Twitter動画の上限は140秒!制限を超える長時間動画の投稿方法
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- Twitterに投稿できる動画の上限時間は140秒まで
- 140秒以上の動画をアップロードする4つの方法
- 動画の投稿に時間がかかる時の対策
- 140秒以上の長時間動画をあげたい場合は4つの方法を試してみよう!
目次
近年、「YouTube」などの動画サイト以外でも、個人が気軽に動画をアップロードできる環境が増えてきています。
Twitterもその中の1つであり、ユーザーは自分で録画したビデオを、簡単な操作で世界中の人にシェアできます。
それではそのTwitterでは、いったいどの程度の長さまで、動画を投稿できるのでしょうか?今回はTwitter動画の制限時間と、制限時間を超える動画をアップロードする方法について解説していきます。
Twitterに投稿できる動画の上限時間は140秒まで
2019年5月現在では、Twitterに投稿できる動画の制限時間は140秒までとされています。
たとえばツイート時に直接動画を撮影していると、140秒である2分20秒に撮影が強制的にストップし、それ以上の録画ができないよう施されています。
また自分の端末に保存してある動画であっても、140秒以上のものを投稿しようとすると、自動的にトリミング枠が表示されます。動画を140秒以内に編集しなければ、投稿ができないため、140秒以上の動画をフルでアップロードできません。
これはダイレクトメッセージでも適用されており、友人間の個人的なやりとりであっても140秒以上の動画は送ることができない仕様です。
アップロードできる動画の条件
Twitterでは、ユーザーがアップロードできる動画にいくつかの条件があります。ここでは一覧形式でその条件を紹介するので、投稿の際に参考にしてみてください。
| 項目 | 適用条件 |
| 動画形式 | MOV・MP4 |
| 最大動画時間 |
140秒(2分20秒) |
| 映像・音声コーデック | H.264(high-L4.2)/AAC(LC) |
| 最大動画サイズ | 512MB |
| 最小解像度 | 32 x 32 |
| 最大解像度 | 1920 x 1200(または1200 x 1900) |
| 縦横比 | 1:2.39~2.39:1の範囲 |
| 最大フレームレート | 40fps |
| 最大ビットレート | 25Mbps |
「映像・音声コーデック」とは、容量の大きい動画や音声のデータを圧縮・変換し、容量を抑えるプログラムです。
また「フレームレート」とは、動画を構成するコマ数のことを指します。この数値が大きければ大きいほど、よりなめらかな動きを再現できます。「ビットレート」は1秒間に送受信できる情報量の多さを示します。この数値が高いほど、高画質・高音質の動画になります。
Twitterでの投稿条件と、自身の投稿したい動画の設定を確認してアップロードしましょう。
140秒以上の動画をアップロードする4つの方法
それではTwitterで140秒以上の動画を投稿することは不可能なのでしょうか?
先述したように、基本的には140秒がTwitter上の最大数値ですが、いくつかの方法を使うと140秒以上ある動画でもアップロード可能です。
以下の4種類をチェックして、自分の好きな方法を試してみてください。
1.動画のトリミング枠を140秒まで引き延ばす

最初に新規ツイート画面を表示します。アプリでは右下にあるアイコンをタップすると画面が切り替わります。



まずは青いトリミング枠の左端を指で長押ししましょう。


あとは動画と共に投稿したいコメントを挿入し、「ツイート」ボタンをタップすると動画がシェアされます。
2.動画を分割して順番にツイートする
先ほど紹介した方法では140秒の制限があるため、それ以上の長さだと必ずトリミングして投稿範囲を選ぶ必要がありました。しかしどうしても動画の全編を投稿したいという場合は、動画を分割してツイートしていくという方法もあります。
たとえば動画が5分(300秒)ある場合、140秒ずつ区切って順番にツイートしていきます。まずは①0:00〜2:20の動画を投稿し、②2:21〜4:41、③4:42〜5:00と動画をトリミングし、連続してツイートしましょう。
その際にツイートに番号を付けると、フォロワーにも見やすくなります。
3.長時間動画はYoutubeを活用してツイートする

まずはアプリ、もしくはブラウザからYouTubeを開きましょう。そしてアカウントの横にあるビデオアイコンをタップします。

一覧で表示されているため、投稿したい動画を選びましょう。







するとYouTubeのサイトに移動することなく、そのままの状態で動画再生がスタートします。
YouTubeに投稿する場合は、時間制限がないため、10分以上の長い動画を投稿したい場合は活用してみてください。
4.Twitter広告を利用する
Twitter広告を利用すると、最大で10分の動画を投稿できます。
Twitter広告というとビジネス向けの印象を持つかもしれませんが、作成自体は個人でも無料で行えます。
ただし動画を投稿するにはクレジットカードの情報登録が必要です。また通常の個人広告主は、Twitterと同様、140秒の時間制限があり、それよりも長い動画を投稿するためには一定の条件を満たす必要があります。
各種条件については公式サイトからサポートチケットを発行して、広告のサポートチームに問い合わせましょう。
動画の投稿に時間がかかる時の対策
140秒程度の長めの動画を投稿すると、アップロードに時間がかかる場合があります。ここでは投稿までに時間がかかるときの対処方法について紹介していきます。
動画を投稿する際にはあらためて下記の項目をチェックしてから投稿してみてください。
1.速度制限やWi-Fi環境をチェックする
まずは通信環境をチェックしてみましょう。通信環境はさまざまな要因で変化します。自宅で通信している場合は、ルーターとの間に障害物はないか、電波干渉は起こっていないか、ルーターや端末自体に問題はないか、同時に複数台の端末が同じルーターに集まっていないかなど、あらゆる角度からチェックしてみましょう。
どこにも問題がない場合は、速度制限がかかっていないか確認してみてください。特にスマートフォンの場合は、Wi-Fi環境がない状態で、動画視聴を日常的に行うとあっという間に制限がかかります。スマートフォンから投稿している人は特に注意しておきましょう。
また外で通信しているときも同様に、周囲の電波状況はどうかなどあわせて確認してみるのがおすすめです。電車に乗っているときなど、移動中に投稿すると電波状況も常時変化するため、アップロードに時間がかかる場合は安定的に電波が届く場所で再送してみましょう。
2.動画形式が投稿できる条件に当てはまっているかチェックする
先述したように、Twitterには投稿できる動画形式に条件があります。もしアップロードの際にこの条件を満たしていないと、エラーが出て投稿ができません。
まずは動画形式を確認してみましょう。
なお基本的にはiPhoneやandroidといったスマートフォンで撮影した動画は、形式が満たされているため問題なく投稿できます。
パソコンで編集した動画もほとんどが問題なく投稿できますが、拡張子が異なる場合は必要に応じてMP4やMOVに変換しておきましょう。
3.動画ファイルサイズを小さくして投稿する
動画の撮影時間が長いとそれだけ容量も大きくなり、投稿に時間がかかる場合があります。容量の大きさは、動画を端末に保存するときにもストレージを圧迫するなどの影響があるため、なるべく抑えておくほうが良いでしょう。
ここでは動画ファイルを小さく変換できるおすすめツールを紹介します。いずれも簡単に変換できるため、自分の使いやすいツールを選んでみてください。
登録なしで手軽に使える「VideoSmaller」

まずはインターネットで「VideoSmaller」を検索すると、公式サイトが表示されるためクリックして開きます。すると画像のようなオレンジの枠組みが表示されます。
ここから「閲覧する」をクリックすると、ファイル一覧が表示されるので、保存されている動画から圧縮したいものを選びましょう。


最後にある「Remove audio from video」は、動画から音声を削除するかどうかの項目なので、ここも必要に応じて選択してください。
あとは「動画をアップロード」をクリックすると、ツールに動画のアップロードが始まり、圧縮が開始されます。最後に「Completed」が表示されると圧縮完了です。青い文字をクリックすると、圧縮後の動画がダウンロードできるため、保存しておきましょう。
形式や時間を細かく指定できる「Online converter」

ただし2019年5月時点では英語、フランス語、スペイン語、ロシア語、ドイツ語の5言語のみ対応されており、日本語は実装されていません。英語が苦手な人には難しい印象を与えますが、項目自体は比較的分かりやすい表記にされているため、1度チャレンジしてみてください。





Twitterでの動画投稿上限である512MB、1900×1200ピクセルを参考に、動画が収まるよう調整してみましょう。
スマホアプリで手軽に圧縮できる「ビデオ圧縮-Video Compressor」




また「Before」「After」それぞれの動画がプレビュー表示されるため、目のアイコンをタップして確認してみましょう。
画質や圧縮サイズに問題がなければ「Compress」をタップして圧縮を開始します。
また「Share compressed video」をタップすると、FacebookやTwitterなど各SNSにそのまま動画を投稿できます。

ビデオ圧縮ーVideoCompressor App store
140秒以上の長時間動画をあげたい場合は4つの方法を試してみよう!
Twitterでは現在、140秒の制限が設けられていますが、上記の方法であれば140秒以上の動画をシェアすることも可能です。
手軽に動画が撮影できるようになった現在、長時間の動画を投稿したいと考えるユーザーも少なくありません。今後のアップデートでより長い時間の動画投稿が可能になることも十分にあり得ます。
それまでは今回紹介した方法で、ぜひ長時間動画の投稿にもチャレンジしてみてください。
記事画像:著者撮影







