電池の消耗を抑えて再生する方法は?オフライン再生が可能な音楽アプリ4選
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音楽配信サービスや楽曲のダウンロード販売が主流となった現在、スマホで音楽を聴くという方も多いのではないでしょうか。
通勤通学中やお出かけの際の移動時間、集中したいときやリラックスしたいときに1人で聞くのはもちろん、みんなで楽しくドライブのとき、車とスマホをつないでノリノリの音楽を流してみたり。
でも、そこで気になるのがスマホの電池の消耗です。
スマホで音楽を流していたら、どんどん残りの電池残量が無くなって困った……そんな経験があってお困りの方に、今回は電池の消耗を抑えることができるポイントを紹介。さらに、オフライン再生に対応したおすすめ音楽アプリを4つ紹介します。
写真:著者撮影
音楽アプリ再生中にスマホの電池の消費を抑える方法
スマホで困ることで上位に上がるのは、なんといっても電池の減りが早いということでしょう。
音楽アプリを使っているとすぐに電池がなくなってしまうから楽しめない……と諦めてしまうその前に、押さえておきたい電池の消費を抑えるポイントは下記の6つです。
Wi-Fi、Bluetooth、GPSをオフにする
スマホで通信するためのWi-FiやBluetooth、位置情報アプリで使うGPS機能。いつもONになっていませんか?
実はこれらの通信機能やGPSは、常に電波を送受信しているために電池の消耗が激しくなってしまいます。
使わないときはこれらの機能をOFFにすると、それだけで電池の消耗がかなり抑えられます。
これらの機能は設定で個別にON-OFFする他、フライトモードにすれば全ての通信機能がOFFになるので、一度に切り替えたいときはおすすめです。(ただし、フライトモードでは通話もできなくなってしまいます)
集中のために音楽を流すときには、不要な通知やメールなどにも惑わされなくて一石二鳥かもしれません。
裏で動いている不要アプリの削除
スマホは今使っていないと思っているアプリも、終了させない限り裏でずっと起動したまま待機しています。
これも無駄にスマホを働かせていることになり、電池の消耗やスマホの動作が遅くなる原因となってしまいます。
使わないアプリはそのつど終了させるようにすると、電池を長持ちさせるだけでなく、スマホの動作も速くなります。
また、起動させていないと思っているアプリでも、通知のために裏で動いているアプリがあります。
こちらも同様に電池を無駄に消耗させてしまうので、不要なアプリは思い切って削除することもおすすめです。
画面の明るさを抑える
スマホの画面の明るさを抑えることでも、電池を長持ちさせることができます。
画面を明るくするとその分多くの電気をバックライトで消耗するため、適度な明るさに設定することがポイントです。
単純に画面の明るさを下げるだけでなく、スリープするまでの時間やバックライトの点灯時間を短くすることで、無駄な電池の消耗を抑えることができます。
メールのプッシュ通知を一時的にOFFにする
メールアプリは、メールが届いたときにプッシュ通知をしてくれるのですぐ気がつくことができてとても便利です。
しかしこのメールアプリ、いつメールが届いてもいいようにずっと裏で動いて待機をしています。
上で説明したように、裏で動いているアプリは電池を消耗してしまいます。
メールは頻繁に使うからいちいち終了させるのが面倒……という場合でも、一時的にプッシュ通知をOFFにするだけで、メールアプリの仕事が減るので消耗が抑えられます。
すぐにチェックしなければならないメールが来る場合があるとき以外は、プッシュ通知をOFFにすると電池を長持ちさせることができます。
バックグラウンド再生にする
音楽アプリの再生画面を表示させていると、さまざまな情報や画像が描画されます。
特に、きれいなアニメーションを表示するアプリは見た目はとても楽しいのですが、その分スマホの処理の負担となってしまいます。
音楽を聴くときは、ホーム画面に切り替えるなどをしてバックグラウンドで再生するようにすると、スマホの負担が軽減されます。
オフライン再生にする
音楽アプリにはインターネットに接続しながら再生するストリーミング再生と、いったんスマホに保存した音楽を再生するダウンロード再生があります。
ストリーミング再生はスマホのデータ領域を圧迫しないことがメリットです。スマホの容量が音楽データでいっぱいになってしまうということがありません。
しかし、常にデータを通信しながら再生するストリーミング再生は電池の消耗が激しくなってしまいます。
オフライン再生なら音楽を聴くためにデータ通信をする必要がないので、電池の消耗が抑えられます。
音楽アプリをオフライン再生で聴くメリット
電池の消耗を抑える以外に、音楽アプリをオフライン再生で聴くメリットは3つあります。
通信量を節約できる
音楽データは動画データと比較すれば容量が小さいのですが、それでもかなり大きなデータです。
そのため、データ使い放題プランではない従量課金制のプランの場合、ストリーミング再生で音楽をずっと流していると通信量がとても多くなる場合があります。
あらかじめ聴きたい音楽をスマホにダウンロードしておき、オフラインで聴くようにするとそのような心配はありません。
家やフリーのWi-Fiスポットに接続してダウンロードすれば、さらに通信量が節約できます。
速度制限に引っかからない
多くのスマホが3日間で一定の通信量を使うと、1ヶ月のパケット使用料上限とは別に速度制限に引っかかります。
この通信制限に引っかかってしまうと、全ての通信が遅くなってしまうので、何をするにも不便になってしまいます。
あらかじめ通信料に余裕のあるときや、上で説明したようなWi-Fiの環境であらかじめ音楽をダウンロードすることで、音楽のダウンロードによる通信制限を回避することができます。
電波の悪いところでもストレスフリーで音楽が聴ける
例えば電波が通じにくい山や海などのアウトドアや高速道路でのドライブ中、音楽を流したくてもインターネットに繋がらなかったりとても遅くて困ったことはありませんか?
あらかじめ聴きたい音楽をスマホにダウンロードするオフライン再生なら、電波が通じない場所でも音楽を聴くことができます。
もちろん、電波の送受信を禁止されている飛行機の中でもフライトモードで音楽を聴くことができます。
オフライン再生できるおすすめ音楽アプリ
おすすめのオフライン再生ができる音楽アプリを4つ紹介します。
それぞれサービスの内容や配信曲のジャンルに特徴があるので、自分に合った音楽アプリを選んでみて下さい。
Spotify
写真:著者撮影
Spotifyは4000万曲以上もの楽曲を提供する世界最大手のデジタル音楽配信サービスです。
海外が主流のサービスのため、洋楽に強いのですが、最近は邦楽にもかなり力が入っています。
月額980円のPremiumプラン(学割は480円)でオフライン再生や高音質再生が可能です。
曲自体は無料のFreeプランでも同じものが聴けるので、まずはFreeプランで聴きたいアーティストの曲があるかをチェックしてはいかがでしょうか。
Amazon Prime Music
写真:著者撮影
Amazon Prime Musicは、Amazon Prime会員なら誰でも無料で利用できる音楽配信サービスです。
月額780円(年額7,800円 非Prime会員は月額980円)のAmazon Prime Music Unlimitedにアップグレードすることで、オフライン再生が可能になり、配信曲数も4000万曲以上に大幅アップします(無料プランでは100万曲以上)。
無料プラン以外はAmazon Echoシリーズにも対応しているので、Amazon Prime会員の場合やAmazon Echoシリーズを持っている場合は、さらに音楽の幅が広がります。
Google Play Music
写真:著者撮影
Googleが提供しているGoogle Play Musicは、月額980円で4000万曲以上の音楽が聴き放題になるサービスです。
洋楽から邦楽まで幅広くカバーしているのが特徴で、上で紹介したSpotifyやAmazon Prime musicよりも邦楽に強いです。
また、手持ちの音楽データをクラウド上に50000曲までアップロードして、いつでもオフライン再生やストリーミング再生ができることがGoogle Play Musicの大きな特徴です。
オフライン再生で聴きたいけれど、ずっとスマホにデータを入れておくのは容量を圧迫して困る……というときも、必要最小限のデータだけ保存しておいて、出先のWi-Fiでお気に入りの曲に入れ替える、ということも可能です。
LINE MUSIC
写真:著者撮影
4つの中でも邦楽に力を入れている音楽サービスがLINE MUSICです。
邦楽の多くのアーティストを押さえているのはもちろん、限定版の楽曲などもしっかり配信してくれているのが嬉しいポイントです。
邦楽をメインで楽しみたい方にはこちらのLINE MUSICがおすすめです。
LINE MUSICでは、月額980円のプレミアムプランでオフライン再生を楽しむことができます。
また、LINEで友達と音楽をシェアしたり、LINEの着うたやBGMにしたりと、LINEならではの楽しみ方もできます。
いつもそばに音楽のある生活を!
いかがでしたか?今回は、音楽アプリで電池を節約するポイントと、オフライン再生アプリの魅力について紹介しました。
様々なシーンに音楽を取り入れて、今よりもさらに彩りのある生活を送ってみませんか?