好感度がアップする マナー美人の聞き方・話し方

誰からも好かれる「マナー美人」になるための、心遣いのエッセンスが満載!
角川学芸出版発行【好感度がアップする マナー美人の聞き方・話し方】がiPhoneアプリで登場!

話し方や言葉遣いだけでなく、話を聞く態度も大切な身だしなみ。
オフィスでもプライベートでも、好印象を与える秘訣が満載!
相手を嫌な気分にさせない断り方など、魅力的な女性になるための対応術も身につきます!

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※本文抜粋※

◆第1章 明るい人間関係を築く社内での話し方
【仕事を上手に依頼したいのなら】

とりたてて急ぎではないけれど、時間のある時にやっておいてほしい、という仕事があります。
こんな場合は、「ひまな時でいいから、やっておいてくれる?」という頼み方をする人が多いようです。
しかし、このような依頼の仕方を快く思わない人もいることを覚えておきましょう。
「ひま」とは、「することがない様子。仕事や義務に拘束されない自由な時間」という意味ですから、
「あなたには、することがない時間がある」と言っているのと同じになってしまうからです。
一番いいのは、「5日くらいまでにやっておいてもらえれば助かるんだけど」と、具体的な期日を示すことです。


◆第2章 お客様から信頼される話し方
【「〇〇しかありません」ではなく「〇〇はあります」と言おう】

ある店でちょっといい鞄を見つけました。
ところが、色が気に入りません。
「黒じゃなくて、赤いのがほしいんだけどな……」。
しかし、倉庫に探しに行った店員が持ってきたのは、青と白とピンクの鞄で、
「申し訳ありませんが、こちらの色しかございません」
こう言われれば、たいていはがっかりしてしまいますね。けれど、
「お客様、あいにく赤は切らしておりますが、青と白とピンクがありました。いかがですか? こちらの色も素敵ですよ」
こう言われたらどうでしょうか。
「他にもこんな色があるんだ。別に赤にこだわらなくてもいいか」
という気分にならないでしょうか。
「~しかありません」と言われると、「なんだ、それしかないのか……」と、気持ちがマイナスに向いてしまいます。
ところが、「~がありました」と言われると、「よかった、ほかにもあるんだ」と気持ちがプラスに向くのです。


◆第4章 言いにくいことも上手に伝えられる話し方
【その気がない縁談を断るには】

ある日のこと、部長は「折り入って話がある」と言って、Y子さんを会議室に呼びました。
そこで見せられたのがお見合い写真。家柄も人柄も申し分ない人物だと太鼓判を押すのです。
しかし、どうもその気になれません。
こんな場合は、
「部長のお心遣いは大変嬉しいのですが、今は仕事に打ち込みたいと思っています。
私は恋愛と仕事の両方を器用にこなす自信がありません。
せっかくめぐり合えた大切な仕事ですから、失いたくないんです」
のように言えばいいでしょう。

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※本書は角川学芸出版・平成21年2月25日発行【好感度がアップする マナー美人の聞き方・話し方】のiPhone/iPadアプリ版です。