「お薬ノート -薬歴・服薬管理-」
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お医者さんから薬をもらっても、うっかり飲み忘れた、薬局で「今どんなお薬を飲んでいますか」とたずねられて、答えられなかったといった経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。
一種類だけなら何とかなりますが、5~6種の薬を飲んでいると、飲むタイミングや分量など、混乱することもあります。アプリ「お薬ノート」は薬を通して、健康・体調管理を進めるためのアプリです。
「お薬ノート」の基本機能
使いこなすと便利でありながら、使っていないアプリが良くあると思います。原因は色々考えられますが、データの入力が面倒なこともその一因として想定されます。
「お薬ノート」は、薬の情報が既に蓄積されており、ドロップダウンリストから選択することもできますが、薬の写真をとって、アップすることで登録することができます。薬の場合、同じ薬でも飲む量が異なっていたりすることもあるので、大変便利です。さらに、いままで登録できなかった、頓服薬の登録もできるようになるなど、対応の幅が広がっています。
細かな服用タイミングの設定が可能
薬のデータの入力が終われば、アプリの使用が始まりますが、なんといっても、薬の服用を忘れずに管理することが最大の課題になります。カレンダーから服用のタイミング、履歴が管理できます。
服用のタイミングは朝、昼、晩、就寝時、食前・食後・食間にアラートを出すことができます。アラートはアプリを起動していなくても利用可能です。服用チェックの通知をその場でタッチすれば、服用チェックページに進み、服用の確認ができるので、あとで、「あれ飲んだっけ?」といったことが防止できます。どの薬だっけと迷った時には、写真で確認することが可能です。
薬の管理も自在です
入力した薬は、病院名や担当科別に管理することができます。薬の種類が多くなると、どこの病院、担当科でもらった薬なのかがわからなくなることもあります。再度、薬を処方してもらうためにも、薬の分類、整理が大切です。「お薬ノート」では、カテゴリーも独自に決めることができるので、旅行用とか、運動用などのカテゴリーでの整理も可能です。
自分用だけでなく、家族の薬も管理することができます。小さいお子様をお持ちのお母さんなどは、自分の薬に加えて、子供の薬の管理も同じアプリで実行できるので、なにかと便利です。薬は全員分を表示することが可能です。
「うっかり」を防止します
薬はどこにしまっていますか。薬箱の中になんとなく入っている。机の中にとりあえず入れている。貰ってきた時に入っていた袋の中にそのままなど、薬の保管は様々です。いつの間にか薬の在庫が切れてしまうことはありませんか。「お薬ノート」は、期限切れアラート機能によって、薬の在庫管理を行います。ちょっとしたメモ機能もついています。
あらたに、バックアップ機能で2GBまでのデータを無料でバックアップすることが可能になりました。バックアップしたデータの復元は月1回までですが、安心の機能です。なお、バックアップ機能は、「カラダノート」への登録が条件となっています。
薬は継続が大切
継続服用は健康管理・改善への大切な一歩です。災害時やもしもの時も、「お薬ノート」が役にたちます。東北大震災の時も「お薬手帳」が大変役に立ったといわれています。
「お薬ノート」は、同じ開発元の「通院ノート」と連動し、総合的な健康・体調管理を進めます。「通院ノート」では、通院日程の管理、通院時の医療履歴や医療に関わる費用管理を行い、医療費控除の確定申告を行うためのデータの収集を行います。集まったデータはCSV方式でアウトプットできますので、国税庁の確定申告ソフトに流用することができます。毎年苦労して、計算をしていた人にとっては、大変便利な機能です。