連する犯罪やトラブルも増加しています。

有害なサイトを見極めたり、トラブルを回避したりするのは我々大人でも難しいものです。

ましてインターネットトラブルを軽視しがちな子供たちにスマホを自由に使わせてしまうのは非常に危険です。

本記事では、前半で子供にぜひ教えてほしいスマホ関連のトラブルについてまとめ、後半では子供に特に有害となりやすい2chまとめサイトをブロックするアプリについて紹介します。

子供の安全を守るためにも、ぜひ最後まで読んで欲しい内容となっています。

画像:著者撮影

 

子供のスマホ利用でありがちなトラブル

学校でも情報の授業はありますが、それでもインターネットやスマホのトラブルについてしっかり理解できている子供は少ないでしょう。

親がインターネットやスマホの怖さについて子供にしっかりと教えてあげる必要があります。

意図しない有料サービスの利用

アプリの購入・課金、動画閲覧サービスの登録、ワンクリック詐欺などです。

特に有害サイトを閲覧するとワンクリック詐欺などの悪質な広告が表示されやすいため注意が必要です。

有料サービスはクレジットカード情報や支払い登録が必要だから心配ないだろうと思っていてはいけません。

大手3キャリアのスマホであれば電話番号とSMS認証だけで購入処理できるサイトが多くあります。

また親のスマホを貸す形で子供にスマホを使わせている場合は、そのスマホ自体にクレジットカード情報や各サイトのパスワード・子供の指紋(TouchID)が記憶されている可能性があります。

指紋認証は便利ではありますが、子供の指紋は登録しないようにしましょう。

またインターネットブラウザ利用の際はIDやパスワードを記憶しない設定にするか、子供に貸す前にブラウザのCookieを削除しておきましょう。

※パスワード記憶やCookie削除の方法についてはブラウザによって方法が異なるためここでは割愛します。

 

SNS経由での個人情報流出

SNSを利用していない人はほとんどいないのではないでしょうか。

子供たちも例にもれずSNSを利用している子が多いですが、大人と比べると個人情報についての意識が低い傾向にあります。

例として大人は匿名でSNSを利用する人も多いですが、子供はほとんどの子が実名でSNSを利用しています。

これは学校内での人間関係、コミュニケーションを大切にしているためでしょう。そのためには実名でアカウントを運用する必要があるのです。

「特定」をしてくる人はかなりの検索能力を持っているので、たったひとつの個人情報からでも簡単に身バレします。

SNSの過去ログを辿っていけば、その人の顔・住所・学校・バイト先・電話番号・親の名前や勤務先など、ほとんどの情報を特定できると言われています。

そしてその情報は掲示板などに拡散されていくのです。

SNSへの危険性・個人情報の大切さをしっかりと子供に伝えましょう。

後述しますが、友達の中で1人だけSNSをやっていないと疎外感を感じたり、ひどいといじめの対象になる可能性があります。

そのため完全に禁止するのも考えもので、難しい問題です。

Twitterは鍵垢(鍵アカウント。相互フォローの相手にしかツイートが公開されなくなる)で使う、写真には位置情報を追加しないように設定するなど、家庭内でルールを決めておくのがいいでしょう。

出会い系トラブル

インターネットで知り合った人物と実際に会ってみたらトラブルに巻き込まれたという事件がニュースでよく取り上げられています。

出会い系アプリや大手の出会い系アプリに関しては、本人確認書類の提出が求められ、未成年は登録できないサービスが多いです。

未成年が登録できるサービスも、利用者全員が顔や実名をサイト側に登録しているので悪いことをする人は少ないです。

そのため「出会い系」自体はそこまで心配しなくてもいいかもしれません。

それよりも心配しなくてはいけないのは、「SNSを通じて出会う」ことです。

SNSは趣味や年齢が近い人同士で繋がることが多いので、会おうとなった時も警戒心が薄れがちです。

また悪い人側からしても、単純な出会い系よりも誘う口実を作りやすいため、警戒するよう子供に伝えましょう。

ネットのいじめ

子供たちは正直で素直ですが、大人から見ると時に残酷なものです。

大人から見ると些細な理由でいじめのターゲットにされてしまう、またはいじめの加害者になってしまうのです。

昨今では「LINEいじめ」なるものがよく話題にのぼっています。

既読無視をした、返信が遅かった、など些細な理由でいじめに発展することもあります。

被害者は学校だけでなく家に帰ってからもいじめを受けることになるので心の休まる暇がありません。

またスマホの中で起こることなので大人が感知しにくいのが特徴です。

子供の様子が変だと思ったら優しく聞いてみたり、担任に相談してみたりしましょう。

ネットいじめのことを考えると、子供のスマホをチェックするのもたまにはいいのかもしれません。

歩きスマホによる事件・事故

社会問題としても取り上げられている歩きスマホ。大人も気をつけなければいけない危険な行為です。

特に子供は背が低く運転手から見えにくい、左右確認を怠りがちなどの理由から事故に合いやすいです。

歩きスマホの危険性について子供にしっかり伝えるとともに、子供の前で親が歩きスマホをすることがないようにしましょう。

有害サイトの閲覧

有害サイトとは主に「アダルトサイト」「グロサイト」「ホラーサイト」などの事を言います。

これらのサイトはコンテンツ自体が子供の成長に望ましくないこと、悪質な広告が表示されやすいことが問題です。

子供にとっては「(一部の)2chまとめサイト」も有害となり得るでしょう。

2chまとめサイトは非常に多くの話題を取り扱っています。有害サイトほどではないですが悪質な広告が多いです。

また2chの書き込みや情報はインターネットの中でも特に信頼性が低いものだとされています。

2chの創設者ひろゆき氏の言葉「うそはうそであると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」は有名です。

「ネットの怖さを知らないうちは、ネットを使わない方が良い」という意味にもとれます。

子供のうちにネットを使わせるべきかどうか、考える必要があるでしょう。

有害サイトをブロック!スマホの機能制限方法

スマホの標準機能やアプリ、キャリアサービスなどを利用することで機能の一部を制限、サイトのブロックができます。

ペアレンタルコントロール

「ペアレンタルコントロール」はiOS、Androidが標準で備えている機能です。
一時的に子供に使ってほしくない機能を制限したり、アプリを非表示にしたりできます。

例えばWEBの閲覧を制限したり、App内課金を制限したりといった具合に特定の機能のみを制限できます。

機能制限専用のパスワードを設定することができるので解除される心配も少なく安心です。

iOS、Androidともに [設定] アプリから設定することができます。

携帯電話各社の無料フィルタリングサービス

法令などにより「18歳未満の青少年がスマホを利用する場合はフィルタリングサービスに加入すること」が原則になっています。

そのため携帯電話会社各社がフィルタリングサービスを提供しています。

サービス内容はどこのキャリアも似ていますが、キャリアごとに別の名称で提供されているため確認しておきましょう。

  • docomo

「3匹の子ブタとフィルタリングサービス」という名称で提供されています。

ペアレンタルコントロール(機能制限)よりもさらに詳細な設定が可能です。

  • au

「安心アクセスサービス」という名称で提供されています。

特定URLの制限・許可などが可能な「カスタマイズコース」が特徴です。

  • softbank

「あんしんフィルター」という名称で提供されています。

子供がスマホを開いている時間を調べることができるため、使い過ぎを防げます。

大手3キャリア以外の格安SIM・MVNOは、各社それぞれ別のフィルタリングサービスを導入しています。

中には大手3キャリアよりも強力なフィルタリングサービスを導入している事業者もあります。

特にフィルタリングに強いのは「TONEファミリー」というサービスを展開している「TONEモバイル」です。

「TONEファミリー」は九都県市、全国子ども会連合会が推奨している優秀なサービスです。ぜひ検討してみましょう。

2chまとめサイトのアク禁

アク禁とはアクセス禁止のこと。ブロックとも言います。

機能制限でインターネットブラウザ自体を隠してしまうのは可哀想だという場合でも、有害なサイトはブロックしておくべきでしょう。

インターネットブラウザには「セーフモード」という設定があります。セーフモードをオンにしている間は、有害サイトにはアクセスできなくなります。

セーフモードが判別する「有害サイト」のくくりには2chまとめサイトも含まれます。

フィルタリングアプリ

キャリアが提供しているフィルタリングサービスとは別に、自身でフィルタリングサービスを導入する方法もあります。

多くのフィルタリングサービスはアプリを提供しています。

有料のサービスもあるので、自分の子供に必要な機能は何かを考えて選択しましょう。

スマホ利用をしっかり管理!機能制限アプリ

Google ファミリーリンク

画像:著者撮影

Googleが提供しているサービスです。

「Google ファミリーリンク」を利用するためには子供(管理される側)の端末がAndroid端末である必要があります。iPhoneでは使えません。

親(管理する側)の端末はAndroid、iPhoneどちらでも問題ありません。

また管理する側、される側ともにGoogleアカウントが必要です。

「Google ファミリーリンク」を導入することで

  • 子供のスマホのAppの管理
  • 子供のスマホの利用時間の管理
  • 子供の端末を遠隔でロック

などが可能になります。

無料で利用可能です。

Googleファミリー リンク公式サイト

キッズぶろっく

画像:著者撮影

「キッズぶろっく」は子供のスマホ依存の予防に向いたサービスです。

あらかじめ時間を設定しておき、その間はスマホの一部機能を制限します。

スマホの一切の機能を使えなくすることも可能です。

無料で利用可能です。

キッズぶろっく公式サイト

こどもネットタイマー

画像:著者撮影

「こどもネットタイマー」はWi-Fiルーターなどを販売しているエレコムが提供しているサービスです。

エレコムのWi-Fiルーターと連動して利用するサービスのため、エレコムのWi-Fiルーターが設置してあることが条件です。

まずWi-Fiルーターで設定をし、アプリと連動させます。

アプリで時間帯を指定すると、その時間は子供がWi-Fiに接続できなくなります。

エレコムのWi-Fiルーターさえあれば無料で利用可能です。

こどもネットタイマー公式サイト

i-フィルター

画像:著者撮影
 

「i-フィルター」は学校の情報室のPCなどにも採用されている、信頼性の高いフィルタリングサービスです。

今回紹介した中では唯一有料で、年額4,000円です。

しかしその分他のフィルタリングサービスよりも強力、詳細なフィルタリングを設定することが可能です。

i-フィルターはその信頼性、機能の多さから格安sim会社でも導入されています。

子供のスマホを格安simで検討しているのであれば、i-フィルターを導入している以下の事業者がおすすめです。

  • mineo
  • LINEモバイル
  • 楽天モバイル
  • IIJmio
  • BIGLOBE SIM
  • bモバイル

i-フィルター公式サイト

家庭でルールを決めて使いましょう

今回は子供が巻き込まれやすいインターネット関連のトラブルと、フィルタリングサービス、アプリについてまとめました。

子供を守るためには有害サイトのブロックが大切、特に2chまとめサイトは見落としがちなので忘れずにブロックしましょう。

また、大切なのは子供のネットリテラシーを育ててあげることです。

インターネットやスマホの恐ろしさについて教えることで、トラブルを回避できる力を育てていくのです。

制限アプリは子供と話し合ってルールを決め、補助的に利用していきましょう。

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