Spotify無料プランのメリットとは?できること・できないことは?
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全世界に1億7000万人以上のユーザーを抱える、定額制音楽配信サービス「Spotify」は、4000万曲以上の配信中の楽曲を、無料のプランでもフルで楽しむことができます。
この記事ではそんな「Spotify」の無料プランのメリットや、無料プランでできること・できないことを紹介します。
画像:著者撮影
Spotifyとはどんなアプリ?
「Spotify」とは、2016年11月9日に日本で正式サービスを開始した、スウェーデン発の定額制音楽配信サービスです。
全世界に1億7000万人以上のユーザーを抱える「Spotify」は、PC、タブレット、スマートフォン、ゲーム機などで、4000万曲以上の配信中の楽曲を有料、無料、問わずに無期限で楽しむことができます。
また、「Spotify」のアプリは、ただ音楽を聴くだけのアプリとは違い、再生中の曲の歌詞を表示させたり、プレイリストの作成や編集、共有をしたり、それをSNS上でシェアしたりなど、音楽を楽しむための機能がいくつもあります。
Spotifyの料金プラン四種
「Spotify」の料金プランには大きく分けて、無料の「Spotify Free」プランと月額980円の「Spotify Premium」プランの2つがありますが、それ以外にもお得な「ファミリープラン」と「学割プラン」があります。ここではそれぞれのプランについて説明します。
画像:著者撮影
Spotify Free
無料のプランです。いくつかの機能の制限や、曲の間に広告が入ることがあるものの、配信中の全楽曲を無期限で楽しむことができます。「Spotify Premium」に入る前に、配信中の曲や、アプリの使い勝手などを試したり、SNSで知り合いが上げたプレイリストの確認をするなど、無料のため、気軽に使えます。
Spotify Premium
月額980円の有料のプランです。楽曲をオフラインで再生できるダウンロード機能や、高音質での再生に対応するなど、「Spotify Free」では制限されていた機能が使えます。「Spotify Free」で入る広告も、「Spotify Premium」では入りません。「Spotify Free」で聴ける音質に不満があったり、使いたい機能が「Spotify Premium」にある方は、このプランに入ることも考えてみてください。
ファミリープラン
同じ住所に住んでいる家族、最大6人まで月額1480円で「Spotify Premium」に入ることができる、お得な有料のプランです。家族で2人以上「Spotify Premium」を利用している、または利用する予定なら、このファミリープランがお得です。
学割プラン
学生向けの月額480円の有料プランです。機能自体は「Spotify Premium」と違いはありませんが、登録をするために、在籍している学校などの情報を「Spotify」に提出しなければいけません。
Spotifyの無料プランのメリットはココ!
「Spotify」は無料のプランであっても、音楽を楽しむための主要な機能は制限されることなく使えます。ここでは、そんな無料のプランでできることを紹介します。
画像:著者撮影
4000万曲以上の楽曲をフルで聴ける
「Spotify」は無料の「Spotify Free」プランでも、配信されている4000万曲以上の楽曲を、途中で中断されることなく、フルで聴くことができます。スウェーデン発の「Spotify」ですが、米津玄師やMr.Childrenなど、日本のアーティストの曲も数多く配信されています。
無料で歌詞もチェックできる
「Spotify」では、無料のプランでも全ての曲の歌詞を表示できます。また、カラオケのように、再生中の曲に合わせて歌詞がスクロールする機能もあるため、家でカラオケのように使うこともできます。(2018年7月12日現在、歌詞との同期に対応していない曲もあります)
画像:著者撮影
プレイリストの作成、編集ができる
自分が聴きたい曲だけを集めた、自分だけのオリジナルのプレイリストや、他の人にオススメしたいアーティストの曲を集めたプレイリストなど、無料のプランでも自由にプレイリストの作成、編集ができます。
また、作成したプレイリストはSNS上でシェアできます。友人とプレイリストを共有しながら好きな音楽の話をしたり、同じ音楽の趣味の人をSNS上で探したりと、音楽を介したコミュニケーションをとるのに使えるでしょう。
Spotify Radioでおまかせ選曲を楽しめる
「Spotify Radio」も、無料のプランで楽しめます。これは指定のアーティストや曲から、そのアーティストや曲に関係していたり、それらが好きな人が好きそうな別の曲を、自動で選曲して流し続けてくれる機能です。作業用BGMとして利用したり、知らないアーティストや曲を発掘するのに便利です。
ずっと無料で利用できる
有料のプレミアムプランと比べて、無料のプランは広告が入ったり機能に制限はあるものの、無期限に音楽を楽しめます。普段は無料のプランで音楽を楽しみ、気が向いたときだけ有料のプランに入るというような使い方も可能です。
無料プランでできないことは?
「Spotify」は無料プランでも音楽を楽しめますが、有料のプランでなければ制限されて使えない機能も多くあります。ここではそんな、無料のプランではできないことを紹介します。
画像:著者撮影
好きな曲を選択して再生すること
スマートフォンの「Spotify」無料プランでは、シャッフル再生にのみ対応しており、個別に好きな曲を再生することができません。アルバムなどは、アーティストによっては曲順にもこだわっていることがありますが、無料のプランでは、その曲順通りに再生することができないため、それが気になる方は、有料のプランに入ることも考えてみてください。なお、PCとタブレット向けのアプリの場合は、無料のプランでも1ヶ月に15時間分だけ、音楽カタログから好きな曲を選んで再生できます。
音楽を高音質で再生すること
「Spotify」では最大320kbit/秒の音質での再生に対応していますが、無料のプランでは 160kbit/秒までの音質でしか再生できません。ただ、スピーカーなどの再生機器にこだわらず、スマートフォンで音楽を聴くだけなら160kbit/秒でも十分な音質です。
画像:著者撮影
オフラインでの再生
「Spotify」には、事前に音楽をダウンロードしておいて、オフラインで再生する機能がありますが、無料のプランではその機能は使えません。回線状況の悪いところや、パケット制限中に「Spotify」を利用したい場合には、有料のプランに入って、事前に音楽をダウンロードしておくのがよいでしょう。
曲のスキップ
「Spotify」の無料プランでは、プレイリストやアルバムなどの再生中に、次の曲にスキップできる回数が、1時間に6回までと決められています。アルバムやプレイリストの再生中に、あまり好きではない曲を連続でスキップできないため、すこし不便に感じることがあるかもしれません。
広告の削除
「Spotify」が、無料のプランでも全ての曲が聴けるのは、曲と曲の間に入る音声広告で広告収入を得ているためです。そのため、無料のプランでは広告を削除できません。なお、有料のプランでは、この音声広告が入ることはありません。
無料プランでも十分音楽は楽しめる!
ここまで無料のプランでできること、できないことを書きましたが、いかがでしょうか?「Spotify」の無料プランでは広告が入ったり、機能に制限はありますが、それでも十分に音楽を楽しめます。また、無料プランを利用して、配信中の曲や歌詞を確認したり、無料プランで機能や使い勝手を確認してから、有料プランに移行してみたりなど、無料プランをお試し期間として使うこともできます。「Spotify」を利用するにあたって、この記事をぜひ参考にしてみてください。
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