AR寸法測定アプリ「Measure」が便利!正確に測るコツと使い方のポイント
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- もう定規やメジャーは要らない!?AR寸法測定アプリ「Measure」とは?
- Measureでは寸法測定に誤差があるって本当?正確に測るコツは?
- どんな時に使える?意外な「Measure」使用シーンも紹介
- モノを測るのが楽しく・便利になる未来的アプリ!
目次
家具や洋服のサイズを測りたいのにメジャーがない…位置が高すぎて測れない…。
長さや高さなど寸法が正確に測れず歯がゆさを感じた経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
通常の生活では長さを測る機会はめったにありません。
ただ、いざ測るとなると困るシーンは思いのほかあるものです。
さらに、メジャーで測れないものが多いのも事実です。
今回は、メジャー代わりに使えるアプリ「Measure」を紹介します。
すでに30万ダウンロードの至便アプリ、早速あなたのスマホに準備してみてください。
画像:著者撮影
もう定規やメジャーは要らない!?AR寸法測定アプリ「Measure」とは?
画像:著者撮影
「Measure」とは
長さや高さを測りたいときは、どうしますか?
定規やメジャーがあれば良いですが、特に大きな物を測りたいときは面倒なものです。
さらに、高い場所や巨大な物の測定は危険だったり、測定すること自体が無理だったりします。
また、1人で測れず、複数の人手や道具が必要な場合もあります。
いずれにしても、さっと測定するのは意外と難しいものです。
こんな時「Measure」というアプリを使えばなんでも測定できてしまいます。
「Measure」とは、最新の技術でiPhoneのカメラに写る物の寸法(長さ・高さ)を測れてしまうという驚きのアプリです。
たとえば、引っ越しの際、家具や家電をカメラで写すだけで、画面上に寸法が表示されます。
写す物は、カメラに収まればサイズはなんでも良いので、人でも、スカイツリーなどでも測れます。
AR(オーグメンテッドリアリティ)は「拡張現実」を意味します。
私たちの現実の生活で言えば、現実世界に、そのような仮想空間の中で仮想世界を拡大するという技術です。
SF映画の戦闘シーンなどで戦士が目の上に装着しているゴーグルのようなものを想像してみてください。
レンズやグラス越しに相手の姿を捉えると、データなどが表示されます。これをアプリで行っているのが「Measure」です。
操作は簡単?
操作方法は、画面をタップするだけというシンプルなもの。
時間がないという時でも一瞬で測定でき、メジャーを持ってきて測るよりも早いのがメリットです。
そのため、とりあえずスマホにインストールしている人が多いです。いざという時にさっと測れるので、とても助かるでしょう。
Measureでは寸法測定に誤差があるって本当?正確に測るコツは?
画像:著者撮影
正確ではない?
大人気アプリ「Measure」は、実は操作がしやすい反面、上手に使わないと不正確な値が表示されるというデメリットがあります。
理由は、屋内など光が少ない場所ではカメラの精度が落ちるからです。
さらに、画面と被写体との角度がうまく調整できないと、スマホのカメラの特性上、どうしても誤差が生じてしまいます。
一般的に、初心者の場合の誤差は数cm~1mほどです。
練習して使いこなせるようになれば、誤差5%以下のある程度正確な値で測ることができます。
そのため、30万人がダウンロードしており愛用者は多いです。
使用方法は簡単と述べましたが、実際にはコツをつかめば簡単、ということになります。
ここでは、どのようにして撮れば正確に測れるかを紹介します。
カメラはできるだけ垂直にまっすぐ構える
スマホは地面に対し垂直になるように構えましょう。
その際、被写体と平行になるように構えます。
理由は、スマホのカメラは、近くのものが拡大して写り、遠くのものは縮小気味に写るというレンズの性質があるからです。
少し離れた場所に立ち、近くのものが拡大されないようにするのも大切です。
肉眼ではまっすぐに見えても意外と難しいので、慣れるまで練習してみてください。
撮影する位置を変えて何度か試してみる
別の位置から撮影し、平均値をつかむ方法もあります。
カメラを構えるとき、どうしても癖が出てしまい、同じような値にしかならないことも多いので、できれば立ち位置を変えて複数のポジションから写しましょう。
真正面、右斜め、真後ろ、左斜め後ろなどと変えて写すのです。
値が異なっていれば平均値を出すことでだいたいの寸法をつかめるでしょう。
最終手段!実際に測って誤差を調べる
誤差が生じるのが怖い…、何度やり直しても不安…、正確なのかわからない…、という場合は、実際に定規やメジャーという道具を使用して測ってしまうという最終手段もあります。
さらに、最初から誤差を含めて測るのも1つの方法です。
もちろん、誤差が生じなくなるのが一番ですが、もし誤差が出ても、平均値にしたり誤差を足した(引いた)長さにすれば良いのです。
また、あまりに誤差が大きく、平均値と言っても僅差ではなくまばらな値の平均になる場合、誤差が±5%以内になるまでは、とにかくカメラの構え方など測定の練習をしましょう。
どんな時に使える?意外な「Measure」使用シーンも紹介
画像:著者撮影
どんな時に「Measure」を使うと便利なのかを紹介します。意外と知る人ぞ知るという使い方や、通常思いつかないようなアイデアなどがあるでしょう。
引越し、家具配置のときに超便利!
メジャーで測ることが一番多いシーンと言えば、引越しでしょう。
大きな家具や家電もカメラで写すだけでサイズが分かるので、引越しの準備が楽になります。
また、家にある家具や家電のサイズを測り、サイズオーバーしがちなエレベータや階段、玄関に持ち込めるか考えましょう。
動かしてみないと運べるかわからない、運んでみたら角でひっかかった、などのトラブルも予防できます。
測るのが面倒だった人も、こちらのアプリなら簡単です。
文化祭やステージの飾り付けに
学校の文化祭やステージイベントで飾りつけをする際に、高い場所には手が届かず、グラウンド用の大きなメジャーはしまうとき大変で測るのが面倒…。
その場合も、「Measure」で写せばあっという間にサイズが測れ、忙しい中でも作業がサクサク進むでしょう。
少しくらい誤差があっても良い、大体の長さを1人でさっと測れれば良い…、そういった、人手が足りない忙しい時こそ、このアプリの出番です。
手が届かない高い場所の測定に最高
特に、このアプリが本領を発揮するのは、「高い場所の測定」の際です。
LEDライトを付けたり、天井の一部の長さを測りたい…、2人以上、三脚を同時に2つ以上使用して測らなければいけない…。
高い位置のモノの測定には三脚や人の手など複数必要…、スカイツリーや木の高さ、飛行機の羽の長さなど、通常のメジャーでも図ることができないほどの高い場所のモノを測りたい…。
そのような時ほど、「Measure」がおすすめです。
身長を当てるなんて裏技も?
面白い使い方、裏技的な使い方を知っておくのも後で役に立つので紹介します。
成長期の子どもの現在の身長を知りたい、ゲームで「身長当てクイズ」をしたい、あの人の気になる身長は?…その際も「Measure」が使えます。
ただし、あくまでゲームやお遊び感覚。
正確な測定の場合や人の嫌がる場面での使い方はやめましょう。
モノを測るのが楽しく・便利になる未来的アプリ!
「Measure」はSFやバーチャルゲームのように画面に寸法が表示される便利な未来型アプリですが、屋内などではどうしても実寸との誤差が出てしまうので、アプリの精度はまだ発展途上と言えます。
そのため、1mmの狂いもないように正確に測らなければならない場面ではこのアプリは使えません。
ただ、通常、多少の誤差は問題ない場面が多いです。
練習することで誤差も5%以内になり、誤差の平均を取って計算するなどすれば信頼できるでしょう。
実際、このアプリはとても実用的で、30万回ダウンロードされているのは使いやすい証拠。
口コミでも便利だと評価が高いアプリです。
また、今後もアップデートされて精度も高くなる見込みです。
ハイテクさだけでもかなりの話題性があり、話のネタやジョークアプリとしても面白いです。
ぜひ入れてみてはいかがでしょうか。