Twitter動画の上限は140秒!制限を超える長時間動画の投稿方法

Twitter動画の上限は140秒!制限を超える長時間動画の投稿方法

ドットアップス編集部
最終更新日 2019/5/23 13:30
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    目次

  1. Twitterに投稿できる動画の上限時間は140秒まで
  2. 140秒以上の動画をアップロードする4つの方法
  3. 動画の投稿に時間がかかる時の対策
  4. 140秒以上の長時間動画をあげたい場合は4つの方法を試してみよう!

近年、「YouTube」などの動画サイト以外でも、個人が気軽に動画をアップロードできる環境が増えてきています。

Twitterもその中の1つであり、ユーザーは自分で録画したビデオを、簡単な操作で世界中の人にシェアできます。

それではそのTwitterでは、いったいどの程度の長さまで、動画を投稿できるのでしょうか?今回はTwitter動画の制限時間と、制限時間を超える動画をアップロードする方法について解説していきます。

Twitterに投稿できる動画の上限時間は140秒まで

2019年5月現在では、Twitterに投稿できる動画の制限時間は140秒までとされています。

たとえばツイート時に直接動画を撮影していると、140秒である2分20秒に撮影が強制的にストップし、それ以上の録画ができないよう施されています。

また自分の端末に保存してある動画であっても、140秒以上のものを投稿しようとすると、自動的にトリミング枠が表示されます。動画を140秒以内に編集しなければ、投稿ができないため、140秒以上の動画をフルでアップロードできません。

これはダイレクトメッセージでも適用されており、友人間の個人的なやりとりであっても140秒以上の動画は送ることができない仕様です。

アップロードできる動画の条件

Twitterでは、ユーザーがアップロードできる動画にいくつかの条件があります。ここでは一覧形式でその条件を紹介するので、投稿の際に参考にしてみてください。

項目 適用条件
動画形式 MOV・MP4
最大動画時間

140秒(2分20秒)

映像・音声コーデック H.264(high-L4.2)/AAC(LC)
最大動画サイズ 512MB
最小解像度 32 x 32
最大解像度 1920 x 1200(または1200 x 1900)
縦横比 1:2.39~2.39:1の範囲
最大フレームレート 40fps
最大ビットレート 25Mbps

「映像・音声コーデック」とは、容量の大きい動画や音声のデータを圧縮・変換し、容量を抑えるプログラムです。

また「フレームレート」とは、動画を構成するコマ数のことを指します。この数値が大きければ大きいほど、よりなめらかな動きを再現できます。「ビットレート」は1秒間に送受信できる情報量の多さを示します。この数値が高いほど、高画質・高音質の動画になります。

Twitterでの投稿条件と、自身の投稿したい動画の設定を確認してアップロードしましょう。

140秒以上の動画をアップロードする4つの方法

それではTwitterで140秒以上の動画を投稿することは不可能なのでしょうか?

先述したように、基本的には140秒がTwitter上の最大数値ですが、いくつかの方法を使うと140秒以上ある動画でもアップロード可能です。

以下の4種類をチェックして、自分の好きな方法を試してみてください。

1.動画のトリミング枠を140秒まで引き延ばす

まずは通常最大の数値である140秒分の動画を投稿する方法から紹介します。今回はTwitterの公式アプリを用いていますが、ブラウザ版やパソコン版でも同様の流れになるため参考にしてみてください。

最初に新規ツイート画面を表示します。アプリでは右下にあるアイコンをタップすると画面が切り替わります。

次に端末に保存されている動画から投稿したいものを選びます。左下にあるアイコンを選ぶと、端末に保存されている画像や動画が一覧として表示されるため、今回投稿するものを選択しましょう。

選んだ動画はプレビュー表示されます。このとき下に動画のトリミング枠が出現します。

通常、140秒以上の動画を投稿しようと思うとこのようなトリミング枠が必ず表示されます。デフォルトでは45秒に設定されているため、この枠を変更して時間を延ばします。

まずは青いトリミング枠の左端を指で長押ししましょう。

そのまま左端まで伸ばすと、トリミング枠がいっぱいまで伸びます。ただし投稿限度である140秒までしか選択できないため、それ以上の長さであれば自分でトリミング範囲を選び、動画を切り取る必要があります。

今回は2:24の動画でしたが、トリミングすることにより2:20に変更されツイート画面に収まりました。

あとは動画と共に投稿したいコメントを挿入し、「ツイート」ボタンをタップすると動画がシェアされます。

2.動画を分割して順番にツイートする

先ほど紹介した方法では140秒の制限があるため、それ以上の長さだと必ずトリミングして投稿範囲を選ぶ必要がありました。しかしどうしても動画の全編を投稿したいという場合は、動画を分割してツイートしていくという方法もあります。

たとえば動画が5分(300秒)ある場合、140秒ずつ区切って順番にツイートしていきます。まずは①0:00〜2:20の動画を投稿し、②2:21〜4:41、③4:42〜5:00と動画をトリミングし、連続してツイートしましょう。

その際にツイートに番号を付けると、フォロワーにも見やすくなります。

3.長時間動画はYoutubeを活用してツイートする

10分以上の長い動画を投稿したいときは、YouTubeを活用してみるのもおすすめです。

まずはアプリ、もしくはブラウザからYouTubeを開きましょう。そしてアカウントの横にあるビデオアイコンをタップします。

その場で動画を撮影、もしくはライブ配信をスタートする選択肢以外にも、端末に保存している動画を選択できます。

一覧で表示されているため、投稿したい動画を選びましょう。

先ほどのTwitter同様、YouTubeでも動画をトリミングできます。そのままで良い場合は画面右上の「次へ」を選んで先へと進みます。

動画タイトルや説明、公開範囲を必要に応じて入力していきます。

全体公開にする場合は場所情報を入力する項目も表示されます。ただし安易に位置情報を追加すると、YouTubeやGoogleサービスに撮影場所の情報が公開されてしまうため、自宅など特定されると困る場所は追加しないようにしましょう。

動画を投稿し終えたら、次はTwitterへ動画情報を共有しましょう。動画再生画面の中央部分にある「共有」を選びます。

「リンクの共有」に各種SNSが表示されるため、その中から「Twitter」を選びます。

するとTwitterへ移動し、自動的にツイート画面が生成されます。タイトル等、間違いがなければ右上の「ツイート」をタップしましょう。

ツイートが完了するとタイムラインに動画情報が表示されます。再生する場合は「▶」をタップしましょう。

するとYouTubeのサイトに移動することなく、そのままの状態で動画再生がスタートします。

YouTubeに投稿する場合は、時間制限がないため、10分以上の長い動画を投稿したい場合は活用してみてください。

4.Twitter広告を利用する

Twitter広告を利用すると、最大で10分の動画を投稿できます。

Twitter広告というとビジネス向けの印象を持つかもしれませんが、作成自体は個人でも無料で行えます。

ただし動画を投稿するにはクレジットカードの情報登録が必要です。また通常の個人広告主は、Twitterと同様、140秒の時間制限があり、それよりも長い動画を投稿するためには一定の条件を満たす必要があります。

各種条件については公式サイトからサポートチケットを発行して、広告のサポートチームに問い合わせましょう。

動画の投稿に時間がかかる時の対策

140秒程度の長めの動画を投稿すると、アップロードに時間がかかる場合があります。ここでは投稿までに時間がかかるときの対処方法について紹介していきます。

動画を投稿する際にはあらためて下記の項目をチェックしてから投稿してみてください。

1.速度制限やWi-Fi環境をチェックする

まずは通信環境をチェックしてみましょう。通信環境はさまざまな要因で変化します。自宅で通信している場合は、ルーターとの間に障害物はないか、電波干渉は起こっていないか、ルーターや端末自体に問題はないか、同時に複数台の端末が同じルーターに集まっていないかなど、あらゆる角度からチェックしてみましょう。

どこにも問題がない場合は、速度制限がかかっていないか確認してみてください。特にスマートフォンの場合は、Wi-Fi環境がない状態で、動画視聴を日常的に行うとあっという間に制限がかかります。スマートフォンから投稿している人は特に注意しておきましょう。

また外で通信しているときも同様に、周囲の電波状況はどうかなどあわせて確認してみるのがおすすめです。電車に乗っているときなど、移動中に投稿すると電波状況も常時変化するため、アップロードに時間がかかる場合は安定的に電波が届く場所で再送してみましょう。

2.動画形式が投稿できる条件に当てはまっているかチェックする

先述したように、Twitterには投稿できる動画形式に条件があります。もしアップロードの際にこの条件を満たしていないと、エラーが出て投稿ができません。

まずは動画形式を確認してみましょう。

なお基本的にはiPhoneやandroidといったスマートフォンで撮影した動画は、形式が満たされているため問題なく投稿できます。

パソコンで編集した動画もほとんどが問題なく投稿できますが、拡張子が異なる場合は必要に応じてMP4やMOVに変換しておきましょう。

3.動画ファイルサイズを小さくして投稿する

動画の撮影時間が長いとそれだけ容量も大きくなり、投稿に時間がかかる場合があります。容量の大きさは、動画を端末に保存するときにもストレージを圧迫するなどの影響があるため、なるべく抑えておくほうが良いでしょう。

ここでは動画ファイルを小さく変換できるおすすめツールを紹介します。いずれも簡単に変換できるため、自分の使いやすいツールを選んでみてください。

登録なしで手軽に使える「VideoSmaller」

最初に紹介する「VideoSmaller」は、登録不要で気軽に圧縮できるツールです。手順も動画を選んでアップロードするのみであり、非常にシンプルなので、普段あまり動画の編集作業をしない人にも簡単に動画圧縮ができます。

まずはインターネットで「VideoSmaller」を検索すると、公式サイトが表示されるためクリックして開きます。すると画像のようなオレンジの枠組みが表示されます。

ここから「閲覧する」をクリックすると、ファイル一覧が表示されるので、保存されている動画から圧縮したいものを選びましょう。

このとき「縮小する動画の横幅」を選ぶこともできます。「縮小しないでください」をクリックすると一覧が表示されるため、好きなものを選びましょう。必要がなければ「縮小しないでください」のまま次へ進みます。

中盤にある「Use low compression level (best quality)」は、画質を落とさずに圧縮するかを確認している項目です。ここにチェックを入れておくと、画質の品質を保ったまま圧縮します。ただしチェックを入れない場合に比べて圧縮率が少し落ちるため、画質を優先したいか、容量サイズを優先したいかでチェックの有無を決めましょう。

最後にある「Remove audio from video」は、動画から音声を削除するかどうかの項目なので、ここも必要に応じて選択してください。

あとは「動画をアップロード」をクリックすると、ツールに動画のアップロードが始まり、圧縮が開始されます。最後に「Completed」が表示されると圧縮完了です。青い文字をクリックすると、圧縮後の動画がダウンロードできるため、保存しておきましょう。

VideoSmaller 公式サイト

形式や時間を細かく指定できる「Online converter」

「Online converter」は、より細かい設定まで可能な動画圧縮ツールです。登録などの必要がなく、ウェブ上で簡単にできるところは先ほどの「VideoSmaller」と同じですが、より細部にこだわって調節ができるため、画質などきめ細かく設定していきたい人におすすめです。

ただし2019年5月時点では英語、フランス語、スペイン語、ロシア語、ドイツ語の5言語のみ対応されており、日本語は実装されていません。英語が苦手な人には難しい印象を与えますが、項目自体は比較的分かりやすい表記にされているため、1度チャレンジしてみてください。

まずはファイル形式を変換します。今回は動画なので「Video converter」を選びましょう。

プルダウンから動画のファイル形式を選びます。Twitterでの対応形式はMOV、もしくはMP4なのでどちらかを選びましょう。

次のページへ進むと、緑の枠内に動画のアップロードポイントが出現します。ここをクリックして動画をアップロードする、URLを直接入力する、もしくはDropboxやGoogle Driveといったクラウドサービスから直接アップロードすることも可能です。いずれか好きな方法を選びましょう。

次に各項目をそれぞれ自分の好きなように調節します。コーデックやフレームレートなど、細かなところまで調節できますが、動画を圧縮したい場合は画面サイズやファイルサイズを指定しましょう。

画面上段にある「Change screen size」では画面のサイズを、「Set file size」ではファイルサイズを選ぶことができます。

Twitterでの動画投稿上限である512MB、1900×1200ピクセルを参考に、動画が収まるよう調整してみましょう。

ONLINE CONVERT 公式サイト

スマホアプリで手軽に圧縮できる「ビデオ圧縮-Video Compressor」

スマートフォンアプリを使って動画を圧縮することもできます。この「ビデオ圧縮-Video Compressor」は、無料でダウンロードできるアプリなので、スマートフォンで気軽に圧縮ソフトを使いたい人にもおすすめです。

アプリをダウンロードしたらまずは端末の動画情報を共有しましょう。次に一覧表示から今回圧縮したい動画を選択します。

あとは圧縮率を変更するのみでOKです。緑色で表示されているメーターの白い部分をスライドすると、圧縮率が変化します。より高画質に圧縮したい場合は、緑が多くなるように、逆に低画質でも良いので圧縮率を高めたい場合は緑が少なくなるよう調節しましょう。
どの程度圧縮されるかは、バーを動かすと同時に連動して「After」の項目が変化します。

また「Before」「After」それぞれの動画がプレビュー表示されるため、目のアイコンをタップして確認してみましょう。

画質や圧縮サイズに問題がなければ「Compress」をタップして圧縮を開始します。圧縮が終わったあと「Delete original video」をタップすると元の画像が端末から削除されます。圧縮前の動画が不要になった場合はあわせてチェックしておくと良いでしょう。

また「Share compressed video」をタップすると、FacebookやTwitterなど各SNSにそのまま動画を投稿できます。

ただしTwitterに関しては、140秒以上の動画はここからでは追加できないため、先述した別の方法で投稿するようにしましょう。

ビデオ圧縮ーVideoCompressor App store

140秒以上の長時間動画をあげたい場合は4つの方法を試してみよう!

Twitterでは現在、140秒の制限が設けられていますが、上記の方法であれば140秒以上の動画をシェアすることも可能です。

手軽に動画が撮影できるようになった現在、長時間の動画を投稿したいと考えるユーザーも少なくありません。今後のアップデートでより長い時間の動画投稿が可能になることも十分にあり得ます。

それまでは今回紹介した方法で、ぜひ長時間動画の投稿にもチャレンジしてみてください。

Twitter 公式サイト

記事画像:著者撮影

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