おすすめの文字認識カメラ(OCR)アプリ6選
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- ・OCRとは?
- おすすめアプリの紹介
- まとめ
目次
世の中はどんどん進化して、ビジネスにも日常生活にもスマホやパソコンが手放せない時代となりました。機械を使う場面が増え、仕事で膨大な文章を打ち込むのが面倒だと感じる人も多いのではないでしょうか。文字認識カメラの機能が搭載されたアプリがあれば、新聞や会議の資料などの写真を撮るだけで、文字を読み取りテキスト化してくれます。書面の文字をスマホやパソコンに移行したい時に役立ち、いちいち長文を打ち込む手間が省けます。文字認識カメラアプリには様々な種類ものが増えてきています。ぜひ使ってほしいおすすめのアプリをまとめてみました。
・OCRとは?
OCR(=光学的文字認識)とは、書面などの文字を読み取り、スマホやパソコンなどで使えるデジタルの文字に変換にする技術のことです。新聞などの活字を、まず画像として取り込み、画像から文字を切り出して認識します。認識ができたら、コンピュータで使える文字に変換され表示してくれます。
・用途に合った機能を選ぼう
文字認識アプリには色々な種類があり、活字を読み取れるのはもちろん、QRコードや手書き文字に対応できるものもあります。中にはカメラに表示された外国語を瞬時に翻訳してくれるという優れた機能が付いたアプリもあるほどです。仕事内容や使い道に合わせて、必要な機能が整っているアプリを選びましょう。
・機能はシンプルでも精度のいいものを!
文字認識の技術は素晴らしいとはいえ、まだアプリも発展途中でもあるためどんな文章も確実に読み取れるとは限りません。有料アプリだったら安心というわけでもなく、無料でもある程度の精度が期待できるものもあります。
おすすめアプリの紹介
「CamScanner」
画像:著者撮影
「CamScanner」は、世界で使われている高性能なスキャンアプリです。撮影した画像は、上下左右や傾きまで残したい範囲の調節ができ、フィルターの選択をすればかなり綺麗な画質のものを保存できます。保存したドキュメントの中から画像を選び、OCR認識をかけると細かい文字でもほぼ間違いなく読み取ってくれます。カメラは連続撮影機能があるため、たくさんの書類をアプリでテキスト化したい人も作業が簡単です。テキストデータとして保存しておけば大量の書類を持ち歩く必要もなく、場所を取り保管に困っていた書面の資料などもアプリ内でコンパクトに整理ができます。
「Office Lens」
画像:著者撮影
「Office Lens」は撮影モードの切り替えができ、名刺やホワイトボードの手書き文字の認識にも適しています。撮影画像はWordやPowerPointなどに変換ができ、メールでの共有も簡単にできます。名刺をデジタル化して整理したい人や、手書きで板書された会議の内容などをアプリで管理したい人にもおすすめです。
ClipOCR〜人工知能文字認識アプリ
画像:著者撮影
「ClipOCR〜人工知能文字認識アプリ」は、日本語の縦書きや横書きだけでなく、その他の言語にも対応しています。人工知能が搭載されているため自動で言語を判断し、おかしい日本語の文章は意味が通るように直してくれるスグレモノです。新聞や本の文章を読み取りたい人におすすめです。
「Evernote Scannable」
画像:著者撮影
「Evernote Scannable」は、精度の高いカメラが搭載されているため撮影画像を後から手直しする必要がありません。カメラを向けるだけで文字の部分を認識し、範囲指定から撮影までが自動で行われます。名刺をスキャンすれば連絡先の登録までできるため、大量の名刺をコンパクトに整理したい人や、修正作業なしで画像を取り込めるOCRアプリを探している人にもおすすめです。
「スキャナ&翻訳を - 画像内の文字をテキストに変換して90ヶ国語以上の言語に翻訳します」
画像:著者撮影
「スキャナ&翻訳を - 画像内の文字をテキストに変換して90ヶ国語以上の言語に翻訳します」は、多くの言語に対応しているためマイナーな言語の翻訳もできます。外国の記事を翻訳して読みたい時などにおすすめです。写真上の文字も読み取れるため、雑誌の文章もらくらく翻訳ができます。その他、道路標識や看板などあらゆるものを翻訳してくれるため、カメラをかざすのが楽しくなります。翻訳済みのテキストデータは編集ができ、SNSやメールでシェアすることも可能です
「もじかめ」
「もじかめ」は、カメラをかざすだけで自動的にピントを合わせてシャッターを切り、文字認識をしてくれます。認識した内容はテキストデータとして表示することができます。カメラは、日本語・英語の認識言語設定ができ、横書き・縦書きの文字方向も設定と認識が可能です。テキスト化されたデータはクリップボードにコピーでき、範囲を指定してウェブ検索ができるといった応用機能も備わっています。電話番号を認識すると、電話発信の画面へ導いてくれるため、取引先との名刺交換が多い職業の人は活用してみるといいでしょう。一件ずついちいち手打ちで電話帳登録をする手間が省けて便利です。
まとめ
数多くリリースされている文字認識アプリには、様々な特徴があります。それぞれのアプリの強みをよく吟味し、活用したい内容に合ったものを選ぶことがポイントです。文字認識機能を使って面倒な作業をなくし、ストレスフリーな生活に役立てましょう。