Instagramアカウントの削除(退会)と一時停止の違いや方法、注意

Instagramアカウントの削除(退会)と一時停止の違いや方法、注意

ドットアップス編集部
最終更新日 2019/6/5 13:11
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2024/11/22 05:00

    目次

  1. アカウントの削除と一時停止の違いは?
  2. Instagramのアカウントの削除方法
  3. Instagramのアカウントの一時停止方法
  4. 事前にデータを保存する方法
  5. 注意点
  6. Instagramのアカウント削除・一時停止は慎重に行おう!

Instagramの利用をやめたい場合、アカウントを完全に削除する「アカウント削除」か、アカウントの利用を一時的に停止する「一時停止」で利用をやめられます。アカウント削除と一時停止は一見似た機能ですが、実際には大きな違いがあります。

今回は、Instagramのアカウント削除と一時停止の違いや方法、注意点について詳しく解説します。

アカウントの削除と一時停止の違いは?

アカウント削除と一時停止は、Instagramの利用を停止し、ほかのユーザーが停止したアカウントの情報にアクセスできなくなるという点は共通していますが、手続き後のアカウントの扱いが全く異なります。

以下でアカウント削除と一時停止の違いを比べてみましょう。

1.削除(退会)するとどうなる?

アカウント削除とは、アカウントのデータを全て削除してInstagramから完全に退会することです。アカウントを完全に削除してしまうため、同じアカウントを再び利用することはできません。Instagramを再び利用するためには、新たにアカウントを登録しなければなりません。

削除したアカウントによる写真や動画などの投稿、投稿に付いていたコメントやいいね、フォローしたりされたりしていたユーザーなどのデータも全て削除されます。

削除前にデータのバックアップを取っておけば、写真や動画などのデータをInstagram外に保存できますが、Instagram内では削除されたアカウントのプロフィールや写真、動画、コメントなどが閲覧できなくなります。

2.一時停止(休止)するとどうなる?

アカウントの一時停止とは、Instagramの利用を一時的にやめることです。ほかのユーザーも、停止されたアカウントのプロフィールや写真、動画、コメントなどが閲覧できなくなるので、あたかもアカウントが削除されたかのように見えます。

しかし、実際にはアカウントは削除されていません。アカウントは削除の手続きをしない限り、いつでも再利用可能です。写真や動画、フォロワーなどのデータもそのまま保存されているため、アカウントを復活させれば、一時停止前のデータを引き続き利用できます。

3.削除と一時停止の違いを表で比較!

アカウント削除と一時停止の違いを表で比較してみましょう。

  アカウントの再利用 データの再利用
アカウント削除(退会) ✕(同じアカウントは二度と利用できない) △(Instagram内のデータは全て消えてしまうがバックアップを取っておけば利用できる)
アカウント一時停止(休止) ○(一時的に利用できなくなるが簡単な手続きで再利用できる) ○(アカウントを復活させればデータも復活する)

今後Instagramを利用する予定がない、もしくは利用するが同じアカウントは使わず、アカウントを複数所持するつもりもないという人は、アカウント削除(退会)を選択しましょう。

削除するとデータも全て消えてしまいますが、バックアップを取っておけば、Instagram外に写真や動画などのデータを保存できるため、新たなアカウントにインポートすることができます。データのバックアップを取る方法は、後ほど詳しく解説します。

利用をやめたいが、再度同じアカウントを使う可能性がある、もしくは先のことは分からないが、とりあえず利用をやめたいという人は、アカウントの一時停止を選択しましょう。

アカウントの復活は簡単な手続きで可能でデータもそのまま保存されているので、すぐに利用を再開できます。削除せずともアカウントが公開されることはないので、データをほかのユーザーに見られる心配もありません。

Instagramのアカウントの削除方法

Instagramのアカウント削除の手続きは簡単ですが、Instagramの公式アプリ経由ではできません。スマートフォンかPCのブラウザからInstagramの公式サイトにログインしないと、アカウント削除の手続きはできません。

この記事では、PCのブラウザからアカウントを削除する方法を解説しますが、スマートフォンのブラウザからでも基本的な手順は変わりません。

まずPCのブラウザ経由でInstagramの公式サイトにログインしましょう。

画面下にある「プライバシー」をクリックします。

ヘルプセンターの画面が表示されるので、「アカウントの管理」をクリックします。

「アカウントの削除」をクリックします。

「自分のアカウントを削除するにはどうすればよいですか。」という質問をクリックし、「アカウント削除ページ」をクリックすると、アカウント削除専用ページに移動します。

アカウント削除の理由を1つ選択します。理由を選択しないとアカウントが削除できないので、必ずどれかを選びましょう。

ログインパスワードを入力し、「アカウントを完全に削除」をクリックしてアカウントを削除します。

Instagram 公式サイト

Instagramのアカウントの一時停止方法

続いてInstagramのアカウントの一時停止方法を解説します。アカウントの一時停止も削除と同じく、アプリ経由ではできません。PCかスマートフォンのブラウザから公式サイトにアクセスしてください。

アカウント削除と同じく、PCのブラウザ経由でアカウントを一時停止する手順を解説しますが、スマートフォンからでも基本的な手順は変わりません。

1.アカウントを一時停止する方法

公式サイトにログインしたら、画面右上のアイコンをクリックしてプロフィール画面を表示します。

「プロフィールを編集」をクリックします。

プロフィール編集画面の下にある「アカウントを一時的に停止する」をクリックします。

アカウント削除と同じく停止する理由を選択します。

ログインパスワードを入力して「アカウントの一時的な停止」をクリックすると、アカウントが一時停止されます。

2.一時停止したアカウントを復活させる方法

アカウントを一時停止すると、アカウントから自動的にログアウトし、アカウントページが表示されなくなります。一時停止したアカウントは、Instagramに再ログインするだけで復活します。再ログインすると、写真や動画、フォロワーなどのデータもアカウントの停止直前ままで保存されています。

ただし、アカウント停止直後はまだ停止手続きが完全に完了していないため、アカウントを復活させることはできません。アカウントの停止手続きの完了には数時間かかります。

アカウントの停止手続きが完了すれば、PCやスマホのブラウザだけでなく、アプリからのログインでもアカウントが復活します。

事前にデータを保存する方法

Instagramのアカウント削除は、写真や動画などのデータもInstagram内から消してしまうため、データを保存しておきたい人はバックアップを取っておく必要があります。

一時停止の場合はデータがInstagram内から削除されるわけではないので、バックアップを取る必要はありません。ただし、万が一に備えて定期的にバックアップを取っておくことをおすすめします。

バックアップはPCのブラウザからInstagramのサイトにアクセスして行います。ログインしたら、プロフィールページを表示して歯車アイコンをクリックします。

「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。

画面の下側にある「ダウンロードをリクエスト」をクリックします。

「次へ」をクリックします。

ログインパスワードを入力して「ダウンロードをリクエスト」をクリックすると、ダウンロードリンクがメールで送信されます。

メールで届いたリンクをクリックすると、バックアップ用のzipファイルがダウンロードできます。バックアップデータはjsonというファイル形式になっており、写真や動画、プロフィールなどの情報が保存されています。このファイルを新しいアカウントにインポートすると、情報が復元できます。

ただし、アカウント名はバックアップデータに保存されていないため、インポートできません。削除されたアカウント名の扱いについては後ほど詳しく解説します。

注意点

Instagramのアカウントの削除・一時停止は、先に解説した方法で簡単にできますが、手続きを進める前にいくつか注意しておきたいことがあります。

以下でアカウントを削除・一時停止する際の注意点について解説します。

1.アンインストールしてもアカウントは削除されない

Instagramのアカウントは、アプリをアンインストールするだけでは削除されません。アプリはあくまでInstagramを利用するためのツールにすぎないからです。アプリを削除してもPCやスマホのブラウザから公式サイトにアクセスすれば、アカウントを利用できます。

さらにほかのユーザーは、アプリからでもアカウントのページや写真、動画、コメントなどが閲覧できます。Instagramの利用をやめてほかのユーザーが自分のプロフィールや写真、動画などを閲覧できないようにするためには、アカウントの削除か、一時停止しか方法はありません。

2.アプリから削除・一時停止することはできない

先に解説した通り、Instagramのアプリからのアカウントの削除・一時停止はできません。削除・一時停止はPCかスマートフォンのブラウザで公式サイトにアクセスして行います。

自分をフォローしていないユーザーが、写真や動画などの投稿内容を閲覧できないようにする「非公開設定」であれば、アプリからでもできます。ただし、すでに自分をフォローしているユーザーであれば、非公開アカウントの写真や動画が閲覧できます。

また非公開でもアカウントページ自体は、フォローしていないユーザーでも見ることができるので、注意が必要です。

3.一時停止前にアカウント名とパスワードをメモしておく

一時停止したアカウントの復活は、再ログインすればできますが、アカウント名とパスワードを忘れてしまうとログインの手続きが面倒になってしまいます。

Instagramのログインには、アカウント名・電話番号(アカウント作成後に登録が必要)・メールアドレスのどれかとログインパスワードが必要です。

パスワードを忘れても、アカウント名・電話番号・メールアドレスのどれかが分かればログインできます。ただし、ログインに時間がかかるので、できればアカウント名とパスワードの両方を忘れないようにメモしておきましょう。

万が一パスワードを忘れてしまった場合は、PC・スマートフォンのブラウザか、アプリのログイン画面で「パスワードを忘れた場合」をクリック(タップ)します。

アカウント名(ユーザーネーム)・電話番号・メールアドレスのいずれかを入力して、「ログインリンクを送信」をクリック(タップ)すると、ログインリンクがメールで届いてログインできます。

4.削除したアカウントと同じアカウント名を使用できなくなる

アカウントを完全に削除しても、Instagramが利用できなくなるわけではありません。新たにアカウントを登録すれば、再び利用できます。写真や動画などのデータもバックアップを取っておけば、新しいアカウントに移行できまます。

ただし、削除したアカウントと同じアカウント名は使用できません。Instagramは同じアカウント名のユーザーの混在を防ぐため、同一アカウント名の登録を禁止しています。このルールは、削除されたアカウントにも適用されます。

過去に一度でも使われたことのあるアカウント名は登録できません。削除した後で新たにアカウントを登録する場合は、新しいアカウント名を考えなければなりません。同じアカウント名を使いたいのであれば、アカウント削除ではなく一時停止を選択しましょう。

Instagramのアカウント削除・一時停止は慎重に行おう!

Instagramのアカウント削除・一時停止は決して難しくありませんが、よく考えずに安易に削除・停止してしまうと、後々困る場合もあります。

バックアップを取らずにアカウントを削除してしまうと、写真や動画、コメントなど、ほかのデータも全て消えてしまって利用できなくなります。

復活できるからと言って安易にアカウントを一時停止してしまうと、ほかのユーザーからは突然利用をやめってしまったように見えるため、フォローしあっているユーザーに心配されてしまいます。

アカウントの削除・一時停止は、事前によく考えてから慎重に行いましょう。

記事画像:著者撮影

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