ChromeでFlashを有効化する2つの設定方法とできない場合の対策

ChromeでFlashを有効化する2つの設定方法とできない場合の対策

ドットアップス編集部
最終更新日 2019/6/3 18:25
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2024/5/30 05:00

    目次

  1. ChromeではデフォルトでFlashが無効化されている
  2. Flashを有効化する2つの方法
  3. 追加したサイトの管理方法
  4. 有効化する際の注意点
  5. 正常に再生されない場合の対処法
  6. Flashは慎重に有効化しよう

Flash形式の動画が埋め込まれているサイトにたどり着いたとき、その動画を視聴したいのに再生できずに困ったという経験はないでしょうか。

2019年5月現在、Flashを利用したサイトはかなり少なくなりましたが、目にする機会がまったくなくなったわけではないでしょう。

そこでここでは、ChromeでFlashコンテンツが利用できるよう、有効化するときの設定方法について紹介していきます。

動画が見られずに困っている人はもちろん、Flashがどんなものなのかよくわからないという人も、ぜひ参考にしてみてください。

ChromeではデフォルトでFlashが無効化されている

「Flash」とは、動画やゲームなど動きのあるWebコンテンツを製作するためのソフトウェアの名称で、以前からセキュリティ面に問題を起こす、「脆弱性(ぜいじゃくせい)」があることが指摘されています。

この脆弱性が悪用されると、利用者の個人情報が流出したり、PCがウィルスに感染したりするリスクが高まるため、ほとんどのブラウザでFlashの利用は推奨されていません。

Chromeでも、Flashコンテンツがデフォルトで無効化されており、利用するためには、ユーザー自身の判断で再生機能の使用を許可する必要があります。

2020年末にFlashのサポートが終了

かつてはさまざまなサイトに取り入れられていたFlashですが、上記の問題点やHTML5プレーヤーの登場の影響を受け、利用者が大幅に減少しました。そのためFlashを開発・提供しているAdobe(アドビ)社は、2020年にサービスの提供を終了することを発表しています。

これに伴いChromeでは、2019年7月にリリース予定の「Chrome 76」で、Flashを利用しようとするユーザーにバナー警告を表示する機能を追加し、2020年12月をもってFlashのサポートを終了することを公表しました。

Flashを有効化する2つの方法

ChromeでFlashコンテンツを利用するときには、サイトごとに手動で、Flashの無効化を有効化へと切り替えなければいけません。設定には2つの方法があるので、Flashを利用したい場合は利用頻度などを考慮しながら、自分に合った方法で実行してみましょう。

1.特定ページのFlashムービーをすぐに再生する方法

Flashムービーを再生したいときには、まずサイトURLの左端に表示されている、「i」アイコンまたは鍵アイコンをクリックします。

URLの下にプルダウンメニューが表示されるので、Flashの設定メニューの中から「許可」を選択してクリックしましょう。

設定を変更すると、URLの下に「再読み込み」というアイコンが表示されます。このアイコンをクリックしたあと、動画が問題なく再生できれば有効化は成功です。

サイトによっては、URLの左端にある「i」アイコンまたは鍵アイコンをクリックしても、プルダウンメニューにFlashの項目が表示されない場合があります。そんなときは、メニューの1番下にある「サイトの設定」をクリックしましょう。

サイト設定画面に移動するので、「Flash」の設定を「許可」に変更してください。最後にサイト画面へ戻り、URLの下に表示されている「再読み込み」をクリックすればOKです。

2.Flashの有効化を毎回確認して設定する方法

すべてのFlashコンテンツが無効化されている状態の場合は、Flashムービーが埋め込まれているサイトごとに、上記の作業をする必要がありますが、Chromeの設定を変更すれば、許可の確認だけで動画が再生できるようになります。

設定を変更したいときは、はじめにウィンドウの右上にあるChromeの設定アイコンをクリックしましょう。

プルダウンメニューが表示されたら、「設定」をクリックして設定画面を開きます。

次に設定画面を下にスクロールしていき、最下部にある「詳細設定」をクリックしてください。

続いて「プライバシーとセキュリティ」という項目の中から、「サイトの設定」を選択しましょう。

「Flash」の下に「最初に確認する」と表示されているときは、すでに許可の確認だけで動画が再生できるようになっているため、変更の必要はありません。「サイトでのFlashの実行をブロックする」となっている場合は、クリックで選択してください。

Flashの設定画面に移動したら、表示されているボタンアイコンをクリックしましょう。「サイトでのFlashの実行をブロックする」から「最初に確認する(推奨)」に切り替えれば設定は完了です。

設定画面を転々とするのが面倒な場合は、Chromeのアドレスバーに「chrome://settings/content/flash」と入力するだけでもFlashの設定画面が開けます。

設定が完了したらサイトに戻り、Flashムービーをクリックしてみましょう。ウィンドウの左上に確認画面が表示されるので、「許可」をクリックして問題なく動画が再生されるか確認してみてください。

追加したサイトの管理方法

ChromeのFlash設定画面には、許可・ブロックしたサイトのURLが自動で追加され、一覧で管理ができます。追加したサイトの許可・ブロックを取り消したい場合は、URLの横に表示されている、ゴミ箱アイコンをクリックしましょう。

ゴミ箱アイコンの横にある矢印をクリックすると、そのサイトの設定画面に移動できます。そのサイトの「権限」を細かく設定変更できるので、Flash以外にも許可・ブロックしたい項目があるときはここを開いてください。

以前はFlash設定画面に「追加」アイコンがありました。URLを入力するだけでサイトの追加が可能でしたが、現在では直接サイト画面を開き、手動で許可・ブロックしたサイトのみが追加される仕様になっています。

Flashを有効化した際は、1度Flashの設定画面を開き、指定したサイトが正しく追加されているかチェックしておきましょう。

有効化する際の注意点

前述した通り、Flashにはセキュリティ上の欠陥である脆弱性があり、安全が保障されているソフトウェアではありません。利用する際にもいろいろと制限が設けられているので、有効化するときにはFlashの問題点を頭に置いた上で、慎重に実行するようにしましょう。

1.Chromeを再起動するたびにFlash設定がリセットされる

サイトごとにFlashの有効化を完了させても、その有効化がChromeに保存されるわけではありません。パソコンを閉じるたびに設定はリセットされるので、Chromeを起動するときには、毎回Flashの設定をはじめからやり直す必要があります。

これまでは「chrome://flags」にアクセスして、有効化を継続できるよう設定変更する方法もありましたが、現在ではその許可設定も廃止されています。Flashを利用するときには、必ず有効化する作業が必要なことを覚えておきましょう。

専門的な知識がある場合は、Windowsのレジストリを書き換えるという対処法もあります。「レジストリエディター」を開いたあと、決められたキーを新規に作成していき、有効化したいサイトのURLを書き込み設定しますが、レジストリの取り扱いに不慣れな人が実行するのは避けたほうが良いでしょう。

操作方法を誤ると、PCが起動しなくなる恐れもあるので、特別不便を感じないのであれば、その都度サイトごとにFlashを有効化するようにしてください。

2.信頼できるサイトのみFlashを有効化する

Flashコンテンツを使っているサイトがあったからといって、Flashをむやみやたらと有効化するのは控えるようにしましょう。そのサイトが、脆弱性を悪用したコンテンツを埋め込んでいた場合、開くことによってユーザーのPCになんらかの危害を加える可能性があります。

サービスの終了が発表されているソフトウェアとはいえ、どうしても動画を閲覧しなければいけなかったり、懐かしのFlashゲームで遊びたくなったりする人もいることでしょう。

利用するときには、そのサイトの内容やサイト管理者の情報をしっかりとチェックするなどして、信頼できると判断したサイトのみ有効化するようにしてください。

3.Flash Playerは常に最新バージョンにアップデートする

Chromeには、Flashコンテンツの利用に欠かせない「Flash Player」が、はじめから標準機能として組み込まれています。そのため、ユーザー自身がFlash Playerをインストールする必要はなく、通常Adobe社によって最新バージョンがリリースされれば、Chrome内のFlash Playerも自動でアップデートされる仕組みになっています。

とはいえ、放っておいても常に正常にアップデートが反映されているとは限らないでしょう。ときにはアップデートがエラーになることもあるかもしれないので、Flashを有効化するときには、念の為手動でのアップデートをしておくと安心です。

常に最新バージョンにしておくことを心掛ければ、危険な脆弱性が発見され、急遽Adobe社のアップデートが実行されたときにも、いち早く対応することができるでしょう。

正常に再生されない場合の対処法

Flashを無効から有効へと切り替えれば、動画はすぐに再生できるようになるはずですが、それでも動画が見られないという場合は、いくつかチェックしておかなければいけないことがあるでしょう。

1.Flashのアップデートを確認して更新する

有効化しているにも関わらず、動画が再生できないときは、なんらかの理由でFlashのアップデートが実行されていない可能性があります。Chromeの「コンポーネント」にアクセスして、状態を確認してみましょう。

まずはChromeのアドレスバーに「chrome://components」と入力します。

Chromeのコンポーネントが一覧で表示されるので、その中から「Adobe Flash Player」を探しましょう。見つかったら「アップデートを確認」をクリックしてみてください。

「ステータス」が「コンポーネント未更新」と表示されれば、そのFlashはすでに最新バージョンであることを表しています。

「更新完了」と表示された場合は、アップデートが実行されたということなので、サイトに戻り動画が再生できるようになったか確認してみましょう。

2.Chromeが最新版に更新されているか確認する

Flashが最新バージョンになっているのに、やはり動画が再生できないという場合は、Chromeのアップデート状況を確認してみましょう。

ウィンドウ右上の設定アイコンをクリックしたら、「ヘルプ」メニューを開いて「Google Chromeについて」を選択してください。

画面に「Google Chromeは最新版です」と表示されていれば、アップデートは問題なく実行されています。「Google Chromeを更新」と表示されたときは、このアイコンをクリックし、そのあとに表示される「再起動」をクリックしましょう。

3.Flash Playerを再インストールする

Flashと Chromeを、共に最新バージョンにアップデートしても状況が変わらないときは、Flash Playerを再インストールしてみましょう。

はじめに、 Chromeのアドレスバーに「adobe.com/go/chrome」と入力してアクセスします。

次にウィンドウの左側に表示されている「手順1」から、PCのOS(オペレーティングシステム)を選択しクリックしましょう。

続いて「手順2」に移り、名前の最後の部分が「PPAPI」となっているバージョンを選びます。

ウィンドウ右側の「いますぐダウンロード」が利用できるようになるはずなので、クリックしてインストールを開始してください。

Flashは慎重に有効化しよう

PCでFlashコンテンツを利用するときの、設定方法について紹介しました。操作自体は簡単なので、必要なときは有効化して利用してみてください。

Flashを動作させるときには、なぜこれほどさまざまな設定が必要なのかを、正しく把握した上で慎重に判断しながら使っていくようにしましょう。

記事画像:著者撮影

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