みなさんの中には、こんな経験をされた方はいらっしゃいますか?
アウトレットモールやテーマパークの広い駐車場で、どこに車を停めたかわからなくなった…
目印も線も引かれていないようなところだと、もう途方に暮れてしまいますよね。
ようやく見つけたときには、どっと疲れが出てしまう…なんてことも。
そうなる前に「どこCar」を使ってみませんか?
AR(拡張現実)という技術を利用して、どこに停めたのかを教えてくれるアプリなのです。
車を停めて降りるときに「Map/SET」を押せば、駐車位置として記憶。
車を探すときには記憶された情報を元に、矢印や距離でしらせてくれます。
今回は便利なアプリ「どこCar」をご紹介いたしましょう。
接続してもしなくても使える「どこCar」
画像:著者撮影
「どこCar」は、イクリプスのカーナビでおなじみの富士通テンが提供しています。
ですので、同社のカーナビとケーブルで接続していれば
・ケーブルからスマホを外したときに、自動で現在地の登録画面を表示
・ケーブルから外したときに、現在地を登録するかを確認するメッセージが表示
と、自動的に現在地を駐車位置として表示をしてくれます。
もちろん、他社のカーナビを利用していても利用は可能です。
その際は接続せずにそのまま起動させて駐車位置を取得すれば大丈夫ですよ。
「Map/SET」をタップし、登録したい場所を地図に表示させたら「位置修正」をタップした後「完了」で登録されます。
さあ、車の場所を登録したら仕事にショッピングに遊びに向かいましょう。
「どこCar」で駐車した場所までもう迷わない
画像:著者撮影
さて、用事を済ませて車に戻ろうという時に「どこCar」が大活躍してくれます。
「どこCar」を起動させたら「AR案内」をタップしましょう。
画面下「駐車時間」ボタン上にあるマークでAR全画面またはAR+地図画面に切り替えることができますので、ご自分のわかりやすい方に切り替えてください。
駐車した位置をレーダーと矢印で表示しますので、それを頼りに進んでください。
周囲に目印がある場合は、降車時にあらかじめ写真モードで撮影しておくと便利ですよ。
ただ、守っていただきたいのは歩きながら方向を確認しないこと。
ある程度進んだら、一旦車の通行の妨げにならない場所で立ち止まって確認するようにしてください。
ドライバー、歩行者両者の安全のためにもお願いします。
他にもある「どこCar」の機能
画像:著者撮影
「どこCar」で駐車位置を登録してからどのくらい停めたかは「駐車時間」モードでわかります。
「設定」ボタンでパーキングメーターがいっぱいになるまでの時間を設定できます。
選択できる時間は5~60分の間です。
大体の目安としての表示ですので、駐車料金を時間オーバーで上げたくないときなどにご利用くださいね。
また、停めた位置を登録している場合にスマホの画面にウィジェットを表示させることができます。
ウィジェットを表示させておくことで、わざわざ起動させなくても駐車時間がわかりますので是非活用してみてください。
表示方法についてはスマホごとに異なりますのでスマホのマニュアルをご覧になってくださいね。
車を探す時間よ、さようなら
画像:著者撮影
駐車位置を表示してくれるアプリ「どこCar」いかがでしたでしょうか?
せっかく楽しかった時間のあとで車の駐車位置がわからずウロウロ…
もう、こんな無駄な時間と労力とはサヨナラしましょう。
駐車場所を教えてくれる「どこCar」ですが、完全にここ!というピンポイントで表示されるわけではありません。
しかし、自分の車が見える位置までは誘導してくれますので、それだけでも頼もしいアプリです。
また、GPS受信が難しい場所などは駐車位置の登録ができない場合がありますので写真モードで目印を撮影しておき、それをヒントに探していきましょう。
写真は最大4枚撮影できます。
今まで探すのに時間をかけてしまっていた方も、これで次に寄る場所があれば早く到着できますし、帰宅だって早くなってのんびりできるかもしれません。
是非、このアプリで楽しいドライブにしてくださいね。